「韓流☆ダイアリー」ブログ!

韓国ドラマ・韓国映画の
   感想を綴っています・・・

韓国映画「ドリーム」あらすじと感想、パク・ソジュンがサッカー選手に

2024-01-06 | 韓国映画、た行・な行


韓国映画「ドリーム」 ~狙え、人生逆転ゴール!~ あらすじと感想。
映画「ドリーム」は、暴力事件を起こしてしまったサッカー選手のホンデ(パク・ソジュン)はルールも知らないホームレスを寄せ集めた即席のホームレス・サッカーチームの韓国代表監督に半ば強制的に就任させられます。
そこに彼らのドキュメンタリーを制作する調子のいいプロデューサーのソミン(IU)たちも加わり、一緒に2か月後に国際大会に初出場する夢に挑戦していく物語です。
2010年に韓国が初出場したホームレスワールドカップの実話をモチーフに、新たに創作された作品である「ドリーム」は、個性あふれるキャラクターたちのチームワークと不可能な夢に向けた特別な挑戦で、愉快な笑いと共感を届ける。
またイ・ビョンホン監督は「試合のシーンを撮るのがアクションより難しいだろうとは思ったが、予想をはるかに越えた」として「準備をたくさんしたにもかかわらず、残念ながらボールはコントロールできなかった。ハラハラしながら撮影した」と伝えた。
また、イ・ビョンホン監督の過去作である「二十歳」で縁を結んだカン・ハヌルが「ドリーム」にノーギャラとして特別出演し、パク・ソジュンとライバル関係を形成する。
パク・ソジュンもカン・ハヌルと映画「ミッドナイト・ランナー」で共演した経験がある。
パク・ソジュンは「『ミッドナイト・ランナー』でも本当にたくさん走ったが、この映画でもこんなに走ることになるとは思わなかった。カン・ハヌルさんは少しだけ走れば良いと思ってきたが、彼もたくさん走った」として「僕が劣等感を感じるライバルの役割なので、ついていこうという気持ちで最善を尽くして走った」と伝え、「初めてワールドカップ競技場で芝生を踏みながらプレーしたのは貴重な経験だった」と付け加えた。(kstyle)

    


冒頭から、カン・ハヌル君の登場が嬉しかったですが、出番はほんの少し・・・(笑)
また今回はじめてホームレス・サッカーの世界大会があることを知り驚きました。
選手たちにとっては協調性とか自分たちの社会復帰を目的にした自立に向かうための大きな目標になるのでしょうね。
本作はそれぞれ、様々な理由でホームレスになった人々にも大切な人や家族がいる温かい愛が描かれていて、ホームレスになってもサッカーという熱く燃えるものを見つけられて良かったなぁ~と思う物語でした。
劇中、メンバーの一人ソン・ボムス(チョン・スンギル)は自分の心を癒してくれた 知的障害を持つ彼女ジンジュのために「ビッグイシュー」を売りながら生活をしていますが、彼女の「サッカーとイケメンが好き」という一言で厳しいホームレス・サッカーチームに入るところが爆笑でした(笑)
また、パク・ソジュン君がスタイルが良すぎて、パワーがあるプロサッカー選手には見えなかった~~(笑)
内容も新鮮さがなく、笑って泣ける感動作なんですが・・・ただ豪華キャストというだけで、少し物足りなさを感じる残念な映画でした。
おまけに、また日本を悪者にするようなシーンがあり、いつも感じることですが、どうして日本を悪くしないと気が済まないのでしょうか?
韓国での評判も悪かったですが、やっぱりイマイチの映画でした。





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韓国映画「デシベル」あらすじと感想、イ・ジョンソクが悪役を熱演

2023-10-06 | 韓国映画、た行・な行


韓国映画「デシベル」はキム・レウォン、イ・ジョンソク、ASTROのチャウヌ出演のサウンドパニックアクション映画。
大都会・釜山を舞台に、騒音反応型爆弾テロを起こす天才爆弾魔と標的にされた元海軍副長との攻防戦を描く手に汗握る物語です。
元海軍副長(キム・レウォン)対 元海軍で同僚だった天才爆弾魔(イ・ジョンソク)の間で巻き起こる騒音との緊迫した戦いが、音の強さの波形の中に刻まれた恐怖感を煽るものとなっている。そして、なぜ?同じ仲間だった元海軍副長(キム・レウォン)を狙うことになったのか、次々と明らかになる隠された真実に衝撃を受けるでしょう・・・
(あらすじ)
5万人のサポーターが応援を繰り広げる韓国釜山のサッカースタジアム。熱狂の中心部に近づくにつれ増していく音の強さ「デシベル」。ゴールの瞬間大歓声と共に、大爆発が起こります。
100dBの騒音で爆発する新型爆弾が市内に。
イ・ジョンソク演じる天才爆弾魔からの突然の電話で告げられた無差別爆弾テロ予告。
ターゲットにされたのは、キム・レウォン演じる元海軍副長カン・ドヨン。制限時間は60分。
街中に仕掛けられた騒音反応型爆弾(サウンドボム)を探し出せるのか?
窮地に立たされ孤軍奮闘する元海軍副長の前に、笑顔で立ちはだかる凶悪テロリスト。
「爆弾はどこだ……」鎮まることを知らない大都市で、止まらない大爆発。そしてそのテロ行為は、ついにドヨン(キム・レウォン)の家族にまで及ぶことになる。
天才爆弾魔は、なぜ元海軍副長を標的にしたのか。極限の状況下で明かされる連続爆破事件の悲しき真実とは……。
 (kstyle)


