愛しきものたち

石仏、民家街並み、勧請縄、棚田景観、寺社、旧跡などが中心です。

旧室生村  無山(むやま)墓地一石六体地蔵

2013年06月03日 | 石仏:奈良

旧室生村「無山墓地 」にある一石六体地蔵です。

前回紹介の都祁小倉町より南に山を越せば、もうそこは旧室生村、道成りに県道28号との交差付近まで進めば無山の集落。

集落の中程、小高い墓地入口斜面に大きな横長石に六体地蔵が刻まれている。

幅約2m程、高さ約50cm程の横長自然石の表面に縁取り、長方形に掘り沈めた中、各種持ち物をもつ地蔵立像が六体。

一体一体、個々の蓮台に立ち、それぞれに顔の表情も中々豊か・・・

像高約30cm強、・・・・白っぽい地衣類と黒っぽい地衣類が全面に付着・・・しかし様相は其れ程損なって居ません。

江戸時代中期辺りの造立でしょうが・・・・どこか大らかさを感じる六体地蔵さんです。

まあもう少し苔を落としてやってもバチは当たらないと思いますが・・・・。

それでも中々いい味出ています。

撮影2011.7.30



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (たいしん)
2013-06-03 07:40:13
五月の連休、大和高原をぶらぶらした時に寄って来ました。

>中々いい味出ています。
本当、そうですね~
返信する
Unknown (ぺん)
2013-06-03 13:27:55
ここ寄ってきましたか、この一石六体、中々表情豊かで良かったですね。


返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。