季節はずれの留学生

Leipzigからの独り言

イエナ レンズの故郷 後編 aus Jena, die Heimatstadt des Objektivs

2016-11-30 01:45:58 | Weblog

ドローンが無かったんだ 重いよ~!

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航空写真機 でかい!

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そしてもっと、でかいの、半畳を越えます

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ステレオカメラ こうして見てくると、カメラはかなり成熟した技術だったのだ、と気付かされます、まさかスマホに入るとは誰も考えなかっただろうけど。

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地図を起こすのにこんな大変な事をしていたとは想像もしませんでした。力づくで出来ることって意外にたくさんあります、その精神力分けて欲しい。

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こんなの作ってみたい

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ガラスのレシピ 当時は最高機密?だったのだろうか。値段まで入っています。この資料棚全部コピーしたら、、、マニア垂涎の的

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初期のメガネ やっぱり優雅

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欲しくてしょうがないレンズが切られてる 涙目 切らなくても構造は知ってます!想像出来ます!切る前に下さい!

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Flektogon で Flektogonを撮るの図、こんな優雅なバージョンがあるなんて知らなかった。一世を風靡した銘柄、当時ダントツの性能を誇り、今も日本のマニアが群がっています。
出ておいで!

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地下には当時のレンズ工場(こうば)が再現してあります、1800年台の設備です。

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博物館のあとは街を散策 なんとも優雅な市街です

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城壁が残ってます

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これが未整備レンズの証拠

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ハレ切りをすると、う~ん切れない

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意味不明

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向こうに小山が見えているのが、それだけで安らぐ私

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正面に見えている教会は閉まってたので、反対方向にある教会に向かいます

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真っ先にオルガンを撮る私(汗)

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沢山のレリーフが素晴らしい

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振り返るとランドマークタワー?方向を失うことがありません

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通りを挟んで墓地があります(教会だと思った)

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一渡りざっくりと見て、疲れたので再びショッピングセンターに戻ってお茶

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そうすぐ帰りのバスの時間 思い立ったらJena 小散策でした

 

後日、銘板回しが届いたので早速整備、で組み間違えで大汗の図。↓

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イエナ レンズの故郷 前編 aus Jena, die Heimatstadt des Objektivs

2016-11-30 01:39:45 | Weblog

 

何処かへ旅行したい病の私が次に考えるのは当然?レンズの故郷イエナ。前から、近くにあるから、そのうちに、、、で結局行けてなかった街Jenaにいきました。
朝一番の高速バスでJenaに到着、光学博物館、開館は10時から、早すぎました。

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まだ、扉は閉まったまま

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仕方がないので、周辺を彷徨います。90年の歴史を持ってるこの博物館

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アッベ(Ernst Karl Abbe)の廟です。単なる田舎町(言い過ぎ)をこんなに立派な街にしたのは彼のお陰、私有財産を全て市に寄贈しています。バッハと同じアイゼナッハ出身、ゲッティンゲン大学で博士号取得後イエナにきました。

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しかし、なにも書いてありません。街の人々からすると当然すぎるから?それとも遺言

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カール.ツァイス.プラッツ レンズマニア巡礼の地

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民衆の家、彼の寄付に拠るものなのでしょう

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周りにはこれといってめぼしいモノがないので、時間調整に中心街に戻ります。ショッピングセンターがありました。
ちょっと早いけどお茶タイム。プラネタリウムの投影機が見えています。流石Jena

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実は、今回少しいたずら半分にFlektogon 35mm F2,8を持ってきました、まだ清掃も出来てないのに!これebayでレンズは綺麗!という文句に騙されて落札したのですが、トンデモ無い品物で、クモリはあるは、ヘリコイドは重いはという散々な代物。ヘリコイドはシリコングリスで実用程度に回復、ゆっくり回す分には抵抗も少なく軽く、早く回そうとすると重く、と理想的になりました。後玉群はカニ目レンチでバラシ清掃済み。ところが前玉を外そうとして、銘板が取れないというトラブルに遭遇、銘板回しはこの時、既に発注していたのですが未だ届いていませんでした。それなのに持ってきたのはaus Jena でJena製の光学機器を撮るためです。すこし期待したのは受付での会話。残念ながらお若い女性だったので、私のレンズがなんなのか全然解ってなかったのです、それでも説明する私って(汗)