    


(ネタバレありの感想)
イ・ジョンソク君とチャウヌ君は同じ海軍の潜水艦勤務の兄弟で、弟想いの兄イ・ジョンソク君の様子が潜水艦内部の映像でよく伝わってきます。
ところが、リムパック訓練を終えた潜水艦がグアム近海で行方不明になります。
生き延びて帰った乗組員たちは皆、カン・ドヨン(キム・レウォン)中佐がいなかったら生存が難しく大変だったと言いますが、潜水艦の船尾のところで犠牲になった乗組員も多かったのです。そして、生存者たちは皆、あの日の忘れられない悪夢のような悲しい出来事に今も悩み続けトラウマを消せずにいます。
特にカン・ドヨン中佐役のキム・レウォンさんが自分のせいで苦しみながら生きている仲間たちがいることを十分に理解し、大きな責任を抱えている姿が痛々しく映っていました。
ただ犯人役のイ・ジョンソク君はカン・ドヨン(キム・レウォン)が世間で英雄としてたたえられていることが気に入らないのです。
そして、潜水艦が沈没した原因は敵が発射した魚雷ではなかったと主張します。あなたは真実を知っているだろう?とドヨンに迫ります。韓国政府が隠している真実とは・・・
その後もキム・ユテク少佐の家の前の公園で爆発事故が起こり、スタジアムまで爆発し、プールや車まで次々と爆破事件を起こし、最後はカン・ドヨン(キム・レウォン)中佐の家族まで危険にさらします。
狂気に満ちた爆発テロ犯を演じたイ・ジョンソクさんですが、特に悪びえもせず高笑いする彼の豹変ぶりに恐ろしさを感じるほどです。
また登場シーンは少なかったお二人の チャ・ウヌ君とイ・ミンギさん(特別出演)の潜水艦内部での真剣な眼差しや表現力が光っていました。チャ・ウヌ君のシリアスな怖い顔も良かった。

◉あの日、得体のしれない魚雷を受け潜水艦は座礁します。
潜水艦内部の酸素が不足している中、乗組員たちは、全員で死ぬか?それとも半分の乗組員たちを生かすか?選択を迫られるカン・ドヨン(キム・レウォン)中佐・・・
全員死ぬか?半分が生きて半分を殺すか?という、こんな果たすべき責任が重い選択を選べだなんて酷すぎます。
カン・ドヨン(キム・レウォン)中佐は心に決めました。
ここで、赤い糸(毛糸)が重要な くじ引きの道具として登場します。
何となく・・・タイトルにこの赤い糸を使ってもいいくらい強い印象が残りました。






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韓国映画「奈落のマイホーム」あらすじと感想、チャ・スンウォン

2023-09-20 | 韓国映画、た行・な行

韓国映画「奈落のマイホーム」あらすじと感想。
大都市ソウルの中心で起こった地盤沈下によって突如現れた巨大陥没穴シンクホール。
それは、一瞬にして巨大なマンションを飲み込み、地下500mへと落下させてしまう。建物に取り残されていたのは、11年の節約生活を経て、ようやくマイホームを手に入れた、しがないサラリーマンや、おせっかいな迷惑隣人といった、日常では決して相容れない面々。彼らは、この未曾有の緊急事態からサバイブできるのか!?
絶体絶命の危機から脱出しようと必死にもがく普通の人々を演じるのは「毒戦 BELIEVER」の怪演も記憶に新しいチャ・スンウォンや、数多くの映画、ドラマで活躍するキム・ソンギュンら実力派俳優陣。いつしか応援したくなる個性あふれるキャラクターを巧みに演じている。
本作で描かれるシンクホールは、世界的災害として昨今多く出現している。表層が何らかの原因で崩壊し、地面にできた凹みや穴のことを指し、都市部では水道管の破損や下水道管の老朽化による崩壊の他、自然の排水パターンが変化したり、新しい分水路が開発されたりした場合にも発生することがあり、国土交通省が発表した資料によると、韓国では年間平均900件以上、1日あたり2.6件の陥没穴が発生し、その78%がソウル市内で発生しているという。
日本ではあまり耳慣れない言葉であるが、2016年には福岡・博多駅前の道路で30メートル四方が陥没するという事故が実際に起きており、非現実な出来事とは言い切れない。

