ラミーユ浦和 活き活きクラブ

わたしたちは60歳以上のシニアのグループです。ブログを通じて「絆」を強めて行こうと開設しました。

超格安航空券をゲットして旅三昧(第3弾)

2023-07-26 | 旅行
今回は高知の旅行記です。本当は鹿児島をゲットしたかったのですが、取れませんでした。
高知も初めてで、行ってみると高知なりの歴史・風土・観光を楽しむことが出来有意義な旅でした。
1日目
羽田空港⇒高知空港⇒リムジンバスで高知駅へ12時頃着
 
高知駅

 
土佐三志士像
高知駅前の広場に立つ、3人の土佐三志士像。
 土佐三志士とは、土佐藩の幕末の英雄である3人のことで、左から武市半平太、坂本龍馬、中岡慎太郎である。

先ずは荷物を駅のロッカーに預けて、「モネの庭」に行って見ることに。
高知駅⇒JR土讃線、(途中から土佐くろしお鉄道)に乗って13:48奈半利駅着。

奈半利駅
ここで村営バスに乗換えて14:15「モネの庭」に到着。
北川村「モネの庭」マルモッタンは、印象派の巨匠クロードモネが43歳から生涯の半分を過ごした、フランス・ジヴェルニーで丹誠込めて作り上げた〈モネの庭〉を再現した庭として2000年に開園したものです。自然を活かし、光と影を巧みに組み合わせた、素朴さにあふれる庭”をコンセプトに、「水の庭」「花の庭」「ボルディゲラの庭」の3つのエリアで表現されております。今回私たちは「水の庭」と「ボルディゲラの庭」を見て廻りました。

チケットを買って先ずは「水の庭」へ。


チケット売り場
しばらく坂道を上って行くと、水の庭に到着。


太鼓橋と藤棚、藤の花は今は咲いていませんでした。


太鼓橋


本格的な睡蓮が咲くシーズンを前に池の雑草やごみを取り除いています。


池の周囲は花がいっぱい




池の周りの遊歩道


睡蓮の見頃にはまだちょっと早かったようです。それに、睡蓮は午後になると閉じてくるとか。







水の庭を一巡りして少し奥に向かって歩いて行くと「ボルディゲラの庭」が開けてくる。
「ボルディゲラの庭」は光り輝くモネの作品から発想を得た、世界に1つしかない庭。
こちらの庭は、モネが43歳のときに旅したボルディゲラをモチーフに描いた作品とその舞台である地中海の世界観を表現しています。


ボルディゲラの庭
ボルディゲラは地中海沿岸の北イタリアの土地の名前。


石垣とカフェ 
白い石とヤシの木などの熱帯植物が地中海をイメージさせていると云う。この白い石は、香川県産の花崗岩「庵治石(あじいし)」を使っているとか。最初見た時、どうしてこんなところに、こんな白い石がたくさんあるのかと違和感を感じたが、後からその意図が分かった。


ボルディゲラの庭のカフェで一休み。

 
裏庭で獲れた柚子が入ったアイスクリームをいただく、サッパリして美味しかった。


カフェのまわりには熱帯植物が。




カフェからボルディゲラの庭を眺める。晴れた日には遠くに土佐湾が見られるとか。


カフェののおばさんが教えてくれた、一生に一度の開花「アガベオバティフォリア」
横に這っている枝のように見えるのは実は花の茎のようです。
私たちが見た時は下の部分が5分咲きくらいでした。



美しい「モネの庭」を見終わって、来た経路を折返して高知駅に戻る

 
高知駅から市電に乗って宿の近くの停留所、はりまや橋へ。

 
電停はりまや橋、そんなに賑やかでなかったけど、この辺りが高知の中心街のようだ。

宿に寄り、チェックインを済ませて、夕飯を食べに、予めネットで調べておいた「ひろめ市場」に出かける。
ひろめ市場とは、土佐藩家老の屋敷跡付近にあり,屋敷が消えた維新後もその一帯は親しみを込めて「弘人屋敷(ひろめやしき)」と呼ばれていたことから,その名をとり「ひろめ市場」と名づけられた。中に入って見ると至る所にテーブルと椅子が並べられていて,それぞれ自分の好きなものを,好きなお店で買ってきて,食べるスタイルとなっている。市場の外の商店街はひっそりとしているのに、まあ何とお客の多いこと、酒が入って騒がしいのにもびっくり、席を確保するのも一苦労。
メニューはあれこれありましたが、高知に来たらやっぱし何をさておき「藁焼き鰹のたたき」を食べなきゃ。一味違って美味しかった。