なかなかの佇まいでしょ。ゼブラ柄の似合うミラーレス一眼!里帰りの図 約50年ぶりの帰還

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10時5分になってもドアが閉じたままだったので、呼び鈴を押しました!
最初、受付には誰もいなかったのです、やっとのことで見学開始

顕微鏡 もはや芸術作品です

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最古の電子顕微鏡

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工芸作品の様なレンズ

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ebayに沢山でてる、おなじみさん達

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↓これ欲しくてしょうが無いのです。かろうじて踏みとどまっていますが、、、

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同い年

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激動の時代を写し続けたカメラ達

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カール・ツァイスと言えばテッサー まさかこんな大きいのまであるとは知りませんでした。左ので手で掴める限界の大きさです

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あなたのカメラの鷹の目 当時のコマーシャル 鷹の目テッサー、カメラマニアならみんな知ってるフレーズです。私も持ってます。でも写りは、、、硬いのが難点。

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ライカ、何故かカッコイイですね、いつかはクラウン!でなくて、、、いえいえ、絶対買いません、その予算で何台、素晴らしいデジカメが買えることでしょう!ドイツカメラをこてんぱんにやっつけた日本人の矜持!買いません!(単に経済力の無さを回りくどく言ってるだけ(汗))

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望遠鏡 真鍮製鏡胴って凄くカッコイイけど、手入れが行き届いているからですね!

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中学のとき、反射望遠鏡の原理図をみて、ああ世の中には頭の良い奴がいるんだなぁ!と感嘆したのを思い出しました。
2輪車を発明=天才、4輪車=凡人、2サイクルエンジン=天才、4サイクルエンジン=凡才 なんて思ってます。

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歴史は繰り返す?望遠鏡にもルネッサンス様式があるような?

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この曲線, 惚れ惚れします、今、こんな加工したら、庶民は買えないだろうなぁ 勿論、当時もお金持ち専用品だったのは明白

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貴婦人が使ったであろう双眼鏡

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現像用の単薬、中学生時代調合していました。あの日、カール・ツァイスと言えば夢にも出ないほどの遠い存在だった。

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ドローンが無かったんだ 重いよ~! 後編に続きます! 重い~

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雨のシュプレーヴァルト an einem Regentag in Spreewald

2016-11-28 02:09:49 | Weblog

10月も半ば、旅をするにはもう少し遅いと焦り始めていました。何処かに行きたい病に取り憑かれ計画を始めます。実は一度延期したこの旅、レンタカーを借りました。DB(ドイツ鉄道)で田舎に行くと大抵ひどい目に遭います。時間がかかる、列車が遅れる、来ない!値段が高い!だから、逡巡したら、迷わずレンタカーという選択肢を考えに入れます。都市間なら遠距離バスが安くて便利です。DBも負けじと割引券を送って来たりするのですが、今回は遅きに失しました。

シュプレーヴァルトというと水郷地帯、船でゆっくり廻るのがなんとも優雅、カヌーで回ろうと思っていたのですが、、、

まず、最初は博物館に向かいます、その横にインフォメが有るのも有り難い、ネットでひと通りの情報を集めたのですが、なんとも歯がゆいのです。
定番の観光マップを貰って、一気に土地勘が出来ました。ここの駐車場も観光地としては異例の安さ有り難い!でも小さいので多分観光シーズンは大変だろうと思います。

手織り、という言葉を疑いなく使えるかなり旧式の織り機。この機械を見る度、私には無理!と思います。この根気!欲しい。

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脱水機です。実家にもこのタイプの洗濯機があったのを微かに覚えています、勿論、こんな風に別置きではありません

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民族衣装、ここには少数民族がいて、それは可愛い衣装が沢山あります。時間がなくてそちらには回れませんでした、残念!

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当時のパン屋さんを模した展示

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薬屋さん、ここで買い物をした記憶があるのです、ある訳が無いのに!デジャヴ。

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どうしても、こっちに目が行きます。当時の大衆向けカメラ、といっても高かったんだろうなぁ、反物いくら織らないと駄目なのか?
因みにこのレンズ単なる3枚構成、合わせレンズもありません。ヤフオクでバルサム切れも有りません!と自慢してましたが、合わせが無いのにある理由が、、、

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借りた車、白いヤツです。良く走ってくれました!