不穏な地響きとともに地面がどんどんと割れていき、いよいよ大規模なシンクホールの姿があらわになるマンション。壁にひびが入っていき天井も崩れ落ちていく中、咄嗟に大事な家族写真のジグソーパズルを抱えるドンウォン(キム・ソンギュン)と、タクシーの中に閉じ込められたキム代理(イ・グァンス)、そして屋上で隣のマンションの住人に助けを求めるマンス(チャ・スンウォン)の姿が捉えられている。
激しい揺れに耐え兼ねたドンウォンは転倒しジグソーパズルは無残にもバラバラになり、マンスの「119に電話してください!」の切実な声も、マンションもろとも穴の中に消えてゆく――。
地面にひびが入る様子や砂埃、電柱が倒れ火花が飛び散る様子、恐ろしいシンクホールがリアルに描かれ韓国最先端のVFX技術が光る見ごたえ満載のシーンの一つとなっている。果たして、光も電波も届かない地下500mに一気に沈んでしまったマンションの住民たちの運命や如何に――!?
<あらすじ>
ようやく手にした夢のマイホーム。だがそこは、とんでもない“事故物件”だった! 平凡なサラリーマンのドンウォンは、11年の節約生活を経て、ソウルにマンションを購入、家族とともに引っ越してきた。同僚を招き“引っ越しパーティー”を開くが、大雨で巨大陥没穴《シンクホール》が発生。マンション全体と住人たちを僅か1分で飲み込んでしまう。ドンウォンは反りの合わない隣人マンス、そして不幸にもこのマンションを訪れていた同僚たちと共に、地下500メートル下に落下。さらに大雨が降り始め、穴はどんどん水で満たされていく…!
嗚呼、夢のマイホーム、彼らの運命はいかに……!?  (kstyle)



シンクホール緊急対策会議が開かれ、今ぐらついている隣のマンションが崩落したら二次災害になると説明がありますが、何でもない家を壊すのは賛成できないという隣の住人たちは俺たちにも生きる権利があると主張し、自分の家は犠牲にできないと壊すのを反対します。
韓国で家を持つことが大変なことは分かりますが、自分さえよければそれでいいという韓国人の感情や気質が丸見えなところは、まぁ~韓国人に対話は無理だということでしょう・・・
また、本作は災害ドラマですが、切羽詰まった深刻さは全く感じられず、ただ黙って見ているだけの災害救助隊があきれるくらいお粗末で、全く救助する厳しい見せ場がないのです(笑)
結局、チャ・スンウォンさんが都合よく脱出劇に一人で活躍しただけの映画でした・・・(笑)
私は久しぶりにチャ・スンウォンさんが見たかった映画なので、彼特有のコミカルな演技に噴き出してしまい、さすがと感心する余裕の演技に満足でしたが、全体的に見た本作の災害映画としての評価は賛否両論、支持と批判が別れ、様々な意見があると思います。
日本でもこのような土地が沈下する地盤沈下は大小含めて年に1万件以上もあるそうで、やはり雨が降る夏に多く発生するようです。日本も決して無関係なことではありませんね!







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韓国映画「ディヴァイン・フューリー/使者」あらすじと感想、パク・ソジュン

2022-03-29 | 韓国映画、た行・な行
韓国映画「ディヴァイン・フューリー/使者」あらすじと感想。
日本でもNetflixで配信され話題沸騰中のTVドラマ「梨泰院(イテウォン)クラス」の主演俳優パク・ソジュン、そして「ミッドナイト・ランナー」のキム・ジュファン監督が再びタッグを組み、大きな話題を呼んだ映画「ディヴァイン・フューリー/使者」(原題:「使者」)。

新たなライジングスターとなったパク・ソジュンが本作で挑むのは、悪と戦う力に目覚めていく格闘技チャンピオン。激しい格闘はもちろん、説得力十分の鍛え上げられた肉体美も披露している。
脇を固めるのは「シルミド/SILMIDO」「光州5・18」の国民的俳優アン・ソンギ、「MASTER/マスター」のウ・ドファン、「パラサイト 半地下の家族」のチェ・ウシクら新旧の名優たち。手に汗握るダイナミックなアクション、スタイリッシュな映像、スロヴァキア・ナショナル交響楽団が奏でる荘厳なスコア、そして細部にまでこだわり抜かれた悪魔祓いアイテムの数々。
ここにエクソシズム・アクションの新たな傑作が誕生した。
また、「今まで演じてきた人物とは正反対の魅力があるキャラクター」と、主演を務めたパク・ソジュンが本作で自身が演じた役柄を振り返っている通り、これまで演じてきた陽気で明るいイメージとは真逆の、影のあるキャラクターを演じきった彼のスクリーンでの活躍に期待が高まる。
<ストーリー>
総合格闘技の若き世界チャンピオン・ヨンフ。彼は幼少期に事故により父を亡くし、神への信仰を失ったまま成長した。ある日、ヨンフは右手に見覚えのない傷ができていることに気がつく。彼は傷について調べるうち、何かに導かれるかのようにバチカンから派遣されたエクソシストのアン神父に出会い、自身に正義の力が隠されていることを知る。一方、街にはびこる悪が密かに彼らの前に迫っていた……。 (kstyle)




