好奇な鷲

日常の疑問や愚痴、独り言や、旅の思い出などを書いていきたいと思います。

西12丁目から歩く(2)

2011年10月28日 10時12分09秒 | 散策
おもいきり街の中心部分でありながら、仲通にはいると古い住居が目に付く。




大きな栗の木のある家。道端には毬栗がごろごろと。
右側の木肌むき出しの小屋は、昔懐かしい石炭小屋。


板を数段重ねたところが、石炭出し入れ口。
石炭の在庫に合わせて一枚ずつ外して取り出す。
で、上のほうから笹が??


窓の外の笹が建物内に侵入しているよう。
窓ガラスに現代アートの如く笹が。
小屋の主は石炭から笹になっている模様。


横になが~~く繋がった家。
表側にまわると、会社の事務所として使われているようだった。


玄関が印象的な家。
屋根の勾配が雪国らしい。


太いレンガの煙突が懐かしい家。
1階の窓がつぶされているから、もう住宅としては使われていないのかな。


廃屋らしき家。
木の塀がおもいきり倒れてきている。
主を失った家なのだろうか。
2階のコーナーの出窓は、建設当時きっとおしゃれで素敵だっただろうな。

歩き続けるとそこここに空き地が目立つ。



数年後に訪れたら、マンション乱立なんてことがありませんように。


よく手入れされた家。
穏やかそうなご夫妻がお住まいらしい。
奥様が箒と塵取りを手に、ご自宅周辺をお掃除しておられた。
冬はかなり寒いかも。でもなんかねえ、いい感じだなあ。

ちなみにこれらの家屋は、大通の西12丁目から20丁目あたりで見かけた風景。
地上げ屋に狙われなければ良いが・・・。








西12丁目から歩く(1)

2011年10月27日 12時19分19秒 | 散策
カザマでランチした後に、ぶらぶらとタモリさんのように歩いた。
あんなに知識はないから、好奇心のままうろうろと。


「さすけ」
夜だけ営業のバー&レストランとあり、HPを見たら昭和34年築の民家を改装したそうな。
二人で「いいねーいいねー」と眺めまくった。
が、写真入りのメニューが貼ってあるのを見て、「こういうの見ると行きたくなくなる」と友人が言う。
どこかの大手のプロデュースか傘下かという印象を持つが、本当のところはどうなのだろう。

このお店の手前に、「カフェ・ラ・クレーマイエ」という雰囲気の良い喫茶店がある。
パリのカフェのようなたたずまいで良いのだが、以前行った際、空調が悪いのか、かび臭くて閉口した。それ以来、行かないから現況は不明だが。


「家庭料理北あかり」
お昼は、和食系の定食を食べさせてくれるお店らしい。
演劇や音楽などに理解あるご夫婦が経営されているような・・・。
常連さんもそちら系なのかな。ということは・・・・夜は煙草の煙モクモク??


スリランカ狂我国。
今ではすっかり北海道の味となったスープカレーだが、この店はブーム以前の1984年から「スリランカカリー」としてフツーに出していたそうな。
ただ、お店の人が変り、味も変化したとの感想もある。
私は辛いのは苦手なので、カレーは外であまり食べないけど・・・。


仲通には仮面ライダーも。
右膝のお怪我がちょっと心配ですが・・・。


マンションの1階にあるお店。
店名など忘れた・・・。

道路の向こうにドイツ旗が見えたのでそばへ。

ダンケシェーン」と、ベタな名前のお店があった。
窓にあったメニューを見たら「フォンデュ」「パエリア」
え??何処がドイツ?と話していたら、横から小柄な店主が登場。
隣接する「ラムハウス」のほうが忙しくて、こちらはランチのみの営業だとか・・。


画廊だった。
蔦に覆われまくりで、白い花も咲いている。
今頃はこの蔦も赤くなっただろうか?

