季節はずれの留学生

Leipzigからの独り言

梅花香自苦寒来

2011-02-28 20:14:04 | Weblog

今日の日差しはもう十分な暖かさを感じるくらい強くなってきました。
やっと試験も終わりました。

お約束のようなごたごた: 家賃の催促(ちゃんと払ってます)
水漏れ、学生証の更新が出来ない、などなども片付きお昼にはのんびりと
メンザ(学食)に行きました。

仲良し連中を見つけて座ろうとすると、あっちあっちと皆が指さします。


仲良しのYちゃんが窓際に一人佇んでいる。
なんで一人で、と湧き上がる、もろもろの気持ちをふっきって、

久しぶり!
なんでメールくれなかったの!!
試験が終わったらメールすると言ってたくせに!

と文句をいいました。実は彼女、明日には国に帰るのです。

一ト月も、、、

他愛のない話しを延々とし、ある詩を教えてもらいました。

梅花香自苦寒来

私の部屋に

男児立志出郷関、、、

の詩が貼り付けてあるのを見て、それ以来よく漢詩の話しをするのです。


最後の試験の前に、狭い部屋がどうしても耐えられなくなりました。
頭の中がノイズで一杯になり、気が付けば市電に乗って終点まで行ってました。

そこで見た風景が自分の心象風景とあまりにもぴったり

一面の沼地です


市内中心部から20分しか走ってないのに、もの凄い冷え込みです。
薄手のヤッケから猛烈な冷気が刺すように入り込んできます。




樹氷まではいってませんが、冬の旅!の世界です




小径をたどってみました


線路の反対側は人手が入っているのでしょう定規で線を引いた様な景色です



春、真っ盛りにここを訪れようと思います。湿原の春
一斉に咲き出す花、新緑がきっと素晴らしいことでしょう。

丁度ひと月後くらいかな、と書いていて気が付きました

コメント
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