昨年に引き続き、今年も東京都国際ユース(U-14)サッカー大会が行われております。
僕は昨日5月4日の試合を観戦できましたので、その感想を記すことにいたします。この大会
全体としての感想は、冒頭でリンクした昨年のエントリーとほぼ全く変わりませんが。
4日の試合について記す前に、この大会そのものについての概要を確認することにします。
今大会は「次世代のトップアスリートを目指す世界のユース世代のサッカー選手の技術・精神の
向上に加え、国を超えた相互理解を深めることにより、人格形成や健全育成を図り、競技力向上と
次世代育成に貢献する」(この文章は大会パンフを基にした僕の責による要約です)趣旨により
開催されるもの。出場チームは東京都と姉妹友好都市提携を結ぶ11の都市および州のうち、
海外9都市のチームが参加、さらに東京むさし、東京ヴェルディジュニアユース、東京都選抜を
加えた12チームによる大会となっています。海外から参加してくれたのは、北京、ベルリン、
カイロ、ジャカルタ、モスクワ、豪州のニューサウスウエールズ州(NSW)、パリ、サンパウロ、ソウル。
海外チームはその多くがU-14の選抜チームですが、カイロとサンパウロは単独チームとのこと。
昨年はサンパウロ州のチームとしてパルメイラスが来てくれましたが、今年はサンパウロFCが
来日となっています。このサンパウロは抜群に強かったですね。
僕が観戦した4日の試合は、2日および3日の一次リーグを経て決定した順位決定トーナメントで
ありました。そのなかで準決勝に相当する対戦となったのが、むさしとヴェルディの試合。
結果はご存知のとおり、0-2で東京むさしの敗戦でした。立ち上がり2分(僕の手元の時計、以下同)に
先制ゴールを奪われ、その後はむさしが攻め込む場面が見られるも同点ゴールを奪えず、
33分(この試合は30分ハーフ)に2失点目、その後もヴェルディのボール支配が長くむさしは
敗戦となったものでした。この試合に関しては、ヴェルデイが一枚上だったのは確かでしょう。
むさしにとっては悔しい敗戦でしょうが、これからもずっとお互いに切磋琢磨しあわなければ
ならない相手なわけで、その意味ではこのような敗戦も意味があると言えましょう。
まあこれはいかにも第三者の大人としての見方ではあるのでしょうが、悔しい負けの経験も
今後の糧としてほしいものです。
この日は駒沢陸上および第二球技場の両会場で試合が行われていたため、双方を往復しての
観戦ができました。1試合を通して見たのは上記の試合のみでしたが、試合の一部でも
観戦できたのは陸上でのサンパウロ-ソウル、第二でのベルリン-モスクワ、東京都選抜-NSWの
各試合。サンパウロの強さは圧倒的でしたが、第二の試合は双方とも実に面白い試合でしたね。
PKで9人目までもつれこんだベルリン-モスクワ(モスクワの勝利)、同じくPKまでもつれこんだ
選抜-NSW。(選抜の勝利)。まあ結果をことさらに問題とする必要はないでしょうが、
試合を戦う以上は勝利を目指すという当然の姿勢が色濃く現れていったのは見ていて
気持ち良かったですね。ましてやおそらくは、この大会のみのために編成されたであろう
混成チームが、時間の経過に伴い「チーム」としての結束を強めていったという状況は。
参加チーム全ての選手に言えると思いますが、アジア、アフリカ、オーストラリア、南米、
ヨーロッパのチームが一同に会する機会は、初めての体験だったでしょう。若きプレーヤーたちに
とってこの体験は必ずや多くの刺激となったでしょうし、自分が応援するクラブの育成組織の
選手がこのような場を得られたことに感謝したい。願わくば、この大会がこれからも
永遠に続いてくれることを。
最後に東京都選抜のチーム構成について触れておきます。横河武蔵野、三菱養和調布、同巣鴨、
府ロク、FRIENDLY、ジェファ、アーゼット86東京青梅、町田JFCといったクラブからの
選抜プレーヤーで構成されており、それぞれの選手の頑張りが強く印象に残りました。
なおアーゼットは昨年までレイソル青梅として活動していたチームのようですね。
(05/04 17:47追記)
この日の観戦ではブックマークさせていただいているfct fanさんに加え、こちらの方、こちらの方、
こちらの方、こちらの方、こちらの方とご一緒させていただけました。実に楽しい観戦に感謝いたします。
僕は昨日5月4日の試合を観戦できましたので、その感想を記すことにいたします。この大会
