LOVE AND GLORY

-サイキックの眼-

進化するということ。

2013-02-08 12:09:06 | サイキックの眼

   
   
進化するということ
   
   
産まれてきてから~そして死ぬまで。
生活環境技術が出揃いました。
すべての社会保障も出揃いました。
医療分野でも、高度な技術が出揃うのも時間の問題です。
勿論、各分野の方々の並々ならぬ努力があってこそ成り立っています。
重病の方にも、社会構造上必要な保障も、不可欠なものです。
しかし、なのに日々の生活問題は解決されず・・より難解になっているのでは?。
そう感じることが、強くなってきていませんか?。
なぜならば、
社会保障が手厚くなって安全が保障され、医療技術の進歩が進めば進むほど・・・。
どうなります?
   
「どうにもならないことが浮き彫りになってきます。」
   
どうにもならないことだけが浮き彫りになってくるのです。
今まさに、その「どうにもならない」世界に近づきつつあります。
  
では「どうにもならないこと」とは、何の事なのでしょうか?。
   
運命は変えられない?。
しかし様々な技術によって生活が便利になったことは、運命が変わったのではありませんか?。寿命も変えることが出来ます。
或いは、様々な技術によって人生が危険にさらされ、運命が変わってしまった方々もいます。
なので・・更なる社会保障の充実と、より良い高度な医療技術によって、更に人間の運命を変えていくのです。
※(ちなみに、ここで述べている「運命」とは、占いや願掛けではありません。)
   
「更なる充実へと、人間は未来に進んでいきます。」
   
なんて素晴らしく、前向きで力強い未来なんだ!!。
その通りです。
色んな分野の技術者が、希望に満ちています。
そして、その技術革新を成して、人類は更に『進化を遂げるのです』。
   
『進化を遂げる』
やっと出てきました。
テーマ『進化』です。
    
では「技術」とはなんでしょうか?。
自然の動物や植物達に「技術」というモノがあるのでしょうか?。
   
なぜこんな質問をなげかけるかといいますと、
動物や植物達は、技術を持っているのか?
日々技術を磨く鍛錬をしてすごしているのでしょうか?。
   
「どうにもならないことだけが浮き彫りになる」
動物や植物には、そんなことがあったりするのでしょうか?。
   
では逆に
「どうにでもなってしまう」
これはどういうことを指すのでしょう。
    
どうにでもなってしまう高度な技術とは、進化なのでしょうか?。
或いは、進化はもうしつくしてしまって・・あとは技術的向上にしか未来はないのでしょうか?。
    
「どうしようもないことだけが浮き彫りになる」
   
どうにでもなってしまう人間の技術とは、簡単な領域なんです。
数学的に計算が出来る範囲です。
数学的計算という技術は、割り切れると安心に繋がるようです。
しかし割り切れたとたんにすぐまた、どうしようもなくなるのです。
   
人間のしようとしていることは常に「現状維持」です。
如何に現状が保てるのか?
その為の社会保障や医療技術を高度に。
   
しかし本当の進化は現状維持を破壊し、待ってはくれません。
現状維持は、進化という生きるチカラと工夫力は必要ないのです。
人間は、動物や植物にも現状維持と技術を教えようとします。
教えたくて仕方が無いのです。
動物が人間の仕草をマネるのが見たくて仕方が無い。
人間は現状維持の仲間に誘います。
動物園や水族館のように。
   
でも進化という「ラセン」は待ってはくれません。
宇宙はすべてが回っています。
同じ所を回っているのではありません。
宇宙も細胞もすべてが「ラセン状」。
貝の殻も、排水するときの水も、頭のてっぺんにあるツムジも。
台風も地球も銀河も、地殻や地面も回ろうとします。
その都度地震が起きてしまいます。
   
円周率も割り切れません。
なぜなら「渦巻き状」になる為に多少ズレていることが常識だからです。
ズレていない高度な技術による本当の円や丸は、この世から消えてなくなります。
常に進化をする為には、割り切れる数字ではダメなのです。
    
様々な健康技術もいずれは崩壊します。
なぜなら細胞の現状維持だからです。
どこかで大きなシワ寄せが生じるでしょう。
そのシワ寄せという「重病」を一気に治す治療法が出来たとするならば、もうこの世には居ないことになります。
なぜならば、割り切ってしまう技術だからです。
   
科学者や技術者は、宇宙の起源・・その原理について解明を急いでいるようです。
新たな技術革新のヒントになるそうなのです。
どうぞやってみればいい。
その原理を目のあたりにした時・・、
その時には技術という言葉が遠く懐かしくなっていると思います。
   
細胞は、本当は常に進化し続けています。
人間の技術は、ほんの小さな現状維持にすぎません。
その小さな現状維持で、人間の心は苦しまなければならないのです。
権力者の小さな現状維持欲の為に、いつの世も苦しむ時代が続きます。
そうすると・・問題が膨れ上がり、文明社会は崩壊してきました。
丁度、満員の美術館で、人気のある絵画の前で強引に動かない権力者が居るような、そんな想像です。
   
魔法使いになってみたい夢
そんなこと考えるじゃないですか?笑。
魔法使いが本当にいたとしたら、
それは・・現状維持欲の骨頂です。
   
    
宇宙と自然と動植物と
常に進化し続けています。
今こうしている時も・・永遠に。
永遠に「ラセン状の細胞」や「渦巻き」は『進化』という『超自然』を営み続けています。
現状維持に躍起になる人間社会は、その止まることのない「渦」の中では無力です。
どんなに巨大な杭(くい)を打ち込んだとしても、
永遠に現状維持ができる象徴のモニュメントを国や宗教が建てたとしても。
永遠とは。
永遠とは、「螺旋(ラセン)」であり、「渦巻き」なのです。
そのラセン状の渦の中に、数えきれない原子と分子が渦巻きになってひしめきあっています。
それは私たちの体の中と同じです。
誰も甲乙なく平等です。
    
人間は、現状維持社会に不平等を生み出します。
しかし、進化という自然の営みは、平等なのです。
   
どんなに高度な人間技術も、その技術者は自らの技術で苦悩する時が訪れます。
それは、技術は進化ではないからです。
  
  
サイキック 山本 浩二
     
     
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