名張市、壇墓地の傍ら、地続きに有る墓地の一石二段六地蔵。
ここが柏原墓地だと言うことは地元民でない限りは解らない・・・それと言うのも柏原集落にはちゃんと別の墓地があります。
それと言うのも合併の繰り返しで(あざ)名の無くなってしまったしまった集落がもう一つ在ったようです。
小さな墓地内、緑が一段と濃くなった一画に普通の墓石と同じように並んでいます。
ちょっとオーバーハング気味な、縦長板石状花崗岩自然の表面に三体づつ、二段重ねで六体地蔵として居てちょっと珍しい。
六体の地蔵はそれぞれ独立した舟形光背を彫り沈めた中、中肉彫りの立像としてで刻み出している。
総高約1m弱、江戸中期頃の造立だと思われるが、像容は思いの外しっかりしている。
撮影2012.4.29
ここに行き着くのに大分かかりました~
同じ場所に二つの墓地が存在するなんて思ってもいませんでしたもん。
今なら墓地ぶらするんで「おっ、ここにも在るやん」とすんなり見付けていたでしょうが
当時は墓地ぶらしなかったもんなぁ・・・
お彼岸前後はどの墓地でも墓参りが有って怪訝な目でみられます。
まあ確かに怪しいオヤジに見えますもん。
この六体ちょっと良いですよね。