警察官の父が犯罪者を追っている途中で亡くなってから20年後、世界MFCチャンピオンになっていたパク・ヨンフ(パク・ソジュン)がバチカンから来たエクソシストのアン神父に出会い、悪魔退治に参加するというごく単純なストーリー展開です。
韓国と言えば儒教の国というイメージですが、意外とキリスト教の信者が多い国で、エクソシストとは悪魔払い(カトリック教会のエクソシスム)の祈祷師という意味なので、本作は韓国版エクソシストと呼ばれています。
パク・ソジュンはある日突然自分の右手に特別な力が宿り、世の中を混乱させる同じ能力を持つ悪魔と闘っていきますが、世界チャンピオンという格闘家の逞しさとは別に父親が神から救ってもらえなかった恨みなど心の傷を抱えたヨンフ役を巧みな演技で演じきっていました。
また、パク・ソジュンの大親友チェ・ウシクが神父役で登場し、また終盤、パク・ソジュンと悪魔のウ・ドファンのミステリアスな魅力あるアクション対決はスリル感たっぷりで注目の闘いです。
オカルト映画的な雰囲気ですが、なにか物足りなさの多い物語で最後にオチの1つでもあればよかったのに・・・と思うような映画でした。
ただ、パク・ソジュンファンは必見の映画だと思います









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韓国映画「南山の部長たち」あらすじと感想、大統領暗殺事件

2022-03-16 | 韓国映画、た行・な行
韓国映画「南山の部長たち」あらすじと感想。
イ・ビョンホンが主演を務め、2020年韓国年間興行収入第1位を記録した実録サスペンス「KCIA 南山の部長たち」。
日韓両国でベストセラーとなったノンフィクションを原作に、本作はあくまで「実話を基にしたフィクションである」としながらも歴史の闇に肉薄してゆく。
主演を務めたのは人気、実力ともに韓国を代表するトップスター、イ・ビョンホン。
愛国心と大統領への崇拝、そして静かに燃える野心との間で葛藤するキム部長を、キャリア最高とも言える演技で圧倒的説得力をもって体現する。

軍事クーデターで政権を握り、独裁者と批判されるほど絶大な権勢を振るったパク・チョンヒ(朴正煕)大統領。そんな大統領直属の機関として権力を握ったのが韓国中央情報部、通称「KCIA」。組織を束ねる者は、その所在地から“南山の部長”として恐れられる存在だった。暗殺犯が大統領に次ぐNO.2の権力者とも言われるそのKCIA(中央情報部)部長がキム・ジェギュ(イ・ビョンホン)だったというニュースは、韓国のみならず世界中に衝撃を与えた。権力闘争の果ての凶行か、はたまた独裁政治の横暴に対する義憤に駆られたためか、未だ様々な見方がなされている。

共演には「工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男」でその年の賞レースを席巻したイ・ソンミン、大ヒット作「哭声/コクソン」のクァク・ドウォン、更には「1987、ある戦いの真実」のイ・ヒジュン、「ザ・キング」のキム・ソジンら豪華演技派キャストが集結。

<ストーリー>
1979年10月26日、大韓民国大統領直属の諜報機関である中央情報部(通称:KCIA)部長キム・ギュピョン(イ・ビョンホン)が大統領を射殺した。
大統領に次ぐ強大な権力と情報を握っていたとも言われるKCIAのトップがなぜ?
さかのぼること40日前、KCIA元部長パク・ヨンガクが亡命先であるアメリカの下院議会聴聞会で韓国大統領の腐敗を告発する証言を行った。
更には回顧録を執筆中だともいう。
激怒した大統領に事態の収拾を命じられたキム部長は、アメリカに渡り、かつての友人でもある裏切り者ヨンガクに接触する。
それが、やがて自らの運命をも狂わせる哀しき暗闘の幕開けとも知らず……。 (kstyle)




韓国映画「KCIA 南山の部長たち」は1979年、第二の権力者と呼ばれた中央情報部長キム・ギュピョン(イ・ビョンホン)が、韓国の大統領暗殺事件を起こすまでの全40日間の物語を描く作品。
出演者のイ・ビョンホン、イ・ソンミン、クァク・ドウォン、イ・ヒジュンなどそうそうたる演技派俳優が登場する期待作で終始彼らの慎重な動きとセリフで緊張感が走る作品でした。

特に大統領を暗殺するビョンホンさんはずっとメガネをしての演技でしたが、彼の顔や目を見ているとその人物像をつくりだす演技は何か突き動かすような本能的なものを感じます。
理屈ではなく、さすがトップスターの貫禄というか、本当にビョンホンさんのカリスマは半端ではありません。
また、大統領役のイ・ソンミンさんも実在の人物をそのまま表現され、きっとたくさんの努力があったと思います。
はじめ、イ・ソンミンさんとは分からないほど減量されて顔が細くなっていたのに驚きました。

