「床もみじ」といえば、京都を中心とした関西のお寺が有名ですが、そんな「床もみじ」を関東でも見られるお寺があります。 群馬県桐生市「宝徳寺」は、本堂の床に映し出される鮮やかな床もみじを見ることができます。境内の可愛らしいお地蔵さまにも癒されます。昨年も行きましたが、今年は私が所属しているハイキング同好会の有志8名で行ってきました。
宝徳寺境内入口
突き当りが本堂出入口
本堂から枯山水方向を眺める。本堂の正面に枯山水の庭があり、その向こうの紅葉が本堂の磨き抜かれた床に鮮やかに映し出されます。
こちらは正面の庭に向かって右手の床です。この赤いもみじの向こうには池があり、奥の石積みが正面の枯山水側とはまた違った雰囲気を醸し出しています。
右側の龍の襖絵は、反対側の襖に描かれている龍と対になった「双龍」。その迫力ある姿を描いた御朱印もあります。
枯山水(石庭)
本堂手前には、原爆の残り火を分火した「原爆の火」が灯されています。原爆の投下された広島から密かに福岡県八女市出身者が故郷に持ち帰っていた原爆の残り火。宝徳寺では2015年8月6日に、戦後70周年記念事業として分火を受けました。
庭園の紅葉
境内ではお地蔵があちこちで迎えてくれます
一言:秋の床紅葉の公開は前期と後期になっていて、入場料は前期600円、後期1000円。
私は、昨年は前期に行き今年は後期に行きました。料金が違うことからそれなりの違いがある
のであろうと期待して行きましたが何ら変わりなし。変わっているのは後期は出店が出ているく
らい。紅葉そのものは昨年行った前期の方が綺麗でした。
投稿者:やまちゃん