落書き日記のススメ

毎日、日記をつけるのもいいけど 簡単な絵を描き続けるのもいいですよ。絵のある生活(落書き)のすすめ。

袋田の滝…

2009-12-31 23:56:22 | Weblog
12月29日。
郡山からは水郡線に乗り水戸を目指し南下する。

のどかな田園風景のなかを単線列車は止まっては進み、止まっては進みを繰り返す。
右手には雪で白くなった高い山々が見える。昨日、一昨日はあの白い雪山の中にいたんだなと思うと何だか不思議な感じがした。

途中 袋田駅にて下車。
近くにある有名な“袋田の滝”を見に行った。
駅より徒歩で45分程かけ山の麓まで行くと、有料トンネルがあり、その中の急な坂を上った先に滝がどーんと正面に見えた。冬には凍りつく事もあるらしいが 僕らが行った日は勢い良く水を落としていた。
階段状になった滝で 奥の方の段から順に落ちてくる様は人工的にさえ見えた。

袋田に寄り道した後は終点の水戸まで行き、そこからは乗り慣れた常磐線にて都心部に帰ってきた。


(旅行後記)
埼玉を出発し群馬、新潟、山形、福島、栃木と回る長い長い旅だったわりに、観光らしい事はほとんどしなかったが 鈍行列車の中から見たいろんな日本の風景、とりわけ日本海側と太平洋側の天候の大きな違いには ただただ驚き勉強になった。

うちに着くと休む暇なく正月準備。きっと更新ものびのびになる事だろう…

若干の疲れもあるが やはり行って良かったなと思う。

頑張れ地方のお店!…

2009-12-28 23:58:43 | Weblog
米沢から福島へ。
これ以上の北上はスケジュール的に考え、さすがに厳しいかなと思い…これよりは南下する事にした。

福島より東北本線にて郡山へ。
ここで二日目の移動を終え宿に入る事にした。

郡山駅前はイルミネーションが綺麗に輝いていた。
ホテルへ向かう前に 食事が出来そうなお店を探し駅前をウロウロ。でも 見かけるお店のほとんどが関東にもある居酒屋やカフェばかりだった。

「なんだか東北に来た気がしないね…」

嫁さんがぼそりと言った。
確かに新潟でも感じたし、最近じゃ沖縄に帰省した時にも感じるが 都心部にあるチェーン店がどんどん地方に進出し、地方のお店が追いやられてる気がする。

グルメではない僕だが 観光の時くらいは地元の店で地元の味をいただきたいなと思う。
(探せばあるのだろうけど 目につくのは やはりチェーン店なんだよなぁ…資本力が違うから仕方ないか)




お喋りと聞き上手…

2009-12-28 23:57:47 | Weblog
新潟をはなれた僕らは白新線羽越本線と乗り継ぎ 坂町駅からは米坂線に乗り継いだ。

その間 雨は雪へと変わり 新潟、山形の山間の村をさらに白くする。
米坂線の車両は二両しかなかったが 車内は正月を前に都会より帰省してきた若者や正月準備のため町にくり出してきたお年よりらで混んでいた。

終着駅の米沢駅では 乗り継ぎがうまくいかず次の電車まで二時間近く待つ事となった。

しんしんと降り続ける雪を見ながら 嫁さんとベンチに座り喋り続けた。
旅をスタートして以来 何十時間も嫁さんと話し続けている。

大半はお喋りな僕が 聞き上手な嫁さんにひたすら喋り続けている。
ろくに観光もせず、ただただ列車に乗ってるだけの変な旅。それについてきてくれた嫁さんをありがたく感じた。

雨の新潟…

2009-12-28 21:40:54 | Weblog
12月28日
二日目はさらなる北上をやめ、新潟市内を観光する事にした。

早めにホテルを出て早朝の街に出た。
まだ仕事納め前の会社も多かったようで 職場へと向かう通勤サラリーマンが足早に行き交っていた。

まずは信濃川に架る“萬代橋”を見物したあと、そのまま橋を渡り美術館や博物館のある新潟島へ。
このあたりから すでに雲行きが怪しくなってきたので 足早に向かっていたのだが…到着を待たずして雨が降りだした。
これは雨宿りがてらに 一番近い場所にある博物館に入るしかないなと思ったのだが 着いてみたら年末年始の休業中で閉館していた(・_・;)

まいったなぁ~どうしようと考えてるうちに 雨はどんどん強くなってきた。慌てて近くのコンビニで傘を買う。
その後 ガイドで雨宿りしながら観光できるような屋内施設を探したが いずれも年末年始の休業中である気がしたので、少し心残りであったが…雨の新潟をはなれ電車でさらに北上する事にした。

灰色の空 灰色の海…

2009-12-27 23:16:53 | Weblog
上越線で新潟県に入った。

六日町駅にて ほくほく線(北越急行)に乗換え、犀潟駅にて信越本線へ乗換える。
信越本線は日本海に沿って走っているので 新潟方面へ向かうと左手に日本海が見えた。
海岸線きりぎりにある事で有名な青海川駅にて途中下車し、日本海をゆっくり眺める事にした。日本海に沈む夕日が綺麗だと聞いていたが あいにくの天気で日の入りは見れなかった。
次の電車を逃すと大変な事になるので(宿泊地に辿りつけなくなる)時間を気にしつつだが、辺りを散歩する事にした。

灰色の空に灰色の海。
荒れ狂う海はイメージしてた日本海そのもので なんだか冷たく寂しい感じがした。
海水浴場と書いた看板に案内され海岸線へと出たものの砂浜はなく、荒波にうちつけられ丸くなった石ころがいくつも転がっていた。
沖には こんなに寒いなか ただ一人でサーフィンしてる人がいて 幾度となく押し寄せる荒い波に立ち向かっていた。
すっかり日が暮れて辺りが暗闇になった頃にまた電車に乗り北上。

何度か乗換え新潟まで来たところで宿に入った。

明日は新潟を観光するか?さらに北上するか?で迷っている。
それにしても