俳優さんたちの表情から韓国の歴史の苦悩が切ないほど感じられ、全体的に韓国らしい作品で良かったと思いますが、韓国の歴史が絡んでいるので日本人(特に女性)には少し難しかったかも知れません。
また劇中の登場人物の名前が、キム部長、パク大統領、パク元部長など、名前の区別を対処するのが厄介でついて行けない部分が多かったです。でもオバサンの私だけかも?(笑)
結局、現在の世界情勢をみても分かるように独裁者を作ってはいけないということです。













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韓国映画「名もなき野良犬の輪舞(ロンド)」イム・シワン&ソル・ギョング

2021-06-14 | 韓国映画、た行・な行


韓国映画「名もなき野良犬の輪舞(ロンド)」あらすじと感想。
犯罪組織でナンバー1に成り上がるという野望を持つ受刑者のジェホ(ソル・ギョング)は、刑務所へ入所してきた野心的な新入りヒョンス(イム・シワン)と出会う。ジェホはこれまでの人生で一度も他人を信じたことはなかったが、ヒョンスが奇襲からジェホを救って以降、二人はお互いに信頼しあい、一緒に働くことを誓う。出所後、彼らはチームを組んで犯罪組織を乗っ取ろうとするが、次第にそれぞれの秘めた動機が現れ始める。彼らの信頼の下に潜む真実が姿を現すとき、二人の関係は哀しきものへと変わっていく。
信頼を求める男と誰も信じられない男は、時には家族のようであり、兄弟のような固い絆で結ばれていた。しかし、ある真実が露見することで、その絆は加速度的に哀しみと憎悪を帯びていく…。  (kstyle)





警察の次のターゲットは悪名高きユ会長。
そのユ会長の部下であるハン・ジェホ(ソル・ギョング)の出所を待って
一気に暴こうと計画を立て、混入班のヒョンス(イム・シワン)は
ハン・ジェホ(ソル・ギョング)がいる刑務所に混入捜査員で入ることになり
彼に近づきます。
そして、ハン・ジェホ(ソル・ギョング)を刑務所内で助けたことで、二人の間に
信頼関係が生まれるのですが、ヒョンス(イム・シワン)は騙したくないと
「僕は刑事です」と正直に話します。
ところが、すでにハン・ジェホ(ソル・ギョング)はヒョンス(イム・シワン)を
調べて彼の正体を知っていたのです。
ジェホはヒョンスに「人を信じるな、状況を信じろ」と教えます。
まさに、その言葉通りの物語でした。
この二人、「別の出会いをしていたら良かったのに」と思うほど、相手に対する
心情や身の上などに心配る感情が複雑すぎて切なかったです。
男くさいジェホ役のソル・ギョングさんとは反対に、この混入捜査員ヒョンス役は
イム・シワン君じゃないと、この純真無垢な率直さは出せなかったと思います。
乱闘シーンなどワイルドな面もすべてにおいて、イム・シワン君が良かったです!
物語は二転三転とし、意外な結末を迎えますがラストもイム・シワン君に
なぜ??と問いかけるような衝撃的なエンディングでした・・・
混入捜査という、よくある映画ですが、イム・シワン君ファンは必見の映画です。








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韓国映画「毒戦 BELIEVER」韓国で大ヒットした犯罪劇

2020-11-24 | 韓国映画、た行・な行

韓国映画「毒戦 BELIEVER」あらすじと感想。韓国で観客動員数500万人を突破した大ヒット映画。その圧倒的な完成度と個性に魅了され「毒戦 BELIEVER」中毒者が続出、異例の完全版まで公開された驚異のヒット作となった本作はアジアを支配する幽霊麻薬組織の実体を巡って繰り広げる強者たちの戦争を描いた犯罪劇。イ・へヨン監督のスタイリッシュな演出と俳優チョ・ジヌン、リュ・ジュンヨル、故キム・ジュヒョクさん、チャ・スンウォンの抜群の演技力、荒れ狂うストーリー展開が人々の心を捉えた。
「イ先生は悪魔だ・・・」麻薬組織のボスとして君臨しているが、誰も正体を知らない。チョ・ジヌン演じる主人公の麻薬取締官・ウォノが「この操作に命をかけます」と決意の表情で手を組んだのは、リュ・ジュンヨル演じる組織から捨てられた青年・ラク。この二人が姿なき麻薬王“イ先生”を追いかけ、危険な組織に潜入する様子がテンポよく展開していきます。しかし潜入先は“狂人区”ともいうべき、麻薬に魅入られた奴らの巣窟!本作が遺作となった故キム・ジュヒョクさん演じる闇マーケットのボスは銃を片手に狂気の表情を見せ、さらに狡猾なドラッグディーラー(パク・ヘジュン)、不敵な笑みをうかべる謎の人物(チャ・スンウォン)など、欲望と疑念うずまく狂人たちが続々登場し、スタイリッシュな映像と謎めくストーリーが観る者をその世界観に引き込んでいきます。
チョ・ジヌンをキャスティングした理由を、イ・ヘヨン監督は「チョ・ジヌンの強烈なエネルギーが、麻薬取締官ウォノというキャラクターと共通するところがあると思った。ウォノは自分の標的を無謀に追いかける一方で、人道主義的な側面もある。だからこの役には彼がぴったりだと思った」と語り、全幅の信頼を寄せる。一方、「タクシー運転手 約束は海を越えて」など話題作への出演が相次ぐ気鋭のリュ・ジュンヨルは自身の役について「顔は無表情。でも内側には感情が渦巻いていて、それをどうやって表現するかを考えることで、役作りをした」と話し、人気・実力備えた二人の俳優を含む韓国最高峰の演技派クセ者俳優陣にハマること間違いなし。
<あらすじ>
巨大麻薬組織に君臨し、その悪名を轟かせているにも関わらず、誰ひとり本名も経歴も、顔さえ知らない麻薬王“イ先生”。麻薬取締局のウォノ刑事(チョ・ジヌン)は、組織壊滅のため長年イ先生を追っているが、いまだにその尻尾すら掴めない。ある日、麻薬製造工場が爆破され、事故現場から一人の生存者・ラク(リュ・ジュンヨル)が発見される。ウォノ刑事は組織に見捨てられたという青年・ラクと手を組み、大胆かつ危険極まりない筋書きによる、組織への潜入捜査を決意する。そこは麻薬に魅入られた狂人たちの巣窟だった――。執念の果てにたどり着く、驚愕のラストは・・・ (kstyle)