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昔は砂のレーンでこんなレースもあったんですね、ビックリ

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今、こんなのを作ったら、、、

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博物館の窓からみえる景色がとても好きです(変なヤツ)

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引き出し、アールデコ調、象嵌細工が素晴らしい。

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街を歩くと、教会が

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お約束のオルガン撮影

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祭壇の前の像

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近所の人が活けたのでしょうか

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小さな教会です、出口に手のひらぐらいの小さな毛糸の袋などがおいてあります。咄嗟にレンズキャップ入れに合うと思い買いました?これは寄付させるいいアイデアですね!他にも手作り小品が少しありました。どんなお土産物よりお気に入りになりました。

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あっという間にお昼、朝、早く出たのに、旅の時間は飛び去ります。川魚のレストランに入りました。

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船着き場、雨が強くなってきて、カヌーは諦めムード、と言うかお店が閉まってます。何しろ観光客数人なんですから

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船頭さんに時間を聞いて、予約します、なにせ、この時他に客が居なかったのですから。その後4人来てやれやれです。

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夏の余韻すら感じられない

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秋の収穫感謝祭のお飾り?かな

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ちょっと、リゾート地を演出?

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船出までその辺を散歩しました

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船からの写真。この井戸?みたいなのをそこいらじゅうで見ましたが、なんだろう?知ってたら教えてください

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一番広い水路、棒を押して進んでいくので広いところだと凄く遅く感じます

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お家がみんな凄く綺麗

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水路を通って色んな所に行けます

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土産物の屋台、季節はずれ

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休暇を過ごす為の貸家です。借りたいけど、退屈するかも

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家畜もそこかしこで飼われています

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キッチュな飾りも許せる?

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この巨大カボチャ、食べられないのかなぁ?

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樽の家、住んでみたいなぁ、モノを落としても真ん中に集まるから、実用的かも?床はフラットかもしれませんね

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大抵のお家の軒下には船があります、必需品

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主な産業は農業の様です

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この水門で水位をコントロールしています。急にモダンな設備が現れビックリ

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一時間オーバーの水路の旅、飽きるどころか、また夏に来たいなぁと思っています

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実はこの日とても寒くて、これを書いている11月よりも寒く、しかも一日中雨。ライプツィヒにいると、雨はせいぜい1時間、その後止んでしまうので、降り続く雨に不慣れになってしまいました。加えて寒さ、一番厚いヤッケを着ていったので寒くは無かったのですがモノ悲しさ満点。そんな意味ではシュプレーヴァルトの別な一面を見た気がします。

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収穫感謝祭 Okt. 2016 後編

2016-11-22 04:00:12 | Weblog

 

金の秋、ドイツ語を直訳すると聊か変な響きになりますが、まさにそんな感じの収穫感謝祭後編です、写真は前編と同じ日と10月5日分です。
カメラを持たないで散歩をする、通り過ぎるということも日常でした。書いているのは自殺の多いと言われる11月も終半、ところが今年は小春日和!
嬉しいけど変な気分です。思いっきり落ち込んだ頃、クリスマスで街が華やぐ、あの感じが好きなのに、あっけらかんと晴れた秋の空
なんとも罰当たりな私です。

お気に入りの花屋さんの続き

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屋台の生花も好きですなんということもなく差し込んであるだけの様にみえるけど、センスのある人にかかると!

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オクトーバーフェストフェストと言えばビール、ライプツィヒもやっぱり

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この赤色、メインノートPCのモニターの調整を繰り返したのですが、なんだか死んだような、もしくはド派手になり中間にセットしても望む色調は出ず、別のモニターで確認するという面倒な事をしています。

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舞台の上では吹奏楽、皆人生を楽しんでます

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毛糸屋さん、間もなく厳しい冬が来る、準備万端整えて

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こんなのを台所に置いてみたい、という変な?願望があります

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酢の秤売りです。日本でもあるのかなぁ?専門店ならOK?

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ありました、たこ焼き!ではなくて、フランスの甘い焼き菓子です。これでマンマたこ焼きが出来そう!!

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旧式レンズならではのフレアを出してみました。昔はこんな写真をよくみたなぁと懐かしく感じ、最新レンズの性能の良さに驚くばかり
だって、これ自分ではフレアを期待せずにいたところ、ファインダーが真っ白になり、あらまぁ!という感じでシャッターを切ったのです。

レンズはOrestegon 29mm

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フレアを避けようとしたら、ゴーストが出てくれました。実験に際して、なんとも手間いらずなレンズです。
黒板の右上大きな六角形です!

