道なりに歩いていこうか

週間アニメの感想や萌え語りを、筆のおもむくままつらつらと。週に1回でも更新できれば御の字かなぁ、なんて……。

ぼくらの 第14話「迷い」&クレイモア 第15話「魔女の顎門I」

2007年07月11日 | Weblog
●ぼくらの
田中一尉、最初に登場した時は、ここまで物語のキーになるキャラだとは、夢にも思いませんでした。
っていうか、まさかウシロとカナちゃんの生みの親だったとは…!
なるほど、子ども達への接し方が彼女1人だけ、度を越えて親身だったのには、ちゃんと理由があったんですね。
いや~、参りました。
もうひとつ驚いたのが、いつも飄々としているカンジの母親が、ジアース研究の最前線機関である認知研の吉川教授だったこと。
普段子ども達はみな名前やあだ名で呼び合っていて、彼らの名字を知る機会というのは、あまりなかったりするわけですが、今回のようなサプライズが用意されていると、実はそれ――名字がはっきりしない――さえも、作品が仕込んだ“ワナ”なのではないかと疑心暗鬼に駆られてしまいます…。
それにしても、子ども達の生死を賭けた戦いそのものだけでも荷が重いのに、そこにさらに政治家やら財界やらマスコミやらの思惑が絡んでくる状況は、まさに“鬱”のひと言。
事実上、国家を相手取って孤軍奮闘する田中一尉に、わずかな救いを求めつつも、一方で、彼女自身が抱えるよんどころない事情が、さらなる混乱と不幸を招く危険性を否定できないのが、何とも辛いところです……(ため息)。

●クレイモア
オフィーリアとの一件で離ればなれになったラキを、変装してまで懸命に探すクレアの健気さに涙した前半から一転、後半はいつものスプラッタ節が炸裂しまくりだった今回。
とりあえず、クレイモアであることを隠すため、声帯を“調節”して男性を装うウラワザは、ほんのちょびっとだけ、シムーンのグラギエフ(or 男A)を彷佛とさせて、個人的に大変グッジョブ!でしたv
いや~、桑島さんも半年間、宝塚ばりの男役を演じ切った甲斐がありましたね~vv(←そんなことを考えるのはオマヘだけ)
にしても、よくもまあ、こう次々と新手の強敵が出てくるもので…。
何だか今度の相手は、腕っぷしばかりではなく、オツムの方もずいぶんと出来がいいらしく、クレアが苦戦するのは必至。
加えて、組織からクレア追討の任を負ったクレイモア(「切り裂く者たち」の時にちょろっと顔出しした彼女ですよね、たぶん…)も派遣され、まさに四面楚歌とはこのことです。
端から見ていると、組織に対して、そんなどうでもいいというか、よけいなことのために、貴重なひとケタナンバーを浪費するなよ!とツッコミのひとつも入れたくなりますが、それ以上に、彼らが抱えている“闇”の内情が気がかりで仕方がない私。
とにもかくにも、無駄に声が豪華な上の連中が、いったい何を企んでいるのか明らかになるところまで、キッチリ&しっかりたどり着いて欲しいと、今は願わずにはいられません……。


最新の画像もっと見る