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粉薬(散剤)調剤

2011年09月29日 | 薬剤師
散剤でのポイントは、各粉の流動性、飛散性などの性質を把握しておくことです。

次ビス(次硝酸ビスマス)などはダマになりやすく、ある程度乳鉢で摺ってから他の散剤と合わせる、もしくは、分包機の三角の溝に空気の入っていない状況にまで塗り込むように押し付けて均等にならす、等の手技を必要とします。

ラックビー系は流動性良く、分包には最適ですが、吸湿しやすく、分包しててもしばらくたつと、少し重さは増えたりします。

カマは金属なのでヘラであまり擦り付けると分包機の三角の溝はこまかな傷をつけます。その傷に他の散剤がこびりつき、カビの原因になります。

それから、あらかじめ、自分の分包可能な一包あたりのグラム数をおぼえておくと、処方箋の分量計算の段階でフケイが必要かどうか判断できます。
ちなみに私は1包0.12グラムが限度で、それ以下ではフケイを要します。

また、薬ビンの配置、薬剤充てんの際のチェックなどを取りきめして、過誤の無い様な環境づくりも大切です。

散剤は撒いてしまうと完全監査が不十分になりますので、そのあたりは調剤手技の段階から注意を要します。


INFO→
http://booklog.jp/users/a0ramu/archives/4286078671
http://www.jsjapan.net/
http://www.pharmacist-magazine.com/book/02.html
http://www.amazon.co.jp/%E5%B1%B1%E6%9D%91-%E6%86%B2%E5%8F%B8/e/B004BT4DW2
http://farumashia.pharm.or.jp/
http://www.yakkyoku-shimbun.co.jp/
http://www.pharmacist-magazine.com/special/2011/201102.html
http://www.narita-station.com/2011/01/28/
http://www.bungeisha.co.jp/bookinfo/catalog/list.jsp


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
金メダルありがとう (ゆうこ)
2011-09-29 21:05:22
金メダルありがとうございます。写真ウケちゃいました。rakutoさん、イメチェンですか?

次硝酸ビスマス、形状が独特ですよね。
リンコデなどの白い粉は触った感じに特徴がないかぎりわかりません。カマはサラサラ。
勤務先では調剤内規があり、0.2g未満はフケイします。乳糖使用しますが、デンプン使用する方法もありますね。
懐かしいですね。