麻薬取締局のウォノ刑事(チョ・ジヌン)が顔の見えない黒幕を逮捕するために危険なオトリ捜査を展開していきますが、韓国映画に多い残酷な暴力シーンはハッキリ女性にとってキツイです。また悪役の一人故キム・ジュヒョクさんのくるった狂気の演技は怖いくらい役に成りきっていて圧倒されます。今までにない強烈なキャラでした・・・終盤意外な人物が黒幕で驚きますが、本作も劇中現在の韓国社会を映し出すような正義がない絶望感ありのリアリティシーンにあ~やっぱり韓国映画という感じでしたが、最後にウォノ刑事(チョ・ジヌン)が一人ケリをつけるために向かった結末が気になるラストでした・・・??










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韓国映画「探偵なふたり」最低な相棒が誕生!

2016-03-04 | 韓国映画、た行・な行

韓国映画「探偵なふたり」最低な相棒が誕生!
相棒といっても、サンウssiは刑事ではないので、ちょっぴり
コメディタッチな中に本格的な謎解きミステリーがプラスされた映画です。
国内最大級の未解決殺人事件サイトを運営し、プロファイリング同好会の
会長を務め、「シャーロック・ホームズ級」の推理力と洞察力を持つ
カン・デマン(クォン・サンウ)。
(実はデマンは刑事になりたかったのですが膝の怪我が原因で不採用に
なったつらい過去があります・・・)

デマンの日常は、恐妻家の妻の顔色をうかがいながら、マンガ喫茶を
経営している侘しい店長(笑)
唯一の楽しみは仕事をサボって警察署に顔を出し捜査に干渉するのが趣味!
警察内ではかつて広域捜査隊の「人喰いザメ」と恐れられていたノ・テス
(ソン・ドンイル)が左遷になり冴えない刑事としてデマン(クォン・サンウ)の
事を気にしています。
刑事顔負けの実力を持つデマンとテスは犬猿の仲ですが、ある日デマンの
友人である刑事が殺人容疑で逮捕されます。
デマンとテスはこの事件に隠された陰謀を察知し警察側が事件解決と
判断する中、友人の汚名を剥がすために真犯人を見つけようとします。
仕方なく二人は手を組み捜査をはじめますが二人の前にまた新たな殺人事件
が起きてしまいます。
その後もカン・デマン(クォン・サンウ)の推理作戦やテスの刑事の直感など
二人のあいだで意見がぶつかりますが、それでもお互いに信頼を深め捜査を
進めていきます。




またふだんから普通のお父さんと同じようにイクメンだと語っている
サンウssiですが、劇中赤ちゃんとの息もピッタリ! (笑)
オムツをかえる姿も慣れたものでした・・・(笑)
恐妻家の夫なので赤ちゃんを連れての捜査は爆笑でしたが、探偵に
なりたかった夢を諦めていたので、その夢が叶い探偵としてパワーを
発揮している姿は生き生きとしています~(笑)
また反面、家庭での当然あるべき感情やパパとしての姿も人間味あふれ
デマン役はサンウssiらしい人物だと思いました。
また相棒になった刑事のテス(ソン・ドンイル)の奥さんも実は恐妻家
だったので(爆笑) 二人は同じく共有するものがあったのですね!!

また本作「探偵なふたり」はサンウssiがアクションシーンを封印している
かわりに、相棒の刑事テス役のソン・ドンイルssiが初のアクションシーンに
挑戦しています。ふだんからアクションとは無縁の俳優さんなので、さぞや
苦労されたことでしょう! 水中のシーンなど大変そうでした・・・
でもラストは事件も解決し二人で探偵事務所を開くことになって
良かったですね~!
きっと、最強の相棒になりそうです。。。。。?!


