ただ1人

昨日のバーレーン戦について、多くの人が見解を述べられています。
僕が見る限りあの試合に対し手放しの満足感を示されている人は1人も
いません。さすがに当然の反応でしょう。ところが、実は手放しで満足と
いう気持ちでいる人が1人だけいるようですね。その人の名は「川淵三郎」氏。
日本代表監督の任命権＆解雇権（こんな言葉があるか知りませんが）を持つ人が、
満足という気持ちでいる…。代表監督に最も厳しい目を注ぐべき人が、
勝利という結果だけに喜んでいる…。

我々ファンの苦悩はまだまだ続きそうです…。

このエントリーで僕は、最終予選中の監督交代は現実的でない、と書きました。
しかし次のアウェー・バーレーン戦は6月3日。この2ヶ月ちょっとをジーコと
過ごすより、新監督と過ごした方がまだ建設的なのではないか、と
思い始めています(笑）。

日本勝利、ですが

日本-バーレーン戦を見てきました。結果はご承知のとおり、日本の勝利。
これは全くもって正当な結果ですね。勝ち点3をきちんととったことに満足
すべきでしょう。

ただどうしても疑問に思うことがある。W杯予選は内容を問う場所ではなく
結果が全ての世界であることを理解したうえで、それでも言いたい。
日本代表選手の力量は本当にバーレーンや北朝鮮にようやく勝つのがやっと
というレベルなのかと。そうではないはずだ。また日本はW杯に行きさえできれば
いいんだという気持ちで今の代表監督を選んだのか。それも違うはずだ。

監督就任から2年半が経過しながら未だに約束事がないだの、選手が1人でも
変わればチ－ム作りをまた１からやり直しだのという状態でいいのか。
日本代表チームを監督としての適性を全く持ち合わせていない人間に
任せていていいのか。どうしても納得がいかない。

もちろん、アジア予選の真っ只中でしかも2位につけている状況での監督交代
は現実的な話ではないだろう。ただドイツでいい成績を残すという視点で見ると、
今の状態でいいはずはない。僕は何も世界的名将クラスを望むつもりはない。
ただ、監督としての最低限の仕事をきちんとしてくれる人に来てもらえれば
それでいい。監督が本来やるべき戦術の構築やチームとしての約束事の徹底を
選手に押し付けるのは、自主性などというものでは到底なく、ただ単に
監督の仕事をサボっているということに過ぎないのだから。

結果が全てのW杯予選で結果を出しているのにこんなことを言うのは
おかしいと思うが、それでも、ね。

日本-バーレーン戦を前に

明日日本代表-バーレーン代表の試合があります。もちろん日本に
勝ってほしいわけですが、8年前や12年前のW杯予選とはちょっと
違うんですよね。端的にいうと、8年前12年前ほどには、代表に
のめりこめないということ。代表はもちろん大事なんですが、
それと同じくらい応援するJクラブも大事だと。僕にとっては
東京であるのですが、同じようにクラブが大事という人は間違いなく
増えている。これは僕の体感に過ぎないけど、クラブを重視する
雰囲気は確実に強まってますね。

これはJリーグが成熟してきた証でしょう。代表はたまにしか
組織されない寄せ集めチームに過ぎない。日常のサッカーはあくまで
クラブにあるわけで、その毎日の積み重ねこそが大事というのは
当然といえば当然のこと。クラブが重視されるようになったことは、
10クラブでスタートしたJがいまや30クラブになっていることにも
現れているでしょう。

クラブに愛着が深まることは、逆説的に代表の価値も高める
のではないでしょうか。普段応援している選手がJでのプレーを
認められて代表に呼ばれたら、それは凄く嬉しいことだから。
ただ今の代表監督はJを細かくチェックして選手を発掘するという
ことに全く興味を持っていないようですが。

ただTVや新聞等のマスコミは、未だに代表がすべてという感覚で
報道していますわね。まあサッカーを知らない人がサッカー記者
やってるケースがほとんどなのでしょうが、マスコミとファンとの
ズレは相変わらず大きいなと感じざるを得ませんね。

電車の時間調整

今日の朝、通勤電車に乗車していると、このようなアナウンスが。
「後続電車が遅れているため、この電車は当駅で時間調整いたします。
発車は８時○分です。お急ぎのところ恐縮ですが、しばらくお待ちください」

