新人研修中の息子が会社について
「結構いい加減」
とか、文句を言っています。
学生時代は「いい加減」が服を着て歩いていたようなアンタに言われたくないわ、と思いつつ、辞めたいとかいわれると困るので「まあまあ」となだめたのですが・・・
後で考えると・・・
「会社(&社会)って、結構いい加減なものなんだよなあ」
学校というのは、実態はともかく「正しい建前」が絶対的なところなんですよね。たとえば「勉強しなくてはいけない」とか。生徒たちはそれに反抗したりいやいや従ったりしてるわけで。
それに対して、会社って、大企業でも結構いい加減なところやヘンなところがあると思う。もしここで「ここがヘンだよ、うちの会社」というテーマで投稿をつのったら、笑えるのから、笑って済まされないのまでいろいろ集まるだろうなあ(爆)
昔の職場では、宴会の最後に必ず肩を組んで「知床旅情」を歌う、という儀式がありました。
これは笑える方だけど、ヒラでもなんでも残業代がまったく出ないと言うのは、今思うと笑えませんよね(個人企業がそのまま大きくなったような会社だったので、創業者の方針だったらしい)。
個人の裁量に任されている部分も結構あったし、前任者のしていたことを何の疑問も感じずに踏襲していたなあ。でもそれが悪いことばかりではなくて、がちがちに固めてしまうよりも組織がうまくいくコツだったりするのですが。(悪い面が、増殖してしまったのが社会保険庁!?)
それで、息子に
「世の中って、あんたが思っているよりいい加減なんだよ」
とメールを送ったら、
「なんじゃ、そりゃあ!?」
という返事が来ました^^;
写真は、知床の岬にも咲いているという「ハマナス」(笑)。
下に見えるミニトマトのようなものはハマナスの実です。
実が「梨」に似ていることから「ハマナシ」と言われていたのが「ハマナス」に転じたんだそうですが、あまり似てないよね~。