仲通をうろつくのは、思いがけないお店の発見があって楽しい。




ファイターズ観戦記(13)

2011年10月22日 20時04分42秒 | スポーツ
友人から、ファン倶楽部ポイントで引き換えた試合のチケットがあるからとお誘いがあった。
10月8日、土曜日の午後の試合。
9月末から入院中の父を見舞ってからと先に病院へ寄る。
ちょっと不調で起き上がって昼食を取れず、介助していたら1時間かかり、薬を飲ませてから急いで球場へ。
到着したらもう3回。友人が心配していた。
サンドイッチをぐわ~~~っと食べて、遅ればせ応援に集中。


前の座席にBBのぬいぐるみ付のキャップを被った人がいた。
やはりこれは可愛いねえ。


西武ファンの応援。立ちっ放しで右へ数歩、左へ数歩と忙しい。




YMCA。「がんばろう日本!」のプラカードが・・。
「ハム」と付けたしておくれ・・・・。


ハイソックスでわかる糸井選手。
6回、糸井選手のヒットから2四球で、満塁。
中田選手のヒットで1点先取!
球場は「チキバン」で熱く盛り上がるが、満塁で1点しか取れないのが、今のファイターズ・・・でした。


ケッペル投手がピンチを迎えながらも抑えて、1-0のまま終盤へ。


金子選手がベンチ横でキャッチボール。
守備固めで登場してくれるのね。嬉しいなあ。


ピッチャーは武田久投手。
ビシッと抑えて1-0の勝利!


お~~~久しぶりのベンチのお出迎え。




お立ち台は好投のケッペル投手とタイムリーヒットの中田選手。
ケッペル投手は前日、北大病院に入院中の子供達を訪問してプレゼントを贈ったそう。
「ケッペル けっぱる」と書かれたTシャツ。
「けっぱる」は「がんばる」の方言。


勝利の花火。
1点差だから大丈夫かなあとハラハラしたけど、勝てて良かった。

 
帰り際、柱型の金子選手を発見。


金子選手のファイルも購入。
こんなおばさんに好かれても嬉しくないだろうけど・・・。


球場を出ると、ドーム周辺も紅葉が。
もう今季のゲームもあと少しだなあ・・・。









中央区

2011年10月21日 11時28分04秒 | 
札幌の中央区で熊出没のニュースが毎日のように報じられる。
中央区と聞いて札幌市以外の人ならば、「そんな街中に!!」と驚くだろう。
確かに先日、我が家から徒歩15分ほどの場所に出現したというニュースは私も驚いた。
地下鉄駅から10分もかからないような住宅街だったのだから。

が、最近の出没場所はかなり山奥側。
しかし、そこもなぜか「中央区」。
札幌市の区分わけはかなりいびつ。
街の中心地が中央区というわけではない。
区分けした際に、鉄道の函館本線、豊平川、創成川、などが境界線に利用された。
札幌駅周辺は道庁、大通公園周辺は市役所や裁判所などの官公庁が多い。
デパートなどの商業圏でもあるから、中央区としてふさわしい。
が、札幌駅の北側は函館本線の鉄路の向こう側なので「北区」。
で、南側はどこまでかとなると、なんと、藻岩山の山裾までが中央区になる。
東側は豊平川までで妥当かなと思えるが、西側あたりはかなり異様なラインになる。
藻岩山の山裾をぐるっと回り、盤渓(ばんけい)と呼ばれる山の中へ突入する。
とても中央とは思えない山に進入した境界線は、そこらあたりをうねうねと進み、大倉山の頂上から稜線に沿って下山して街中に戻る。
だから、中央区にはたくさんの山々が存在する。
標高は200m前後だが、円山、双子山、荒井山、神社山など。
札幌は三方を山に囲まれた扇状地なので、当然それらの山々はヒグマの生息地と繋がっている。
毎年ジャンプ競技が行われる「大倉山シャンツェ」も「宮の森シャンツェ」も中央区。
スキー場も2箇所ある。

