パリは遠くになっちゃって

忘備録的ですがレアな情報も時々。

築地は近代建築の宝庫

2017-11-30 13:41:00 | 国内各地
みなさん
こんにちは

近代建築とは、昭和一桁あたりに流行った建築

当時3階建が禁じられていました
関東大震災で東京は火に包まれました

それを踏まえて

看板建築
かつての伝統的な木造町屋に代わる洋風の外観を持った店舗併用の都市型住居である

銅板建築
<市街地建築物法では、準防火という考え方から木造建築の外壁をモルタル、金属板、タイルといった不燃性の材質で覆うことを義務づけていた。
なかでも看板建築に建材としては高価な銅板張りが多いのは、当時世界的に銅の価格が安かったことによる



という事で築地場外にもあり、少し外れた海よりにも多数残されています、今のところはね
どんどん再開発が進み高層マンションに建て替わっています

オリンピック後、どれだけ残っているのか、
リフォームして再利用の動きもありますが、
日本にだけある建築様式なので残念に思う人も増えてはいますが、
ボロい、汚いと言う意見の人が多数なのも現実

看板建築
築地中央六郵便局



昭和初期の建物
六 は六丁目の六

宮川食鳥鶏卵







緑青を噴いた銅板

こちらは平成23年、東京都選定歴史的建造物に指定されました

歩道にはなぜか夏みかん



似たような形の建物がもう一つ



細越商店 と喫茶ドッポに並ぶ住宅



側面はトタン張り
道が通ってとなりが立ち退いた結果でしょうか?
宮川食鳥鶏卵のように完璧な保存状況ではないので歴史的建造物とは認めてもらえないかも

左は住宅で、喫茶ドッポの左クリーニングと書いてあるのが元細越菓子店だったそう

今日はここまで





築地市場は元墓地?

2017-11-29 15:28:08 | 国内各地
みなさん
こんにちは

今日は暖かいのでお出かけしました

築地でお買い物







女性がやってるシャケの専門店

ネットでも買えるけど、ここの姐さんにあーだコーダ教えてもらって買うのがよろしいらしい

店の脇をふと見ると



え?こんなとこにお寺?
って事は墓地もある?

先日の火事の時、ニュースで墓地があると
元々は墓地だったところに戦後だか関東大震災後だかに店が移って来てできたのが場外だと
Google map をみると所々に白い点々があるのは墓跡だと言っていました
それで、気にして歩いてはいたのですが

遂に!





ものすごいギチギチに墓跡が並ぶ狭い墓地がありました

うるさくしてごめんね、なのか賑やかでよいね、なのか

さらにびっくりしたのはその隣にもお寺があるとgoogle map に

買ってきたシャケは大事にいただくことにします

北鎌倉のお食事

2017-11-27 12:27:56 | グルメ
みなさん
こんにちは

昨日は鎌倉でした

紅葉の季節、混雑は紫陽花の時期よりは半分くらい程度の感じ

ランチを予約してなかったので、最悪日進堂のカレーパンか?と覚悟してましたが、和食屋に入れました

が、店が変わってました
電話しても使われてませんの音声の人だったので前の店は潰れたんだろうなぁとは思っていたけど

この場所、最初は梅宮辰夫が1年半?フレンチの店をやり、その後、3年半位か地元の魚の店菜根屋でした
菜根屋は行くたびに魚が小さい切り身になり、サラダビュッフェは野菜の追加がなくなり、
こりゃあダメになるだろうと思ってから1年半、今年の8月に別の店になりました
よくもったわ

新しくなったお店のメニュー



鎌倉野菜と地魚の天ぷら



付け合わせのナスの煮浸し
イワシのエスカベッシュ

なかなか良いお味



柔らかい天ぷら
これはこれでよし

なんといってもごはんと味噌汁が美味しい
それだけで合格!

しかしな、



サービスするのがど素人
混んでる客をさばくのが下手

こっちは待っても良いと言っているのに、「今、お客様が入られたばかりでお時間かかるかと」

で、店内見ればお酒飲んでなくて食べ終わりそうなテーブルが2席

外のテーブルも空いてる
そう寒くないから外でokな私達なのにそこの席は勧めてくれない

「お料理出すのに時間がかかるんですか?」
「いえ、そんなことはありませんが」
「待ってもよいので」

で、ここで店の女の子は中に引っ込みました

すると、中からおばさま的なホール担当してる人が出てきて同じやりとり
だから待つって言ってんじゃん!的な思いになる私達

「外の席しかないので」
「そこに座って良いなら私達はかまいません」

と座ったら、店内のお客さんが席をたち

「中の席に移動したいのですが」
「あ、今ご用意いたします」

5分間のできごと

これじゃあかんやろー

私達を追い払いたかったわけではなかったらしく、次の客はすんなり入り、その後も2組入店

客さばきが悪すぎだな
たぶんオーナーのあのおばさまが原因で
店の命は短くなりそう







ペリカンのパン

2017-11-25 12:09:53 | グルメ
みなさん
こんにちは

上野からえっちらおっちら歩いて





印鑑屋さんで売ってるのは穴場かと行ったら売り切れだった午後3時

隣のパン屋さんが閉店したものの、人気のパンなので引き継いでハンコ屋さんが扱ってる

上野隣の言うより鶯谷だった

上野行きはやめたけど

2017-11-24 14:27:45 | 国内各地
みなさん
こんにちは

上野の森美術館で開催中の怖い絵展、本日は210分待ちだそうです



芸大 陳列館 昭和4年の建物
企画展のある時のみ入れます



第5代東京美術学校長 正木直彦の像が中庭にあります
正木直彦は明治34年から昭和7年まで校長をした官僚出身の人で、作家ではありません
なんせそれまで作家が校長だったもんだから文部行政まで突っ込んだ仕事はできずにいました
そんな中、校長になった彼は各派の調停に努めて美術行政に多大な功績を残しました

そりゃそうだよな、個性的な作家じゃうまい運営やら政府に働きかけとか不器用そうだし、こういう人がいないとやっぱね

この像は陶製で、沼田一雅(いちが)が、正木先生にお世話になったお礼に寄付したものだそう

沼田一雅とはパリ万博で金牌を受賞し、フランスで陶彫を研究し、初の外交人協力芸術家としてセーブル陶器の発展にも寄与。日本にその技術を持って帰った人

なんと!

今、六本木のサントリー美術館で作品が展示されていました

フランス宮廷の磁器
セーヴル、
創造の300年

11月22日(水)〜1月28日(日)



美術館散歩は調べだしたら止まらないけど、
たぶんギロッポンには行かない