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韓国映画「タチャ、神の手」 T.O.P 手に汗握る勝負の世界!

2015-12-10 | 韓国映画、た行・な行


韓国映画「タチャ、神の手」は幼い頃から並外れた手さばきと勝負強さを
見せていたテギル(T.O.P)が、誰も信じられないタチャ(いかさま師)の
世界に飛び込み、命を賭けた真剣勝負に挑んでいく映画です。

テギル(T.O.P)は、グァンチョル(キム・イングォン)の家で花札を
している時偶然出会った花札の勝負相手の妹ミナ(シン・セギョン)を見て
一目惚れ、会ってすぐに告白します。
ところがある事件をきっかけに故郷を離れソウルでタチャ(いかさま師)の
世界になんのためらいもなく飛び込んで行くテギル(T.O.P)。
ある日テギル(T.O.P)は、100億の遺産をもつ若い未亡人ウ社長(イ・ハニ)
からお金を巻き上げる計画に参加することになりますがウ社長(イ・ハニ)と
関係を持ったテギルは、ウ社長に情報を流してしまいます。
ところが、実はテギル(T.O.P)の方がウ社長(イ・ハニ)に騙されて
いたことを知るのです。
その後は騙し騙されの激しい仲間割れが続き、ハラハラドキドキの見ごたえ
あるストーリーが展開され結局はすべてがお金という人間のもつ欲深さが
描かれている映画です。

その後、先輩とともにチャン・ドンシク(クァク・ドウォン)と花札で
勝負することになりますが、その時ドンシクが連れてきた仲間がミナ
(シン・セギョン)だったのです。
信用していた先輩の裏切りもあり勝負に負けてしまうテギル(T.O.P)。
莫大な借金を作ってしまいますが、この時ミナのはたらきかけで命は
助かります。ところが今度は人質となったミナを救うため、自分の手首を
かけて運命の一本勝負をするテギル。
このシーンはとても残酷な勝負にかける人間たちの心を奮い起こす悲壮感が
漂う場面ですがT.O.Pの恐ろしいながらも愛する女性を守ろうとする勇敢で
立派な姿に胸が熱くなります。 とてもカッコいいT.O.Pでした・・・
また、脇を固める個性豊かな俳優さんもたくさん出演されていて、花札で
勝負を賭ける賭博場でのイカサマ師に完璧に変身した俳優たちの目力や
表情に圧倒されます。
終盤、キム・ユンソクさんが登場し、伝説的なタチャであるアグィ
(キム・ユンソク)との戦いに臨むテギル(T.O.P)とミナ
(シン・セギョン)たちの華麗な勝負に注目です・・・

また本作は手に汗握る花札の勝負の世界が描かれていますが、
私は花札を良く知らないので・・・(笑)
知っていればもっと楽しめる映画だったと思いました!








「タチャ、神の手」女優陣、シン・セギョン、イ・ハニの
代替不可の存在感!

イ・ハニ
今までのルックスからソウル大出身、オムチンタル(勉強ができて
性格も良く、何でもできる完璧な人)、国民の娘などの修飾語を
先に思い出した人なら映画「タチャ-神の手-」に注目してほしい。
もちろん「タチャ-神の手-」の中のイ・ハニは魅力的だが、
それよりも“女優イ・ハニ”の姿が先に見える。
イ・ハニは、100億ウォン(約10億円)台の遺産を受けた若い未亡人であり、
華やかな外貌と純粋な魅力でハウス(賭博場)に集まってくる男たちを
誘惑するウ社長役を務めた。
このようなキャラクターであるだけに映画の中で彼女はファムファタール
(魔性の女)の魅力を惜しまずにアピールする。
だからといってファムファタールの魅力だけあるのではない。
スペクトルが広いキャラクターを自由自在に演技しながら女優として
自身の真価を思う存分に発揮する。

シン・セギョン
女優シン・セギョンが大胆な変身を試みた。
これまでの作品で清純可憐な女性の姿を見せ続けてきた彼女は、
映画「タチャ-神の手-」で兄を足で蹴ったり、自身に告白する男性に
「挨拶が上手にできるね」ととんでもない冗談を飛ばしたりする
ワイルドな女性になって戻ってきた。
それだけではない。大胆なお尻の露出まで披露する。
映画「オガムド~五感度~」で大胆なベッドシーンを披露したことも
ある彼女だが、これほど大胆な露出は今回が初めてだ。
女優としては躊躇しがちな露出だったが、彼女は映画のためと言って
事務所の反対も押し切っての出演に。
(kstyle)

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タチャ -神の手-
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エイベックス・ピクチャーズ

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韓国映画「7番房の奇跡」、誰もが涙する父と娘の物語!

2014-08-26 | 韓国映画、た行・な行


リュ・スンリョンさんは、映画「神弓」、「僕の妻のすべて」
「王になった男」など、大ヒット作品に出演された、存在感の
大きな俳優さんです。

いつも余裕で安定感のある表情から、強烈なカリスマ性、
またユーモアたっぷりの表情など、いろいろな姿を見せてくれます。

私はリュ・スンリョンさんといえば、ミンホ君のドラマ「個人の趣向」
のゲイ役が強く印象に残っています・・・ (笑)
ちょっと~古い作品だったかなぁ~!?
でも、人の心を引きつける魅力がありますよね~!





