撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

近鉄 日永(2011.8.27) モ263+ク163 普通 四日市行き

2021年08月19日 22時39分03秒 | 近鉄
10年前に近鉄内部線(現 四日市あすなろう鉄道)日永駅で260系の2両編成を撮りました。
1枚目は、日永駅に停車するモ263の普通 四日市行きです。



2枚目は後追いで、日永駅を出発したク163です。



260系は、1982~83年にナロー線区である内部線、八王子線用の旧型車両の置換用に登場しました。
15m級の軽量全金属製車体ですが、駆動装置は吊掛駆動方式です。
先頭車のモ260形5両、ク160形3両は新造されましたが、ク110形2両、サ120形4両は比較的経年の浅い在来車両の改造車でした。
登場当初の塗装は全体が近鉄マルーンで、前面上部、車体裾部、客用扉周辺がオータム・リーフの2色塗分け塗装でした。
2004~08年には、各車ごとに異なるパステルカラーに変更されています。
内部線、八王子線は2015年に四日市あすなろう鉄道に移管され、260系も引き続き同線で活躍しています。

モ263+ク163は通常はサ123(旧モニ229改造車)を中間に連結した3両編成でしたが、この時はサ123を抜いた2両編成で運用されていました。
260系は2015~19年にはリニューアル工事と冷房化が実施され、モ263、ク163は2017年にリニューアルされています。
一方、サ123はリニューアルされずに引退し、代替にサ183が新製されて3両編成で活躍しています。