おそらく、区分けした当時の政財界の絡みで、自分の居住地や所有地を「中央区」としたくてこんなおかしな区分けがされたのだろう。
どう見たって「盤渓」地区をなにがなんでも中央区にしたいという見苦しい境界線なのだから。
ちなみに、以下の写真に見られる山々にへばりついたような住宅地は、すべて「中央区」である。
豪華な作りの邸宅も多く、その周辺を歩いている分には、こんなに山々と繋がっているとは思わないが、こうして見るとヒグマの生息地にかなり進出しているような・・・。
この風景をもう20年以上見ているが、どんどん住宅が増えているなあと感じるのだが・・・。








おいしい日本(34)

2011年10月18日 12時50分18秒 | 食べ歩き
母と二人で大通りのビッセへ。
ここにはかつての北海道拓殖銀行本店跡地。
あの風格ある建物が大好きだったが、見せしめのように潰されて、道内の銀行としては3位にランクしていた北洋相互銀行に吸収された。
道内トップに躍り出た北洋は、拓銀を跡形なく消滅させたかったらしく、こんなビルにしちまったよ・・・。

平日の昼なので、サラリーマンなどの食事時を避けて1時過ぎに「すし善 大通店」へ。
母がよく食べたという「松花堂弁当」3675円は、前日までの予約が必要になったそう。
同額の「雪」コースがあったので、少食の母でも大丈夫かなとそれにした。


先付 きのこのおろし和え


お造り 白魚にまぐろに鯛。プチヴェールが添えてあった。
母には初めての食感と味。


煮物 あの~~塩分過多・・・・。


焼物 鰤の照り焼きに甘酸っぱい食用ほおずき


寿司 お椀


デザート 旬のフルーツゼリー寄せ

全体的にお味が濃い。お酒を飲みながらの想定なのだろう。
ま、コース料理をお茶飲みながら食べる無粋な客はご迷惑かな。
お刺身やお寿司は当然おいしい。
まぐろが特に良いかな。
以前聞いた話だが、魚の国北海道とはいえトロなどの一番上等な部分は高価な食材を消費できる築地へほとんどが送られるそうな。
私がまぐろっておいしいんだなと思ったのは、かなり前だが姉が連れて行ってくれた東京のお店の鉄火丼を食べた時。
それまで札幌で、鉄火丼を食べる気にはなれなかったから。
トロとまぐろを比較してはいけないが、地元では冷凍保存されたトロがほとんどだとか。
唯一生で対応出来るのが「すし善」だと。
今は冷蔵技術も進んだからどうなっているのかは知らないけれど。
それに卑しいだけの私の味覚なんて、区別がつきませんから・・・。

開店時は予約なしでは無理だったこのお店も、景気低迷のせいか入りやすくなったようだ。
ランチタイム二回転目のお客さん達の多くが「酢橘でお願いします」と注文。
「酢橘」って何かな?と思ってメニューを見てみたら、本日のおすすめ握り寿司(9種)にお椀、小鉢もついていたように見えたがそれでなんと1050円!
母曰く以前は最低でも1575円だったと思うと言うから、不景気北海道とあってさすがの「すし善」もお値下げしたのかな。


店内に飾られたイラストの額。
すし善のすすきの店に訪れた著名な漫画家達のイラスト付サイン。
まとまった来られたわけではなく、それぞれいらした際に少しずつ書いて頂いたそう。
窓ガラスは紫外線などをカットするタイプと思うが、西日が入るので劣化しないかよけいな心配。
やはりアトムは可愛いなあ。

すし善 大通店
 
 札幌市中央区大通西3丁目7番地
 北洋大通りセンター4階
 TEL 011-207-0068
 FAX 011-207-0069
 営業時間  11:00~15:00(L.O 14:00)
       17:00~22:00(L.O 21:00)
 定休日 毎月2・3水曜日


ファイターズ観戦記(12)