「7番房の奇跡」は、
知的障害である父ヨング(リュ・スンリョン)としっかり者の
娘イェスン(カル・ソウォン)の父性愛あふれる姿が描かれ
きっと誰もが涙する父と娘の珠玉の愛の物語です。
ふと、ドラマ「私の心が聞こえる」のお父さん役チョン・ボソクさんを
思い出してしまいましたが、お二人とも知的障害を乗り越えた温かい
心の父親役が素晴らしかったです!

そして、本作で「大鐘賞審査員特別賞」を受賞した天才子役
カル・ソウォンちゃんの愛らしい姿と涙の演技には本当に心打たれます。
イェスン(カル・ソウォン)ちゃんが大好きなセーラームーンは
韓国でも人気があるんですね!

また本作は、
キム・ジョンテさんをはじめ、オ・ダルスさん、チョン・マンシクさん
など脇を固める個性的な俳優さんたちも多く出演されていて、7番房に収監
されている彼らのコミカルで人情味ある演技に大爆笑です!
親子の愛情にいつの間にか心癒されていく彼らの活躍にも注目です(笑)


映画「7番房の奇跡」公式サイトより ↓

娘を愛するパパ、ヨングとして登場したリュ・スンリョンは、
数々のヒット作品(『神弓 KAMIYUMI』(11)、『私の妻のすべて』(12)、
『王になった男』(12))の演技で、韓国映画の興行成績に大いに貢献し、
“キング・オブ・興行収入”と称されている。

そして、今回その演技力も評価され、この作品で2013年大鐘賞の
最優秀主演男優賞、ペクサン芸術大賞・最優秀観客主演を獲得した。


パク・シネ(大人になった娘イェスン)父ヨングを想って嘆き、
その心の痛みと戦い、それをバネにして、彼の無罪を
勝ち取る強さを持ち、法学生となったイェスンの演技が
称賛されているパク・シネは、「シラノ恋愛操作団」や
「美男〈イケメン〉ですね」での明るい、はじけるような役とは
違い一回り大きくなった姿を披露している。

カル・ソウォン(少女イェスン)その可愛いらしい顔で表現される
感情や、正確なセリフ回しで、素晴らしい演技をしている
カル・ソウォンは少女時代の、イェスンを好演し
2013年大鐘賞の審査員特別賞に輝き、さらには
2013年ペクサン芸術大賞最年少で新人賞にノミネートされている。


★(ストーリー)
春には黄色いランドセルで学校へ…
娘の入学式を夢見ていた、知的年齢が6歳の父親ヨングと、
しっかりものの6歳の娘イェスンに突然の事件が影を落とす。

父ヨングは殺人の容疑で逮捕、収監。

娘はひとり寂しく父を思い、塀の中では父が娘に
会いたいと思いを馳せていた。

そんなある日、父ヨングに命を助けられた7番房の房長と
仲間たちが、娘イェスン潜入大作戦を決行!

しかし、二人の幸せな時間は長くは続かず…

裁判の最終弁論、父ヨングは最後の最後になぜか
無実の罪を認めてしまうのだった。

数年後、娘イェスンは弁護士となり父の無罪を
証明するために奔走する。

そして父が本当に守りたかったものが時を越えて
明かされる…。
 

 ★(撮影秘話)

父ヨングの髪型:マッシュルームカット

ヨングの髪型を決める前にイ監督は、その場に現れたリュ・スンリョンを
見るなり、唐突にマッシュルームカットを提案した。
そして髪型を整えたリュの変貌ぶりに監督は「まさに私の思い描いた
ヨングだ!」と喜んだ。
リュ自身もマッシュルームカットが似合う、この役を演じ、
これまでのイメージが変わったことにまんざらでもない様子だったとか。

父ヨングの衣装

スタイリストのキム・ネヨンは、父親ヨングの衣裳が難しかったと
話している。

古着を着て親しみやすさを醸し出したが、知的障害だからという理由で乱れた
服装は避けようと考え、ボタンは常に上までとめ、シャツはズボンの中に
いれた。
そのズボンも、ヨングのユニークなイメージに合わせて綺麗に裾がカット
されたものを腰より上までしっかりと履かせたのだ。

また、刑務所の囚人服は暖色系のオレンジで、親子が過ごす7番房の明るい
テーマに合わせたのだ。

父ヨングの恋

オリジナルの脚本では、父親ヨングの過去が描写されている。
ヨングがナイトクラブのウェイター兼キッチンスタッフとして働く様子が
描かれている。

その後クラブダンサーと出会い恋に落ち、一緒に暮らし始めた。
こうしてヨングの最愛の愛娘イェスンが誕生したのである。
映画では、イェスンが生まれた日にちのことは出てくるものの、
母親との関係は秘密にされている。


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