 
ひろめ市場入口

 
こんなに混んでいます。高知の人はやはり酒が好きなようです。

 
直ぐ近くの商店街は閑散としておりました。

食事を終わって、ひろの市場を出ると、辺りはすっかり暗くなっていた、また電車に乗って宿へ、今日の一日が無事終わる。

2日目
小雨がパラパラ、天気予報も今日は雨の予報、大した雨でなければと祈りつつ宿を出る。
今日は桂浜に行って、「牧野植物園」に寄って帰る予定。
バスでも電車でも、一日何回どの停留所からでも乗り降りできる「my游パス」を前日ホテルで購入、早速、バスではりまや橋から桂浜に行くことに。
4165 
桂浜ショッピング街、まだ早かったので人通りは少なかった

 
先ずは、坂本龍馬像を見ようと、階段を上がって小高い丘のてっぺんに。

 
坂本龍馬像
桂浜の龍馬像は、龍馬の功績を後世に伝えるために、龍馬を慕っていた高知県の青年有志が募金活動を行い、昭和3年(1928年)に建てられたものです。
桂浜の龍馬像の台座の高さは8.2メートルあり、その台座の上に、5.3メートルの龍馬像が建っている。台座を含めた総高さは約13.5メートル。銅像の傍からだと天を仰ぎ見る感じ。
因みに銅像の向きは、東京の皇居の方向を向いているとか。

 
太平洋を見下ろす。

 
坂本龍馬像から竜王岬方面を眺める

 
桂浜

 
桂浜水族館
桂浜の海辺に建っています。中には入りませんでした。

 
桂浜から坂本龍馬記念館へ向かう道中の坂道。
坂本龍馬記念館は桂浜の浜辺からかない高い所にあり、道中すごい急坂、バテバテになり途中で引き返そうかとも思ったが何とか辿り着く。 

 
坂本龍馬記念館
坂本竜馬を映像で紹介するシアターコーナー、竜馬に関する資料を一堂に展示した常設展示室のほかジョン万次郎展示室、企画展示室など、坂本龍馬に関する貴重な歴史資料をわかりやすく展示するとともに,人柄や業績,考え方についても紹介している。

 
休憩コーナーからの眺め。屋上の展望室に上がって見たかったのですが、雨で断念。

坂本竜馬記念館を見終え、次の目的地「牧野植物園」へmy游バスで向かう。

牧野植物園:高知県出身で日本の植物分類学の父と云われた牧野富太郎の偉業を称えるために造られた。広さ:7.8ヘクタール、植物の栽培数:約3000種

 
牧野植物園入口
今、NHK朝のテレビ小説「らんまん」の影響でしょうか、たくさんの団体客が訪れていました。
順路に沿って先ず最初は牧野富太郎記念館(本館)へ
牧野博士の蔵書や遺品など、約6万点を収蔵する牧野文庫をはじめ、図書室、五台山ホール、教室や講演を行うアトリエ実習室や映像ホールなどがあります。

牧野富太郎記念館本館ウッドデッキ(HPより)

 
園内の遊歩道の傍の植物には、一つ一つ植物名が書かれた木札が立っている。

 
「らんまん」に出てくる植物には黄色のカードが取り付けてありました。

 
牧野富太郎記念館本館から展示館に向かう回廊。
回廊にも植物がずらりと植えられている。

 

 

 
回廊のあちこちに展示されている植物図。
牧野富太郎が描いた植物図は、観察力の深さと描写の精密さ、そして単なる個体の写生でなく、その植物の『種』の典型的な形態を捉えている点、花期、果実期など各成長段を描写している点から『牧野式植物図』と呼ばれています。

 
ふむふむ広場 
ふむふむ広場は高知の暮らしに関わりの深い果樹や野菜、さまざまな香りや手触りを楽しめるハーブ類を植栽し、見るだけでなく、触ったり、ちぎったり、匂いをかいだりして、五感で植物に親しみ、「ふむふむ」とうなずきながら楽しく学べる憩いのエリアになっている。

 
見て楽しむコーナーの看板

 
雨上がりの雫がかかった花

牧野富太郎記念館(展示館)
日本の植物分類学の父、牧野富太郎の生涯とその業績を、植物図や著書、観察会の記録や写真などで紹介しています。

展示館中庭(HPより)