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これも、黒の階調の出ないレンズで撮ると誠に画にし難いパターンです。昼間なのに夜の雰囲気さえ感じます。

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ギリギリ白飛びさせてしまいました。この辺の詰めの甘さが私の課題です

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ここからはロシア製Mir-1B レンズの出番です、比較の為、お気にい入りのお花屋さん

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絞り開放だと冗談の様に甘い画像

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色調が予想と逆に転んでいるのは、微妙な角度の差でしょう。絞りの確認をしようと考えていたのに、手は構図を考えていたようです?

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後ろボケの五月蝿いこと。このレンズFlektogon Copyと称されていてます。Flektogonの後ろボケはこんなに五月蝿くは有りません。

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直射日光下でも硬調にならない!良かった。

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微妙にピントを合わせ損ねています、単にもっと絞れ!と言いたいところですがバックが五月蝿い

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この日は、回転オルガンの集まりの最終日前だった気がします、コンサートはもう終わったけどとパンフレットをもらいました(汗)

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内部を覗き込んでいたら、写真撮ってもいいよ!と。凄く詳しい説明をしてくれたあと、実は東京に行ったばかりなんだと
ベルリンの回転オルガン店のご主人でした。↑の写真の人とは違います。

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帰路、バッハカフェの前。ここのお花もいつも綺麗。これを書いている時点で全て冬支度、もう春までは屋外席はなし

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レンズをとっかえひっかえしていると選択肢の多さが気持ちを高ぶらせます。これが世間で言われているレンズ沼かぁと反省、
というのもかなりの数のレンズを買ってしまい、失敗もしました。この辺で現代に戻ろう、そう言いながら最後にロシア製の
無骨な、しかし美しい画を出してくれるレンズを手配しました、心配です。ロシア製、当たりハズレが多いと言われています、
けれども、私の少ない経験から、ドイツ製レンズの方にその傾向は大。Industerを始めお気に入りはロシア製。
さてどうなりますやら、、、

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収穫感謝祭 Sep. 2016 前編

2016-11-21 03:55:37 | Weblog

 

実りの秋、それを感じるのはスーパーだけではありません。

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家から歩いて最初に見えてきた屋台、屋根の上の飾りが、それぞれ特徴が有って楽しみ。なんとかこれだけを撮影したいのですが、どうすれば良いだろう?
自撮り棒の長いやつをグ~ンと伸ばす?やったら変なヤツですよね。

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↓下の写真は↑と比較するために後日思い立って撮ったもの、コントラストがまるで違います。↑は最新型単焦点レンズ
下のは40歳のOrestegon 29mm 今はデジカメの設定で如何ようにも設定できるから、と思ったのですが旧式レンズの
暗部の階調の豊かさにはビックリ。

↑はドンシャリレンズ(ドンシャリ、オーディオ界の用語、低音と高音が強調された音)なのかとギックリしました。
上のは所謂撒き餌レンズと言われる安物レンズなのですが、その表現の素晴さはマニアといわれる人たちも一目置いている。

しかし、こうして黒の階調の無さを見てしまうとプラスチック鏡胴の触り心地不満まで思い出し高いレンズが欲しい病が顔を出します。

高級レンズと言っても、大量生産の工業製品のこと、その性能は価格に比例しない。そんな風に自分を誤魔化すのですが、そんな自明の理もちょっとした不満から理性を失いそうになります。
ずしりと、そして冷たいその手触りが欲しい。

でも家に帰れば直ぐにそんなことは忘れ、パソコンから出て来る画にデジタル補正でなんとかなどと納得しています。なんて忘れっぽい、いや強制的に忘れる様にしています。
デジタル補正でコントラスト調整するべきか、それともレンズで対応すべきか悩む所です。それ以前にに露出設定が粗過ぎですね(汗)

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古いレンズを買ったら真っ先にやる半逆光テスト、コイツは素晴らしい!と感動の図

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再び、撒き餌レンズ。単にコントラスト強すぎだけの気がします

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そんなことより、ビールだ!

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ワインも!

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いつも出ている紺屋さん(勝手に名付けました)

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こういう抜けは古いレンズには無理?

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黒つぶれ、白飛び、オートダイナミックレンジの設定を忘れたのか?

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ここの花屋さん、最高です。近寄って全部撮りたいところですが、それは流石に遠慮しました。まるで産業スパイだもの!

