珈琲もう一杯

3月6日、2010年Jリーグ開幕

まずは順調に

2008-02-07 01:53:43 | サッカー
1つ下のエントリーでも記しましたが、結局スタジアムに足を運ぶことは出来ず、スポーツバーでの
観戦となった日本‐タイ戦。まあ終わってみれば順当な結果ですし、いい滑り出しだったのでは
ないでしょうか。

試合そのものは、ほとんどの人がこうなるだろうなと予想したとおりの内容でしたね。
日本が圧倒的にボールを支配して時間が進むという。前半のタイのシュートは1本のみ。
その1本がゴールとなったわけですけど(苦笑)。タイが彼らの思い通りにボールを回し
シュートまで持ち込んだのは試合全体を通しても、ゴールに結びつくまでのあの20-30秒程度のみ
だったはず。その20-30秒がゴールに結びつくのだから、サッカーは怖いし面白い。

前半はそのまま1-1で終わってタイから見たら大成功といえる結果だったのでしょうが、
おそらくタイとしては日本相手にペース配分して試合を組み立てるのは無理だから、
とにかくキックオフから全力でプレーしていこうという意識があったのではないですか。
それが功を奏しなんとか前半は持ちこたえられたものの、時間が進むにつれ徐々に苦しさが増していき、
さらに退場者が出たことで、もう…という感じだったのではないでしょうか。そういった
試合展開に持ち込めること自体が、日本の力だとは言えるでしょう。

僕はこの試合を見て、Jリーグがスタートする前の日本代表と海外チームとの試合のようだな、
なんてことを考えていました。当時の日本も試合途中までは頑張って頑張ってなんとか
形を整えていたものの、最後は突き放されて結局敗戦、という展開が多かったように記憶しています。
それこそ、アジアのチーム相手にさえ、そんな試合が結構あったような。それを思うと、
当たり前に日本が相手を突き放し、終わってみれば4-1という内容をW杯予選で演じられることに、
改めて日本サッカーの進歩を感じますね。今さら述べるまでもないことながら。

当面の目標となる3次予選全体を通しても、今日の結果はほぼベストに近いのでは。
1失点を喫したことで、W杯予選はやはり簡単ではないという気持ちの引き締めを得ることも
できた。なおかつ4点奪えたことで、得失点差の部分でも1失点をほぼ帳消しにすることもできた。
失点を喫した部分では相手へのマークがルーズになっていましたが、そういった修正すべき点を
得られた上で、勝点3と得失点差+3も得られた。つまり果実と修正点の双方を手にしたわけで、
非常に良かったのでは。

まあこのチームはスタートして、実質3週間程度ですわね。その極めて短い準備期間で
臨まざるを得なかったW杯予選において、きちんと勝点3を手にしたことでまずはよしでしょう。
3次予選は4チーム中の2位までに入ればいいのですし、いくらなんでも今の日本がそれを
取り逃がすことはないでしょうから、肩に力を入れすぎることなく、見ていきましょうか。
なんといってもまだ2月上旬、J開幕まで1ヶ月以上ある時期での試合ですから、コンディション
調整も難しいし、パーフェクトを期待するのは酷でしょう。また、後半試合展開が厳しくなってきた
タイがかなりラフになってきた局面があって、日本の選手のケガが怖かったのですが、
それも避けられましたしね。
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