Speak Easy

ひっそりと熊の雑記帳2

娼婦をいただく

2010-06-29 23:25:57 | Weblog
こんなタイトルの文章を書くと、またアクセス数だけがドカンと跳ね上がるんだろうなぁ…とは思う。
まぁ、タイトルから想像するような内容ではない事は保証しよう。

娼婦風スパゲティなるものを作った。

また、そういういやらしい妄想的メニューをでっち上げているのだろうとお思いの方。
これはちゃんと存在するメニューですから。

存在するどころか、イタリアンレストランならば、どこに行っても食えるのではないかというほどポピュラーなメニューなのだよ。
おそらくメニューには…
“ブッタネスカ”
と、書かれているか、もしくは
“黒オリーブとトマトのスパゲティ”

などと、腰の入ってない名前にされていることだろう。
ブッタネスカといって、それが娼婦だとわかる奴が何人いるんだよ!
ストリートガール・ハンバーガーとか、
夜鷹そば…
みたいな名前ならすぐわかるだろうけどな。
あ! 夜鷹そばは実在しますね。豆知識。

さて、この娼婦風スパゲティであるが、別にそれほど奇をてらったものではない。

オリーブオイルにニンニクを投入し、香りが立ったら、赤唐辛子、アンチョビ、基本のトマトソースを投入。そこに黒オリーブとケーパーの実を入れる。俺はアンチョビの臭みを消すためにオレガノを少々。

この、どこにでもある食材を使ったところから、娼婦が夜中におなかがすき、ありあわせのもので作ったことが命名の起源という説もある。

また、刺激的な食材の組み合わせだから…という説もある。

まぁ、食ってみるとわかるが、なかなか濃厚で、くせになる味わいだ。
赤ワインは必須だな。

パスタ、バケット、赤ワインを口に放り込みながら皿を見ていたのだが…

あれれ??

このトマトソースの赤と…
オリーブの黒…

あ!

あのパンツと同じ色!!

だから娼婦風だったのか。。。

この歳になって気づくこともあるもんなんだなぁ。

ともあれ、味は良好です。
運動の後の深夜にいかがでしょうか?
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あまり物

2010-06-09 00:53:28 | Weblog
先日、甚だ心外なことを言われた。

お前の料理はレシピどうりに作るのだから、それはお前の腕ではない。

てな内容なのだが…

腕をダメだと言われるのは当然だから良いとして…

レシピどうりに作るのは俺にとってはかなり珍しいパターンなのだが…
人と話すときは、ある程度手の込んだ…人に話せる料理の話が多かったから、そういう誤解を招いたのかもしれん。

ということで…

俺の当たり前の日常のでっち上げ料理の例を一つあげておこう。

冷蔵庫に食べ残したパスタが60グラムほどあった。
デチェコであるあたりが、ちょっと俺。

野菜室をあさると…玉ねぎ、きゅうり、1個だけ残ったピーマン。
さらに、生ハムの半端も少々。

となると…これはパスタサラダしかあるまい。

アルデンテに茹で、気持ちよく水に晒してしまう。
この段階で、こいつはパスタじゃない感じ。
お惣菜…だな、こりゃ。

水に晒しておいた玉ねぎと、ピーマン、きゅうり、生ハムと混ぜてしまう。
マヨネーズは最小限。黒コショウ。

そしてパルメジャーノをおろして多めに…

うーん、なんか、チープなんだか、贅沢なんだかわからない味。
まぁ、ともあれビールには合うな。
ちなみにここまで約15分。料理じゃないよなぁ、こんなの。

あ!!

わかった!!

だから人に話さないんだwww
料理だと思ってないんだから、料理話には出ないわな。

ともあれ、俺が作る9割はこんなもんですから。
毎日レシピ本とにらめっこしてると思ったら大間違いだぞ!
コメント (3)
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なりは小さいが…

2010-06-06 11:10:51 | Weblog
このところ、工具の話ばかりで気が引けるが…

とても可愛らしいものを手に入れたのでちょっと自慢してみたい。

こいつは、スナップオンの一番小さなラチェットレンチなのだが…

ちょっとしたひねりがある。

このサイズのレンチならば、通常は4分の1インチサイズの口金になることが当たり前。

わかりにくいな…

ラチェットレンチなどは、ソケットと呼ばれる部分を差し替えることによって、いろいろなサイズのボルトやナットを回すことが出来る。
いわばハンドルとしての機能を持つわけだ。

ソケットの口金は、自動車の整備に関しては、一般的なものは8分の3インチ。
大トルクが必要な巨大なボルトなどを締めたりするときは2分の1サイズのソケットを使う。

さらに補足しよう。

その一般的な8分の3サイズの正方形の口金をもつ、6ミリから、24ミリまでのソケットを長さ違いでいろいろと俺は持っている。
同じハンドルでも、ソケットを差し替えることによって、いろいろなサイズに対応できるわけだ。

狭いところの作業の場合、大きな工具が入らないので、必然的に小さなハンドルが必要になる。その場合、8分の3ではなく“しぶいち”と呼ぶ4分の1のハンドルが使われることが多いのだ。

しかし…

俺はしぶいちが大嫌いなのだ。
はっきり言ってソケットはまったく持っていない。
俺の腕力だと、どうも壊しそうで…というのが理由だ。

で…

このハンドルなのだが、なりは小さいのだが、口金は8分の3。
俺の持っているソケットのほとんどが使用可能なわけだ。

小さいボディだが、とある部分はしっかり大きくて…使いやすい。
肌触りはさすがスナップオン…つるつるで気持ち良い。
理想だと思わないか?

まだ新品に近いので、動きが硬いのだが…
これからいろいろと経験させてやることによってスムーズに動くようになるだろう。

いろいろなソケットを突っ込んで、いろいろなシーンで使ってやるからな!
楽しみにしとけよ!!



コメント (1)
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