鉄道会社の都合は分かるんだけど、何かもう一つ腑に落ちないんですよ(笑）。
だって止まっている電車自身は何のトラブルにも見舞われてないし、
乗車中の客も何も悪いことしてないのに、後ろの電車の遅れのとばっちりを
受けるのは(笑）。特に今日は急いでいたもので、時間が長く感じて。
まるで1点リードしてる状況でのロスタイムのような長さでした(笑）。

女性レフェリーとともにJFL開幕

J1の土日分散開催はナビスコでは適用されないため、今日はJFL開幕戦の
佐川急便東京-SC鳥取を味の素スタジアムで見てきました。スタジアム入りが
ちょっと遅れ前半20分前後だったのですが、レフェリーが女性で初めて１級
審判資格を取得した大岩真由美さん。試合そのものに加え、レフェリーにも
注目しての観戦となりました。

大岩レフェリーについて言うと、今日は非常にスムーズなレフェリング。成人男性
の全国リーグレベルの試合を吹くのはおそらく初めてだと思いますが、ひいき目
抜きにしても合格点でしょう。まず目に付くのは運動量の多さ。良く走り、
出来る限りボールのそばにつき、かつ選手の邪魔になる位置取りはしない。
またジェスチャーも分かりやすく、倒れた選手には状況のチェックをすばやく
行うなど、コミュニケーションもスムーズでした。

今日は佐川に幻のゴールがありました。サイドからの浮き球に身体ごとあわせ
ゴールにねじ込んだのですが、ハンドだったことをきちんと見極めてノーゴールの判定。
佐川の選手が誰も抗議に行かなかったように、正当な判定でした。良く見ていた
と思います。少なくとも○田よりは(笑）。

大岩レフェリーのレフェリングを見て思ったのですが、女性がレフェリーだと
試合が荒れにくいとは言えるでしょう。多少おかしなジャッジがあったとしても、
女性に対して柏○や○沢に詰め寄る時のような態度はとりずらいでしょう(笑）。
このレベルで吹けるのならば一定の技量はもっているはずですし。１級資格は
Jの試合も吹ける資格。Jまでの道は楽ではないでしょうが、頑張ってほしいものです。

試合は佐川の1－0勝利。ただ内容はスコア以上に佐川の圧勝でした。
鳥取のようなクラブには頑張ってほしいですが、まだまだ時間はかかりそう。
予断ですが、今日は東京でも69でもないチームの試合。そのため「普段着の飛田給」
をみてきたわけですが、ホント、青赤の街ですね。共進倉庫はもちろん、
向かい側のネッツトヨタも青赤の横断幕を掲げたままだし、飛田給駅の
スタジアムと反対側の商店街も青赤ポールが立ってるし。いや～いいことです(笑）。

この引き分けは…

所用により生観戦できなかった今日の大分戦。録画しておいたMXTVの中継を
見終えたところですが、この引き分けは応えますな(笑）。あれだけ攻めていながら
ゴールを奪えずスコアレスドローとは…。なんて東京らしいのだろう…(笑）。
僕はリーグ戦開幕の４ゴールをセクシーすぎて恐くなるぐらいと記したのですが、
やはり慣れないことはしちゃいけませんな(笑）。

しかし真面目な話、笑ってる場合ではない。今日柏が勝ったことで、東京の首位
通過はかなり厳しくなったと見るべきでしょう。直接対決があと１試合しかない
クラブに勝ち点差５をつけられたのですから、他力本願になってしまうわけで。
今年のレギュレーションは2位でも決勝トーナメントに進めない可能性がある
だけに、首位でいきたいのですが。

まあ、次は頼むぞというしかないが、ホント頼むよ(笑）。あとダニーロがサブにも
入っていないのは気になる。今の彼では使えないのは理解できるけれど。

日本代表考

今の日本代表は本当に不思議なチームです。監督が全く監督の役目を果たさず、
まるでデタラメな存在でしかないのにもかかわらず、選手が勝手にプレーして
勝利を重ねていた。ただあまりにも監督が運に恵まれすぎていたため、（選手
は努力している。選手の働きを運に恵まれたというつもりはない）いつまで
この運が続くのか不安だったという方は多いでしょう。もしかして、ここだけ
は勘弁してほしいと思っていた場所、つまりW杯最終予選でその運が尽きるのかも
しれませんな(笑）。