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これ、欲しかったのですが、家に持って帰ると輝きを失うだろうなぁ

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にほひ袋

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いい加減に差し込んであるように見えてるけど

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この陶器屋さんも常連、いつも撮ってる(汗)

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風邪を引いたらにんにく、一発で治るけど、次の日人と合う時は、、、

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さて、撒き餌レンズ最大の危機、黒の階調無し(汗)

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目で見た感じに近いのは、オールドレンズ(撮影日が違います)

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こんな、オチャメなことするかご屋さん

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木工屋さん?このお兄さん、去年は?糸を紡いでいた気がする

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良いコーヒーカップが欲しい

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これ、木っ端です。なんに使おうか考え込む私、そんな瞬間が好きです

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この後、同じくらいの枚数の写真が控えているので、前半としてここで一旦切ります。

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お散歩 9月半ば

2016-11-19 02:13:19 | Weblog

11月半ばに二タ月も前のことを書くのも変ですが、なんとなくまとめて置きたくて記事にしておきます、3ヶ月サボったブログの遡り編です。

この頃は、そんなにバタバタはしていなかった筈なのです。解禁したレンズ遊びと、リス撮りが凄くやり辛くなってきて季節の変化を感じていました。

 

リス達が神経質におびえていて、木の上に逃げてしまいます。この日は他の事を考えていたので600mmレンズは持って行か無かったのです。
大砲600mmを持っていかないだけで、どれだけのレンズをカメラリュックに詰め込めることでしょう!そんな天秤をかけると撮れない、当然の理です。

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早々に大学植物園に移動しました。この日の目的はTessar 50mm f2,8と Induster 60L/Zを味わうこと。
Tessarは強烈にアンバー被りがあります。被写体を選ばないとトンデモないことに、例えば女性を撮ったら嫌われること必定!

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この上下、絞りを替えてボケの味見をしました。私の好みは↑少し五月蝿いけれども、ボケているモノの正体が解る程度、望むらくは絵画の様なボケが出れば最高なのですが
それより問題は色味の変化、やはり昔のレンズは開放で極端に色味が変化します。勿論現代のレンズでも変化はしますがこれほど極端では無い。

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だからというわけでも無いのですが、自然と活かす方向で撮ってしまってました。

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バブルボケの出るレンズは熱狂的ファンがいます、そのせいでその手のレンズはオークションの価格は天井知らず。幸か不幸か私は好みでないので良かった。
どう考えてもバブルが主役になってしまいます。↓煩すぎと思います。

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Induster 60L/Z↓とTessarは兄弟、レンズ構成が同じです。そのせいか味わいも凄く似ている。そんな中でも違いを知りたくて組み合わせたのです。

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こんな後ろボケが好きです↓Induster 60L/Z

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赤が完全に飽和してしまってます。なんだか、これはこれで味とも言えなくないし、、、微妙な選択肢が増えて戸惑う私です

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Induster 60L/Z↓の星ボケを使って遊んで見ました。小春日和

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こっちは↓Tessar、なんとグルグルボケ!前のオーナーが素人整備をしたのかもしれません。こんな作例Tessarじゃない!
自分で撮っておきながら呆れてしまいました。しかも色味もアンバー被り。Induster 60L/Z↑の、はしゃぎまくりの破綻の方が好みです。
はしゃぎまくり破綻とは、この黄色の被り、何なんでしょうこれ?カメラ側の要因か?

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星ボケもこれくらいさり気なく、なら普通につかえる、と言うか、いたずら出来そう?

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もっと生命感を

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いくら晩秋とは言え色がなんとも

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デジタル時代になってレンズの性能は一段上がった気がします。なのに旧式レンズレンズに惹かれるのは何故。
巷間言われるレコードの音はCDより良い、なんて誤解と似た所があります。油絵と水彩画、どっちが綺麗なんて言ったら変な人と思われるでしょう。
私が旧式レンズレンズに惹かれるのは、そのボケの味、色味(デジカメが勝手に補正しますが)、筆を換えた様な感覚です。
ネットには、沢山の作例があり、その中で自分の懐と趣味に合うレンズを数点買いました。避けたのはグルグルボケレンズ、期せずして出てしまいましたが(汗)
こんなレンズは今後二度と作られることは無いでしょう。そういった意味では、まさに2016年前後の趣味!で私もその渦中に知らずして惹き込まれたのでしょう。

もうすぐレンズの無いカメラが登場します。その時、また、この趣味が一段と盛り上がる様な気がします。

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