ピュイ&キュイの徒然

ポーセリン・ペインティングや美術館・お寺巡り・バードウォッチングのことなどの覚書です

ポートレートを描く準備

2014-06-24 16:45:57 | ポーセリン・ペインティング
写真をお手本にして人物画を描くのは難しいのですが、そのお手本選びが
また、難しいのです。

ちょうど良いお手本が見つからない場合、複数の写真を利用して合成していくのですが・・
顔の角度や光の方向など、ぴったりの物はなかなか見つかりません!!

3月から、試行錯誤を繰り返して、なんとかまとめる事ができました
合成して、デッサンが終わると、大変だった事をすっかり忘れて、これから描きはじめる
期待感でわくわく♪

これを合成して・・・



こうなりました。



人物画のデッサンを学んでいたなら、こんな回り道をする必要はないのかもしれませんね。
これから、細かいデザインを決めて、描き始めたいです

金継作品

2014-06-19 15:53:17 | 金継ぎ
気に入っていた、器が欠けてしまい、金継ぎで修理しました
教室に通い始め、半年掛かって出来上がった記念の品です





いぶし銀で仕上げました





随分前から、漆を使って割れたり欠けた器を修理する「金継ぎ」に興味がありました
最近はカルチャーセンターでも講座が開かれる程一般的になりましたが
20年ほど前は、漆職人さんが修理されてる・・・程度の情報しか無かったのです

数年ほど前から、先生を探し始めて・・・
驚いたのは、接着剤を使って、簡単に直す方法が主流になっていた事。
ほとんどのカルチャースクールは、接着剤や硬化剤を使って、仕上げに金粉・銀粉を蒔くのです
奈良や京都で有名な先生も、この方法でした。

それでは嫌なので・・・探しました!
漆だけを使った昔ながらの方法で修理されている先生にやっと出会いました。

漆を使うので・・・もちろんかぶれます。
私は弱い体質のようで、実際に漆に触らなくても、かぶれたり、痒くなるのです。

初心者という事もあって、半年掛かって、小さな「欠け」がようやく、完成。

かゆくてもかぶれても、楽しんで続けて行きたいです。



ホタル

2014-06-10 19:05:47 | ポーセリン・ペインティング
早朝のまだ薄暗い時間、ツバメの鳴き声で目が覚めました。
カラスが来たのか・・・けたたましく鳴くので、見にいくと
玄関にぼんやりとした小さく光る物が・・・・

ゲンジボタルの雄が居ました!!

じっと観察すると、2秒に1回光るのがはっきり見えます
(関西は2秒に1回・関東は4秒に1回)











今、蛍の絵を描いているのですが、筆が止まっています
(解らない個所があるので)
お蔭で筆が進みそうです!!



歩いて3分くらいの川に蛍は居るのですが、我が家まで飛んでくるには
相当無理があります。
どういう経路で飛んできたのか・・・わかりませんが、朝露が残っている間に、その川に戻しに行きました。

ケースの蓋を開けると元気よく竹藪に飛んで行ったので、ホッとしました!
明るい時間に飛ぶ蛍を見たのは初めてですが・・・
玉虫と同じ飛び方なのですね。驚きました
(トンボや蜂のように体が地面に水平ではなく、垂直に飛びます。)

蛍の成虫は何も食べず、水分だけ舐めて、約1~2週間で命を終えます
懐中電灯で照らしたりせず、マナーを守って観察しましょう。

ツバメのお蔭で、貴重な経験が出来ました。
(カラスのお蔭かも?)