梨子ヶ平(なしがだいら)の棚田 からの帰り道、越前海岸沿いに南下すること約1時間強、敦賀湾の海岸線を走る国道8号線まで斜面いっぱいに広がる棚田を見つけて訪ねてみた。
棚田の中を行く農道を一気に駆け上がっていくと目の前に棚田越しの静かな敦賀湾 。
野面積みの石垣が緩やかな曲線を描いて斜面を埋めているが所所に耕作放棄地や転作棚田も有り、此処も老齢化過疎化の波には勝てないようだ。
かって、斜面いっぱいに広がる黄金の稲穂が波打っていたことであろう棚田は今やすっかり歯抜け状態。
営々と積み続けられて来たであろう石積みも今やどこか危なしげに見える。
それでも歯抜け状態の棚田では秋の取り入れの真っ最中。
これはもう去年の秋の景色、今年の秋はどんなようすになるのやら??
此処も年々その姿を変えていくのかも知れない。
小さな浜沿いの阿曽集落には利椋(とくら)神社という鎮守がひっそりと建っていた。
撮影2010.9.18
筆者様の冷やかしやオカルト好きではない内容がとても読みやすく
写真も美しくて、引き込まれました。
他の記事も読ませていただきますね(^-^)
まずは、感謝を込めて。
オカルト趣味で廃村や鄙びた集落を訪ねる人が居る事も事実で胸が痛みます。
現場に立ったときの感動の100分の1ぐらいの拙い表現力しかないこんなブログに目を留めて戴いた事にただただ感謝です。