2011年10月15日 19時42分14秒 | スポーツ
10月5日水曜日は、札幌ドームの今年最後のレディスディ。
楽天戦を友人2人と一緒に見に行くことにした。
が、当日割引は本人が買わなければならない。
それぞれバラバラの方向から現地集合するから、並んで観戦するには内野自由席しか購入出来ない。せっかくの半額だから、お高い座席で見たい気もしたけど・・・。

幼児を抱える友人は、小学1年生のおねえちゃんを送り出した後、バスで札幌駅のファイターズステーションで購入し、一旦帰宅。家事をこなしてご主人の帰宅を待って子供達をお願いしてから再度ドームへ。どうしてもダルビッシュが見たいと、ナイターじゃなければ子供も連れてきたいが、やはり翌日の学校が心配だそう。
もう一人は球場までシャトルバスで来るので、南ゲートの当日券売り場で購入。
私は開場時刻に合わせて家を出て、札幌駅のファイターズステーションで購入。
そこらへんを歩いている女性に頼んで、友人のフリをしてもらって購入したら、3枚買えたかしらん??

地下鉄に乗る前は曇りだったが、福住駅に到着したら天気予報通りの激しい雨。
多くの人が雨宿り中。
最近はどーーーっと降ってパタッと止むし、空も明るさが戻り始めていた。
でも、この人達が動き出したらいつものように歩道が大混雑するなーと思ったので、折り畳み傘を開いてまだ土砂降りの中を歩き出した。
ドームに着く頃は、一部に青空が見え、ダブルで虹が出ていた。





お、これは幸運の兆し?
ファイターズの勝利の前祝かしらーなんてうきうきしてたんですけどね・・・。

座席に着いて友人と話していたら、場内が大歓声で手を振る。



楽天の練習用具を片付けて、外野から一塁側のフェンス伝いに歩いてきたマー君を見つけて皆大騒ぎ。この連戦に登板予定はないけれど。
「マーくん!マーくん!!」
マー君も、重そうな用具を抱えて歩きながら笑顔で会釈をしたり、時にはグランドに下ろして手を振って歓声に応える。
遠くてよく見えないけど、脳裏にはしっかり彼の愛嬌ある可愛い笑顔が浮かぶ。
何処のユニフォームを着ていても、マー君は道産子にとって大切で大好きな選手。
私も手を振っていて、シャッターチャンスを逃したので後姿・・・。


今日はようやく買えたダルビッシュ弁当 黒バージョン。


カニ飯がメイン。こちらはJR北海道の札幌駅の駅弁を作っている弁菜亭の作。
カニ飯はやはり長万部のほうがおいしいかな。


お弁当箱の裏にべったりと貼られたシールが剥がし難い。稲葉弁当は表面のビニールフィルムの上に貼っていたので影響なかったのになあ・・。
このお弁当箱は再利用するのだから、こんな貼り方は配慮が足りないぞ・・・。


お、金子選手がショートに。
スタメンだ~~嬉しいなあ。


試合開始。


一塁ベース、ホフパワーの横に子供が二人?


恒例YMCA。


ベンチの吉井コーチのいつものポーズ。



ダルビッシュが打たれて2点失い、中田選手のホームランで1-2。
打てないファイターズ。ランナーが出ても続かない。
チャンステーマの「チキバン」もため息で終了。
8回にまさかの3点目・・・。


吉井コーチがマウンドに。やはり大リーグで通用した選手は体が大きいなあ。
9回は宮西投手。

9回裏に望みを託すが、最後は中田選手の三振で終了・・・。
あの虹はただの虹だったのねん・・・。
(そう!雨の後の陽射しで出てただけよ!勝手に期待されても迷惑だわ!)←By虹
ダルビッシュでの2連敗を見ちゃったことになる。
「ある意味貴重ですよ」と後日タクシーの運転手に言われたが・・・。

