Speak Easy

ひっそりと熊の雑記帳2

誰がなんと言おうと、俺は愛する。

2013-08-25 13:39:41 | Weblog
カメラを手に入れた。

またか…という声も聞こえてきそうだが、
俺にとってはまた…ではなく、一つのものを引き続き使うことと判断している。

始まりはP5000というニコンのカメラからだ。

コンパクトカメラとしては図体が大きく、スイッチ類が多い。
現代のスマートなコンパクトカメラに慣れている人から見れば、ひどく使いにくそうなカメラだろう。

しかし、その図体の大きさは良好なホールド感を生み出す。
同時にレンズの設計に無理がないのだろう。写りも素晴らしかった。
多くのスイッチは、操作の容易さを生み出してくれる。
このボタンを押してメニューを出して、それをスクロールして云々…まっぴらだ。

このP5000は、そのまま進化し、5100、7000、7100、7700と歴史を重ねていくのだが…

5000と7000を愛用していたものの、さすがに現代のカメラには見劣りするようになってしまった。

そして、7700を購入したというわけである。

ボディは一段とでかくなり、スイッチ類は更に増え、使い勝手はさらに良くなってくれた。

さらに!


高感度特性は7000とは比べ物にならない程素晴らしい。
レンズはF2から始まる明るさも持っている。
ディスプレイは角度調整の出来るバリアングルとなり、
驚くべきことに、ストロボのリモートコントロールも可能になった。

これは本当にすごいことなんだ、わかるか??


もう、これ以上、コンパクトカメラに何を求めるのか?
というレベルの進化である。

ここまで読んでお分かりの方もいると思うが…

非常に不人気なカメラでもある。

でかくて重くて、とっつきにくそう…
こう評価されることがほとんどだろう。


まぁまぁ、泣くんじゃない。

お前の良さは俺が保証する。
良し悪しがわからんスカタンに何を言われても気にしないことだな。

誰がなんと言おうと、俺はお前が好きだし、これからもずっと愛していく。


多少デカかろうが、扱いづらそうだろうが…な。


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あなたは…誰?

2013-08-24 13:54:10 | Weblog
数カ月前の話だろうか…

恐ろしいことに、目の前に座っている人間の名前が思い出せなくなったことがある。

その時は、単なるど忘れであろう…いや、そうであって欲しいと片付けたことなのだが…



このところ、ど忘れのレベルで済まないことが起きるようになった。

笑わないでほしい。

父の名前が書けなくなったこともある。

こんな恐ろしい状態では仕事でどんなミスをするかわかったものではない。

必死にメモを取り、
覚えたてのエバーノートを使い、
写真を撮りまくる。

もちろん、それでも、細かいミスが連発だ。
メモを取ったかどうかを忘れているという、本末転倒ぶりも…

数日前も、朝起きた時にデスクの上に転がる何本ものビールの空き缶。

誰だよ、これを飲んだのは…


数年前の恐ろしいシーンがフラッシュバックする。

とある病院の待合室で、ソファーに座る女がうつろな目を向けて俺に言った。

「あなたは…誰ですか?」



願わくば…

もし俺にそんな時が来たら言ってほしい。


私はあなたの恋人であると。
とても幸福に一緒に生きているのだと。

多分、俺は素直に頷くはずだ。



などと言いつつ…

あっちでもこっちでも頷いてたら大笑い。
その時はぶっ飛ばしてください。
正気に戻るかも。

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