 
南門
南門のバス停からまたMY游バスに乗り高知駅に戻り、電車に乗換え宿へ。

 
市電
今日も夕食はカツオのたたきを食べにひろめ市場へ。
今日もぎっしり混んでいました。

3日目
今回も最終日です。飛行機の出発時間の関係であまりゆっくりもできないので
近くの高知城とその辺りを見て廻ることに。
出かける前に、宿のすぐ傍にある「はりまや橋」を1枚。
 
よく知られている「はりまや橋」

 
新旧の「はりまや橋」

先ず宿から市電で10分程の高知城へ。

 
大手門(追手門)と天守のツーショット
天守閣と大手門(追手門)が揃って現存する場所は、高知城、弘前城、丸亀城の3ヶ所だけとか。そして、追手門と天主のツーショット写真が撮影できるのはここだけとか。それにしても、天守閣は高い所に聳え立つように建っている。天守閣に上れないまでも、近くまででも行って見たかったのですが、足の自信なく遠くから眺めるだけにしました。

 
高知城の表門(大手)にあたる追手門(おうてもん)は、1801(享和元)年築、高知城にある15棟の国の重要文化財のひとつ。入母屋造本瓦葺で石垣を積み上げ、渡櫓をのせた櫓門で、侵入者に三方向から攻撃を加えることができる造り。追手門櫓の2階には石落としを設ける、塀の一部に武者隠しを配するなど実戦的な造りになっています

 
山内一豊の銅像

 
山内一豊の履歴

 
板垣退助の銅像
土佐出身の板垣退助は、明治維新以前は土佐藩の藩士だったこともあって、板垣退助像が高知城の追手門をくぐってすぐの石段の上り口に立っています。

高知城の近くにある「龍馬の生まれたまち記念館」に寄ってみました。
 
竜馬の生まれたまち記念館
「龍馬の生まれたまち記念館」は、龍馬の人間形成の基盤となる家族やまちを紹介し、さまざまな困難を乗り越え、近代国家へ尽力した龍馬を顕彰するため、2004年3月誕生地・上町に開館いたしました。展示館では当時のまちの様子や歴史、龍馬誕生から脱藩まで少年時代を中心に映像や模型などでわかりやすく紹介しています。

 
坂本家離れでの食事の様子

 
坂本家離れでの乙女姉と

旅の締めくくりに、記念館の近くに「坂本龍馬誕生地」碑があると云うことで行ってみました。

坂本龍馬が生まれ育った場所(上町一丁目)には、「坂本龍馬先生誕生地」碑があります。碑には土佐出身の吉田茂元総理の直筆。昭和27年(1952年)に、当時の内閣総理大臣、吉田茂が揮毫しました。また昭和43年(1968年)には「明治百年記念行事」の一つとして台座も整備されています。

 
現在の上町一丁目。写真の右側に「坂本龍馬先生誕生地」の碑がある。

高知旅行も無事終えリムジンバスで高知空港へ
 
高知龍馬空港

 
離陸です。

 
アクアライン人工島「風の塔」が真下に見えます。間もなく着陸です。

高知旅行を終えて
梅雨時分でしたので晴天の日はありませんでしたが、大した雨に遭わず、ほぼ当初計画した旅程をこなし、今回も満足の行く旅を終えることができました。
坂本龍馬・牧野富太郎・そしてモネの庭など偉人の歩んだ地を直接目で見、触れることができ大いに感銘・感動し、心に刻むことができました。
当初計画では、四万十川にも行きたかったのですが、高知市内からだとかなり距離があって、2泊3日の行程ではかなり強行軍になることから断念せざるを得なかったのがちょっと心残りです。

 5月と6月にかけて、宮崎・長崎・高知と旅した今回の旅三昧、長い間コロナでモヤモヤしていた気分を吹き飛ばす、思いかけない機会を得られたことに感謝です。

 ありがとうございました。

  投稿者:やまちゃん





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1 コメント

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旅行したい (くらま)
2023-08-13 10:48:00
三回にわたる旅紀行興味深く拝見いたしました。
三か所とも行ったことがありません。
素敵な写真と足取りをグーグルマップを重ねて歩いてみました。
結構な距離を移動しているのですね。
少し行った気分になります。

宮崎には義姉が住んでいて一度は行きたいと思っているのですが果たしていません。
他にも行ってみたいところも沢山ありますがなかなか行けずにいます。

猛暑が続いています、お身体大切に、またの掲載を楽しみにしております。

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