家で子供が待っている友人は、試合終了を待たずに球場を後にした。
彼女の小学1年生のお嬢ちゃんは、ファイターズの年間スケジュール表に出ている選手名鑑で選手の名前をお勉強中。
漢字も読めるの?と聞いたら、友人らの苗字と同じ名や、自分と同じ苗字の選手はすぐに読めたとか。
で、乾(いぬい)投手の名前をじーーっと見つめて「・・・・・かわく???」と聞いたそう。
皆で爆笑。でも、乾くという読み方を知っているだけでも偉いねえ。
それ以来、乾投手を見ると「あ、かわく投げてる」と言っている。









カテゴリー変更

2011年10月14日 20時58分03秒 | 食べ歩き
「食」のカテゴリーから、食べ歩いたお店の部分を「食べ歩き」というカテゴリーを新設して分離します。
トリ頭&記憶力低下のため、どこのお店を書いていたか忘れてきたので・・・。
過去の記事で店名を伏せていた部分は、支障ない限り追記しておきたいと思います。
すでに閉店してしまったお店が無ければよいけれど・・・。

私のブログの更新情報を受け取るように設定してくださっている方には、ご迷惑をおかけすることになるのかもしれません。
これから、カテゴリー変更処理を行います。
投稿日時は変えませんが、大量に更新情報が届きましたら無視なさってください。






おいしい日本(33)・・パート2

2011年10月13日 00時37分03秒 | 食べ歩き
では、私が頂いたBランチ スープ追加で 2500円のランチ


マダムの手作りの道産小麦のプチパンとバゲット。
開店した頃は、パンは別なお店から購入していたが、数年前からはマダムの手作り。
これがもう完璧なプロのパン職人。
バターが付くが、使わないので写真なし。


秋刀魚のソテーと焼き茄子のマリネ、バルサミコ・ヴィネガーのソースで
秋刀魚の焼加減が絶妙。
臭みなど無縁の鮮度の良い秋刀魚に、油と相性の良いナス、バルサミコの酸味が利いてさっぱりと食べられる。
この写真だと、色が地味だが大変おいしゅうございました。
今の時期、秋刀魚とナスは自分でも入手できるが、この仕上げには到底ならないなあ。


前出のとうもろこしのポタージュ。
写真撮影でカメラを構えている時から、ものすご~~い良い香りが。
以前、このお店で1万円のおまかせコースを頂いたことがある。
そのときに出たコンソメが絶品だった。東京からいらした超グルメなお方の接待だったのだが、「素晴らしいお味!」と絶賛。
そのコンソメを使うこの店のスープは、おいしくて当たり前。
お昼はそのスープが200円プラスで飲めますから、Aランチ、Bランチ共ぜひ!


青ゾイのポアレ ソースブールブラン 人参とバジルのピューレ
右の青ゾイに踏まれた見慣れない葉物が何かな?と尋ねたら、リーフチコリと言うそうな。
チコリの葉らしい。ほろ苦さはさほど気にならないけど。
このお店は、1989年の開店当時「ポアソニエール カザマ」という店名だった。
ポアソニエールとは「魚屋さん」というような意味らしい。
港町出身のシェフの魚の扱いは完璧。
秋刀魚と同様、絶妙な焼加減にソースが絡む。
ビネガーの効いた人参のピューレで爽やかに頂いた。


ブフ・ブルギニヨン(牛肉の赤ワイン煮込み、ブルゴーニュ風)
煮込みだから良いかなと選んだが、ばら肉部分なので結構悪玉コレステロールが・・・。
もうひとつの選択肢はアッシュ・パルマンティエ~仔羊挽き肉とマッシュポテトのグラタン。
グラタンと聞くと、ペシャメルやチーズのイメージで避けたが、こちらはどうだったのかな。
子羊もおいしそうだ・・・・。


ココナツのブラマンジェに洋梨のソルベ。
メニューでは蜂蜜のアイスクリームなのだが、乳脂肪を避けたくてソルベでお願いした。
ここのブラマンジェは、滑らかな舌触りで絶品。
久しぶりに食べられたなあ。