僕はイラン戦後のエントリーで5日後はきちんと勝てばいいと言いました。実際、
本来ならば日本とイランで何もない組み合わせのはずです。ただ、サッカーの
神様がお怒りになった場合はそうじゃないのかもしれません。そしてこの監督の
デタラメさを見ていると、神様がお怒りになられても仕方ないのではとも思います。
この期に及んで未だに約束事がないだの、選手が代わればそれまでの連携が
全て水の泡となるだのといった話を見聞きすると、このような監督に代表を
任せたことが今さらながら悔やまれます。もちろん、全てに完璧などということは
ありえないでしょう。ただ、代表チームなら代表チームにふさわしい悩み方を
してほしいのですよ。

ジーコの全てを否定しているわけではない。ただ、監督の適性は全くない。
3年前にわかっていたことで、僕も常に口にだしていましたが、最終予選という段階で
それを改めて実感させられるのはつらい。もしも考えられない方向にこの予選の
結果が進んだならば、J草創期の鹿島を通じて日本サッカーの発展に貢献したジーコの
功績は全て消え去り、無能監督というイメージだけが残ってしまう。それは切ない。

１敗でごたごたするのは良くないが、一言言いたかった。（一言どころではない
量ですが(笑））

ナビスコ大分戦

W杯予選に気をとられていましたが、ナビスコ2節が今日あります。
基本的に僕は東京のホームゲームはほぼ全て観戦していますが、残念ながら
明日の大分戦は所用で見ることができません。いや～、残念だ。

初戦が黒星スタートでしたので、今日の試合は負けるわけにはいきません。
勝ち点３を必ず取らなければならない状況。決して楽ではないですが、
勝ってくれるものと信じて、MXTVを録画しておきます(笑）。

ちなみに25日（すでに昨日ですが）に、4月2日神戸戦観戦のための往復飛行機
チケットを確保しておきました。行き帰りとも関空利用ですが、往復で
19,300円。安く上げることが出来ましたぜ。

敗戦

今、イラン-日本の試合が終わりました。ご覧のとおりの結果。
まあこれは仕方がないでしょう。最も強い相手とのアウェー戦ですから、
この結果は受け入れざるを得ない。最小失点差の敗戦であるため、
スコアシートも傷つかなかったし。
むしろ恐いのは、１敗しただけでマスコミが大騒ぎすることですな(笑）。
最終予選の6試合が終わって2位以内にいれば、それでいいわけですから。
正当に考えれば、このグループは日本とイランで何もないんですし。

5日後にも試合があるわけで、そこできちんと勝てばいいんですよ。

イラン0-2日本

あと１時間足らずでテヘランでのイラン戦。最大の難関であるのは間違いないですが、
あえて言い切りましょう。日本が勝つと。

日本に真っ向勝負を挑んで勝つことのできる数少ないアジアのチーム。イランが
それに相当する存在であることは確かでしょう。（イラン以外には韓国だけ）
テヘランの10万人とも言われるサポーターも脅威だし。ただ、その10万人の
サポーターは日本以上にむしろイランの選手にこそ重圧になると思う。イランは
テヘランで試合するとおかしくなると聞きます。それは10万人のサポーターが
守りに入ることを許さず、常に攻めの姿勢をみせなきゃいけないから。
そしてそこにこそ日本の付け入る隙が生まれてくるのです。守りを忘れバランスを
滅茶苦茶にした相手の隙をついてゴールを掠め取ることは、今の日本の選手なら
さほど難しくはないはず。そのようなポイントがこの試合で絶対に生まれる
でしょう。そのポイントで日本がゴールを奪い、あとはダラダラと時間を進め
イランをますます焦らせ、いよいよ10人攻撃(笑）を仕掛けてきたところに
カウンターで2点目をあげる。そして10万人のサポーターがイランの選手に
怒りの矛先をむけるなか、0-2で日本の勝利。これが僕の描くシナリオです(笑）。

まあ、ダラダラと時間を進めるのは、日本がもっとも苦手とする芸当ではあるの
ですが(笑）。またこのようなシナリオを全てぶち壊すような采配を監督が
振るうこと。僕が恐れるのはそれです(笑）。

いずれにせよ日本は無理する必要はない。この試合を「絶対に負けられない戦い(笑）」
と思ってるのはイランであって、日本は引き分けでも十分ですから。

しかしそれにしても、テヘランに行きたかったなぁ。「本当のアウェー」を
体験できるのはもはやテヘランぐらいでしょうから。

最後に。皆さん、試合を楽しみましょうぜ。
PS-アジア相手なら、中村のフリーキックだけでも勝てるんじゃないですか(笑）