昨日、ブラジル政府農務省遺伝子資源局のジーア・ダ・メンチーラ・ペレイラ氏よりメールがあり、昨年ミナス・ジェライス州で発見されたアロハドアの新種にArrojadoa queiitiiという学名を付けたいが、承知してもらえるかという内容でした。
なぜ、私のハンドルネームを学名に使うのかの理由として、遠い日本でアロハドアの存在をアピールしたことへの感謝の印にするということです。
それほど貢献したとは思えませんが、私の死後も世界に名前が残るのも悪くないと、了承の旨を返事しておきました。
それにしても、昨年発見されたものを即座に遺伝子解析し、新種登録するとは。
アマゾンを含めた貴重な遺伝子の価値を、いかにブラジル当局が重要視しているかのあらわれだろうと思います。
追記
ジーア・ダ・メンチーラ dia da mentira :ポルトガル語 4月馬鹿のこと
左 アロハドア属 エリオカウリス変種 ローゼンベルゲリアーナ
右 アロハドア属 ディナエ亜種 ナナ
left Arrojadoa eriocaulis v. rosenbergeriana
right Arrojadoa dinae ssp. nana
夏場はアロハドアを雨ざらしにしてあるので、昨夜の豪雨に洗われましたが、そんなのはお構いなく、揃って開花。
アロハドア属 ペニシラータ(猩々冠柱)
Arrojadoa pinicillata
2007年実生のペニシラータに蕾が出来てきました。
4年で開花ということになります。
根元から株立ちしてきて、ある程度株が充実してきたからだろうと思います。
花はアウレイスピナに似たピンクです。
アロハドア属 アウレイスピナ?
Arrojadoa aureispina ?
ここでアロハドアを見つけたときjは、衝撃的でした。
まさかこんなのを売ってるところがあるなんて。
あれから3年、うちのも花を付けるようになりました。
実家の親兄弟達は健在でした。
アロハドア属 SP
Arrojadoa SP.
台風2号の影響で今年は例年に無く梅雨入りが早まったようです。
台風の進路はいつも通り政治的判断により日本列島に向かっていますが、多分中国大陸へ抜けてゆくのではと思っています。
写真の、SPで購入した、うちでは最も大株のアロハドアを雨季にあわせて温室外に出してやりました。
秋に取り込むまでこのまま、屋外放置しておきます。