エスプレッソに小菓子。
小菓子は一人1個。お皿は友人との二人分。


これもマダム作。ナッツがふんだんにはいったブラウニー。
甘さが程よくおいしゅうございます。

思えば会社勤務だったその昔、仕事で外出した際に開店したばかりのこのお店の前を通りかかった。
マンションの1階に、おしゃれな小さなお店。ちょうど昼休みの時刻だったので一人でおそるおそる入ったのが最初。
会社の冴えない制服姿で食べに来た私に、ちょっとマダムは驚いた表情だったが、すぐに笑顔で対応してくれ、短い昼休みにおいしくランチコースを頂いた。
その後、フリーで仕事をしていた頃はよくお世話になったかな。
当時は仕事のストレス発散はおいしい物を食べること。
が、ここ数年は胃が弱り、おまけにコレステロール対策・・・・。
おいしそうなHPをず~~っと眺めてはいたが、すっかり足が遠のいてしまった。
でも、「おいしい日本」のシリーズにどうしても入れたかった。
それに今回のコースは、胃にもたれず、きちんと夕食も頂けたのでちょっと安心。
食後にあちこち散策したのが良かったのかな。

昼も夜も予約が必要だが、夫婦二人で切り盛りしているお店だから仕方がないこと。
長く楽しみたい良いお店は、お客さんも協力しなければね。
私はあまり行けませんが・・・。

 フレンチ・レストラン カザマ
 〒060-0062
 札幌市中央区南2条西12丁目パシフィック三和1F
 TEL&FAX 011-272-1012
 営業時間
 ランチ 12:00am開店 1:30pmラストオーダー 3:00pm閉店
 ディナー6:00pm開店 ラストオーダー9:00pm 閉店10:30pm
 定休日:毎週水曜日・第3火曜日
 ランチ・ディナーとも予約が必要(当日予約、お席予約だけでも可)















おいしい日本(33)・・パート1

2011年10月12日 23時56分32秒 | 食べ歩き
胃の老化と悪玉コレステロール上昇のドクターストップで、フランス料理とは縁遠くなっていたが、開店当初から通っていたお店をブログに載せたくて、先日久々に食べに行った。
ま、私なんぞがご紹介しなくても、すでに多くの食通御用達のお店なのだが・・・。
写真が多くなったので、2回に分けて・・・。

私と同様、友人達もイタリアンなら付き合うが、なるべく和食をと言う。
唯一、私のワインの師匠だった友人だけが相変わらず健啖家で、彼女と一緒に行った。
では、彼女のお料理からご紹介。
食前酒には泡だそうで・・。


ドゥ・リニエール・スペシャル・キュヴェ・ブリュット  グラス 1000円

途中で追加した赤ワイン

壁の色で撮影に苦労していたら、友人がナプキンを広げて補助してくれた。




マダムお勧めの2003年のワイン グラス 800円
私は最初からこの赤ワインのみ。
頭痛に襲われることなく、おいしく飲めました。
このマダムの笑顔で、常連さんはどこのお店かおわかりでしょう。

彼女が選んだのは、予約が必要なスペシャルランチコース 3200円


アミューズ・ブーシュ


前菜 北寄貝・帆立貝・蕪のフリカッセ、サフラン風味


本日のポタージュは北海道産のコーン


マダムお手製のパン


本日の市場より入荷の鮮魚料理は、青ゾイのポアレ ソースブールブラン


お口直しのソルベはパイン


札幌産ドライエイジング豚肩ロース肉のソテー、インカのめざめのローストを添えて

ドライエイジングと聞いて、「乾いた年寄り?」アタシのことか??と思ったが、「熟成乾燥」させた肉のことを言うらしい。
ドライエイジングの説明はこちら
人間もねえ、熟成したオトナのほうが楽しいのよ~。
あ、ただ、どよ~~んと年取っただけじゃ、熟成とは言えないか・・・。


余市産洋梨のコンポートとパッションフルーツのソルベ


コーヒーに小菓子がつく。一人1個ですよ、これは二人分。

一部お料理の写真がダブるが、次記事へ続く・・・。