想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

健康茶にハマる

2009-08-11 00:32:05 | Weblog
シマコ姫は「健康の秘訣? あたいはミルクでよろしく、あまり薄めないでね」
テレパシーでバシバシと伝えてくる、この顔に弱い。



タラの芽ならず葉っぱです。春には芽をたくさんいただいので、すぐそばにある
タラの木は放っておかれ、芽を摘まれなかったおかげでどんどん伸び、西側の窓辺に
届くまでになったのです。
窓からの視界が狭くなってきたのでそろそろ伐り時となったわけですが‥。
今回はついでではなく予定通り、伐った枝についた葉を摘み取る作業をしました。
うさこより若くてまだまだ元気なMちゃんが来ていたので手伝っていただき助かりました。
一人ではとてもとても‥‥、これでも半分は捨てたのです(モッタイナイけどなあ)。
木はたくさんの葉をつけているんだと感心しました。
その葉を干して、お茶にしようという魂胆。

窓から伸びてくる木を眺めていたときには知らなかったけど、最近ハマっている三十九種の
健康茶。その成分表を見ていたらそのなかに「たらの葉」とあり、これだ!と気づいてからは
狙っていたのでした。
その日から日々ごくんと唾を飲みながら眺められて育った木であります。
成分のサポニンが糖尿病、腎臓、胃腸に効き目があるそうな。
単一で飲むより柿の葉茶や熊笹茶など諸々と混ぜて自家製健康茶をという目論みです。

そして下の写真は野バラの実、天然ローズヒップも小川のへりに茂ってきました。
だんだんと赤く色づきます。乾燥ローズヒップのストックが棚にたくさんあるのに
自家製という言葉になんだか弱いうさこ。
自生している植物を見る目は「自然を愛でる都会人」ではなくなったことはたしか。
かといって農家みたいに必然でもなく素人もいいとこ!
どうなることやら。



森は天然の薬の宝庫、身体にいいものを採って食したりお茶にして飲んだりしていた
時代は遠いけれど、お茶やさんに聞いてみると現在も里山やその付近の森で採取した
ものを殺菌処理し農薬検査をして製品化して販売しているそうです。
(うさこが気に入って飲んでいるのは阿蘇の薬湯山人茶、熊本の阿蘇山の麓の森は
このあたりによく似ているようです)
この森では農薬の心配はないので、あとはどうしたら美味しくできるかなのですが。
果たしてうさこにできるかどうか。

「だいじょうぶっすか? これ、この葉っぱ、ハンパな量じゃないっすよ、
だいじょうぶっすか? ひっくりかえすだけでも大変だと思うんだけどなー‥‥」
「だいじょーぶよー、うん、だいじょーぶ」と中途半端な笑顔で答えるうさこを
Mちゃんは怪しんだか、「そうですね、初心者ですもんね」と言ったのでした。
Mちゃんはすごーく心配しながら東京へと帰っていきました。
(後で調べたら、葉っぱを刻んで干すとあったけど‥‥。外は雨だし、
クルクルと乾いてなるまでにはちょっとかかりそうだから、ま、いいか)
コメント (2)
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