
ナポリタン 750円
アール(閉店) 千葉市中央区都町2-27-15
白亜の外観の喫茶店「アール」です。晴れている日は窓にレースのカーテンがかかっているので店内はよく見えないけど、事務機器屋さんの営業車が駐車場にとまっているから営業しているだろうと近づくと「営業中」の小さな札が出ていた。名古屋のように営業中は黄色や緑の回転灯をつけてくれたら遠目にもわかりやすいのにと思う。
観葉植物でテーブルが仕切られプライベート感がある店内には麻雀ゲーム卓があったりレトロ感もある。社長の椅子のような黒い合成皮革のゆったりした椅子に体を沈めると心地よくて長居をしたくなる。「長時間本をお読みの方は追加オーダーをお願いします」と書いてあるのはよくわかる。
食事メニューも各種の定食、カレー、トースト、スパゲティ類のいわゆる喫茶店ランチの典型は揃っていた。でも注文したのはやっぱりナポリタン。ミニサラダと、デザートにゼリーがつく。硫酸ニッケル水溶液のような毒々しいまでに鮮やかな緑色のゼリーとナポリタンのレトロ感はまさに期待どおり。喫茶店のナポリタンのあるべき姿はこれだと言いきってもいい。
どんな音楽がかかっているのでしょう?