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-サイキックの眼-

「理想は現実」~虐待篇~

2013-02-24 00:00:00 | サイキックの眼

      
     
「理想は現実」~虐待篇~
    
       
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 
『理想』とは、あなたひとりが抱き持つもの。
『現実』とは、あなた以外の人と、すべて。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
    
「理想と現実は違うんだよ!!」
 
まったくもってその通りです。
『理想』はあなたひとりが抱き持つんです。
それぞれが抱き持つものなんです。
   
「理想と現実は違うんだよ!!」
 
いいえそうではありません。
『理想』は『現実』なんです。
おのおの・それぞれが『理想』を抱き持っている。
それを『現実』と言うんです。
   
          ◇◆◆◇
   
どうして私の理想どおりにならないのっ!!
どうして私の理想どおりになれないのっ!!

バカっ!!
ビシッ!!痛ッ
(或いは)無視。 

解りやすい虐待の入り口は、これですよね・・。
   
では先ずこの問題の答えから申します。
   
それは、
「親や指導側の方の抱き持つ『理想』がシッカリしていないからです」
『理想』が曖昧なんです。
他人に与えられた『理想』
社会の為の『理想』を取り入れた。
その「コピー理想」をもとに指導しようとするので、自分では何を言っているのか解らなくなるのです。
本質が既製品なんです。
社会や学校の為の「理想」なんて、本来理解出来る訳がないのです。

「理想が大事なのか!、よ~し『理想』を持つぞ!!」
「さて!明日から『理想』を勉強しよう!」
  ・・理想の教育とは?
  ・・理想の子を育てるセミナー
  ・・理想的な国・世界平和をめざして
  ・・理想のマル秘・健康法
  ・・理想を叶えるパワースポット巡り
  ・・特集!今度こそ理想の人と出あえる合コンで、
    絶対してはいけない行動とは?。
  ・・今日着たい服が見つかる理想のブランドブティック
  ・・理想の体型があなたのものに!いますぐお電話を
  ・・魅力的!!理想の家庭が築ける街、
    駅前に分譲ニューオープン。
   
これは『理想』ではありませんからね。
これは『現実』なんです。
「理想っぽいでしょう?ウフフ!み~た~い~な~!」
ってカンジの『現実』です。笑
   
何度も言いますが、
『理想とは自己が抱き持つもの』
理想は、むきだしでそこらへんで
コロがっていたりするものではないんです。
既製品で売っているモノで手に入ることはないんです。
   
「理想的な我が子に何故ならないんだ」
 
あなたの「理想的な我が子」って、どんな子ですか?。
あなたの「理想的」と「我が子」とは、どう違うんでしょう?。
   
あなたの『理想』はあなたのもの。
我が子の『理想』は、その子のものなのです。
   
「理想的」って、何処から来るのでしょう?。
「理想的」と『理想』との違いをよく感じてみて下さい。

法律や、教育。
指導に体罰・虐待。
赤ちゃんのときの「オツムテンテン」
ペットを飼う。動物の曲芸。
すべて「理想的」な『現実』です。
あなたの本当に抱き持っている『理想』とは、
どのように違うのでしょう。
   
例えばサッカーの選手。
『理想』を抱き持っている者同士が
ぶつかりあうんですですよね?。
「理想的な成功」なんて求めてない。
そして何より押し付けていない。
これを例にすると、体罰や虐待って、どう思います?。
どう感じますか?。
   
「理想的な試合をしなさい」
「理想的な結果を出しなさい」
「理想的な子に育ちなさい」
 
いいえ違います。
   
「おまえの『理想』が実現したらいいな!」
「わたしの『理想』が・・?!」
   
『理想』が、はっきりシッカリしてきましたか?
   
いいや・・『理想』なんて夢なんだよ。
理想を抱く暇があったら、現実をなんとかしろよ!!。
「バシッ!痛ッ。」
 

確かにもう待ったなしの状況です。
現実社会や生活は。
もうイッパイ・イッパイで、綺麗ごと言ってらんねえよ。
「私は理想的な指導者なのだ」
「私は理想的な親なのだ」
   
何がイッパイ・イッパイで?。
何に対して綺麗ごとで・・。
何に対してイライラするんでしょう?。
   
それは
「あなたの中に必ず在る『理想』ではありませんか?」
『理想からは逃げられないんです』笑
指導者も生徒も同じです。
親も子も。いつもそれぞれ『理想』をたずさえている。
 
理想的な社会、教育、家族というものは存在しません。
あなたの中に『理想』があるのみです。
その私達それぞれの『理想』が集まってはじめて、
『現実』と呼べるのではないでしょうか?。
社会、学校、家族という『現実』は、
ひとりひとりの『理想』から成り立つ事が、
本来の在り方ではないでしょうか?
    
新たな『理想』を抱いた子が産まれてくる。
『理想』を抱いた新たな学生が入学する。
『理想』を抱き持った新たな社会人。
自分の『理想』を持ち抱く事を忘れない先生。
互いの『理想』を尊重しあう夫婦。
そしていずれまた新たな『理想』を抱き持って死をむかえる。
   
云わば、自分の中に抱き持つ
『理想』を常に越え続けるることが、
本当の人生ではないでしょうか。
   
 
サイキック 山本 浩二

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「理想は現実」~後篇~
   
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