中国で暮らしている時、ときどき話題になるのが身分証明書。
日本では統一的な身分証明書は無く、運転免許証やパスポートがその用を果たしている事や、時には写真の無い健康保険証や住民票も使える事を話すと中国人は不思議な顔をします。
彼らには「身份证」(シェンフェンジョン)と呼ばれる身分証明書があり、まともな人物ならほとんど常時携帯しています。何か申し込みをする時、銀行で会社の仕事を依頼する時。買物ポイントを商品券に引き換える時などなど。中国では生活や仕事のいろいろな場面で身分証明書の提出を求められるからです。
中国の身分証明書の概要は次のようになっています;
大きさはクレジットカード大です。以前は紙製でプラスチックパックされていましたが、現在はICチップを埋め込んだカードになっています。どちらが裏か表になるのか知りませんが、片面には中国公民身分証明書と大きく印刷されていて、その裏には本人情報。先ず顔写真。以前は写真を貼り付け割印していましたが、新タイプでは偽造防止のため直接印刷されています。氏名、戸籍住所、族名(漢族とか満族など)。そして「身份证号码」(シェンフェンジョン・ハオマー)=身分証明書番号。
身分証明書番号とは、以前日本でも取り沙汰された国民総背番号でして、18ケタの数字です。
前から6ケタは戸籍住所()を、7ケタ目から14ケタまでは西暦生年月日を、15ケタ目から17ケタまではシリアル番号を示しています。最後の18ケタ目は再発行の際に更新されます。同一場所で同一日に生まれる人が複数いればシリアル番号で対応し、男性の場合は奇数、女性には偶数が割りあてられます。これにより当局は戸籍レベルでの人口統計が容易になります。
18ケタもの長い数字ですが、子供はともかく、中国人はみんな自分の「身份证号码」(身分証明書番号)を暗記しています。
あんまりスラスラ言うので初めは驚きましたが、実は住所番号や生年月日で構成されているので、そんなに難しくも無いのです。
日本では統一的な身分証明書は無く、運転免許証やパスポートがその用を果たしている事や、時には写真の無い健康保険証や住民票も使える事を話すと中国人は不思議な顔をします。
彼らには「身份证」(シェンフェンジョン)と呼ばれる身分証明書があり、まともな人物ならほとんど常時携帯しています。何か申し込みをする時、銀行で会社の仕事を依頼する時。買物ポイントを商品券に引き換える時などなど。中国では生活や仕事のいろいろな場面で身分証明書の提出を求められるからです。
中国の身分証明書の概要は次のようになっています;
大きさはクレジットカード大です。以前は紙製でプラスチックパックされていましたが、現在はICチップを埋め込んだカードになっています。どちらが裏か表になるのか知りませんが、片面には中国公民身分証明書と大きく印刷されていて、その裏には本人情報。先ず顔写真。以前は写真を貼り付け割印していましたが、新タイプでは偽造防止のため直接印刷されています。氏名、戸籍住所、族名(漢族とか満族など)。そして「身份证号码」(シェンフェンジョン・ハオマー)=身分証明書番号。
身分証明書番号とは、以前日本でも取り沙汰された国民総背番号でして、18ケタの数字です。
前から6ケタは戸籍住所()を、7ケタ目から14ケタまでは西暦生年月日を、15ケタ目から17ケタまではシリアル番号を示しています。最後の18ケタ目は再発行の際に更新されます。同一場所で同一日に生まれる人が複数いればシリアル番号で対応し、男性の場合は奇数、女性には偶数が割りあてられます。これにより当局は戸籍レベルでの人口統計が容易になります。
18ケタもの長い数字ですが、子供はともかく、中国人はみんな自分の「身份证号码」(身分証明書番号)を暗記しています。
あんまりスラスラ言うので初めは驚きましたが、実は住所番号や生年月日で構成されているので、そんなに難しくも無いのです。
私は農民の身分証明書を見たことが無いので、確かではありませんが、記載されている戸籍所在地がxx省xx県xx鎮xx村xx号となっているだけだと思います。