全体としての感想は、冒頭でリンクした昨年のエントリーとほぼ全く変わりませんが。
4日の試合について記す前に、この大会そのものについての概要を確認することにします。
今大会は「次世代のトップアスリートを目指す世界のユース世代のサッカー選手の技術・精神の
向上に加え、国を超えた相互理解を深めることにより、人格形成や健全育成を図り、競技力向上と
次世代育成に貢献する」(この文章は大会パンフを基にした僕の責による要約です)趣旨により
開催されるもの。出場チームは東京都と姉妹友好都市提携を結ぶ11の都市および州のうち、
海外9都市のチームが参加、さらに東京むさし、東京ヴェルディジュニアユース、東京都選抜を
加えた12チームによる大会となっています。海外から参加してくれたのは、北京、ベルリン、
カイロ、ジャカルタ、モスクワ、豪州のニューサウスウエールズ州(NSW)、パリ、サンパウロ、ソウル。
海外チームはその多くがU-14の選抜チームですが、カイロとサンパウロは単独チームとのこと。
昨年はサンパウロ州のチームとしてパルメイラスが来てくれましたが、今年はサンパウロFCが
来日となっています。このサンパウロは抜群に強かったですね。
僕が観戦した4日の試合は、2日および3日の一次リーグを経て決定した順位決定トーナメントで
ありました。そのなかで準決勝に相当する対戦となったのが、むさしとヴェルディの試合。
結果はご存知のとおり、0-2で東京むさしの敗戦でした。立ち上がり2分(僕の手元の時計、以下同)に
先制ゴールを奪われ、その後はむさしが攻め込む場面が見られるも同点ゴールを奪えず、
33分(この試合は30分ハーフ)に2失点目、その後もヴェルディのボール支配が長くむさしは
敗戦となったものでした。この試合に関しては、ヴェルデイが一枚上だったのは確かでしょう。
むさしにとっては悔しい敗戦でしょうが、これからもずっとお互いに切磋琢磨しあわなければ
ならない相手なわけで、その意味ではこのような敗戦も意味があると言えましょう。
まあこれはいかにも第三者の大人としての見方ではあるのでしょうが、悔しい負けの経験も
今後の糧としてほしいものです。
この日は駒沢陸上および第二球技場の両会場で試合が行われていたため、双方を往復しての
観戦ができました。1試合を通して見たのは上記の試合のみでしたが、試合の一部でも
観戦できたのは陸上でのサンパウロ-ソウル、第二でのベルリン-モスクワ、東京都選抜-NSWの
各試合。サンパウロの強さは圧倒的でしたが、第二の試合は双方とも実に面白い試合でしたね。
PKで9人目までもつれこんだベルリン-モスクワ(モスクワの勝利)、同じくPKまでもつれこんだ
選抜-NSW。(選抜の勝利)。まあ結果をことさらに問題とする必要はないでしょうが、
試合を戦う以上は勝利を目指すという当然の姿勢が色濃く現れていったのは見ていて
気持ち良かったですね。ましてやおそらくは、この大会のみのために編成されたであろう
混成チームが、時間の経過に伴い「チーム」としての結束を強めていったという状況は。
参加チーム全ての選手に言えると思いますが、アジア、アフリカ、オーストラリア、南米、
ヨーロッパのチームが一同に会する機会は、初めての体験だったでしょう。若きプレーヤーたちに
とってこの体験は必ずや多くの刺激となったでしょうし、自分が応援するクラブの育成組織の
選手がこのような場を得られたことに感謝したい。願わくば、この大会がこれからも
永遠に続いてくれることを。
最後に東京都選抜のチーム構成について触れておきます。横河武蔵野、三菱養和調布、同巣鴨、
府ロク、FRIENDLY、ジェファ、アーゼット86東京青梅、町田JFCといったクラブからの
選抜プレーヤーで構成されており、それぞれの選手の頑張りが強く印象に残りました。
なおアーゼットは昨年までレイソル青梅として活動していたチームのようですね。
(05/04 17:47追記)
この日の観戦ではブックマークさせていただいているfct fanさんに加え、こちらの方、こちらの方、
こちらの方、こちらの方、こちらの方とご一緒させていただけました。実に楽しい観戦に感謝いたします。
PK戦ではキッカーの蹴るまでの一連の流れで外れる、決まるのがはっきりとわかりました。
とても楽しく試合を見ることができありがとうございました。
PKを失敗する際は雰囲気で分かるところはありますよね。若年層で経験の浅い選手に限らず、
トッププレーヤーにおいても。まあそれも人間のすることですからね。
また楽しく語らいましょう。