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韓国映画「ウンギョ 青い蜜(R15+)」

2020-11-11 | 韓国史劇・ドラマ・映画

■韓国映画「ウンギョ 青い蜜(R15+)」 予告

2012年の韓国映画
純文学作家パク・ポムシンの“渇望3部作”の一編を映画化。
初々しい女子高生に欲情する老詩人、官能的な少女性の女子高生、
尊敬と嫉妬する弟子の三角関係を描いた作品。

70代の老詩人を演じるのは演技派俳優パク・ヘイル。
彼は劇中、特殊メイクで衝撃的な変身ぶりを見せている。



17歳の少女、タイトルにもなった「ウンギョ」を演じるのはキム・ゴウン。
抗えない官能的な少女性の色気を放ち、予告編が公開されるや、
老人と少女のベッドシーンという型破りな光景が話題となり、
キム・ゴウンは公開当時、注目の新人女優に!
(Webより抜粋)

 

 

■韓国映画「ウンギョ 青い蜜(R15+)」

映画「ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女」に続いて観ました。
パク・ヘイルさんは、作品を観れば観るほどに惹かれてしまう俳優です。
この映画は、キム・ゴウンさんのデビュー作として知られた作品でしたが、
私は、老詩人役を演じたパク・ヘイルさんの複雑な感情を抱いた演技が
目に付いてしまいました。
突然、目の前に現れた純粋無垢な少女に魅了されていく様子に
自分が老人であることを忘れさせてしまう魅力を持ったウンギョに
戸惑い、淡い気持ちを抱き、妄想して、その想いを「ウンギョ」という
小説にしたためますが、思いもよらないこととになり、
愛弟子の表彰式で言います。

 私・イ・ジョギョは老いました。
 老いるということは 今まで着たことのない 鉛の服を着ることだと
 ある詩人が言いました
 ”君たちの若さ”は”君たちの努力で得た賞ではない”

 ”私の老い”も ”私の過ちに対する罰ではない”
 「ウンギョ」は乾いた大地に降る 恵の雨のような小説でした
 これほど美しく真摯で満ち足りた小説は 書けないでしょう 

と、老いてしまった自身の切ない気持ちを語るシーンはグッときました。
話題になったキム・ゴウンさんの透き通るようなあどけなさも、
また良かったです。
トッケビ 君がくれた愛しい日々」や「ザ・キング 永遠の君主」の大ヒットで
今や人気女優となりましたが、衝撃のデビュー作品でした。

 

 

■STORY
少女のさわやかな若さと官能に魅了された偉大な詩人イ・ジョクヨ(パク・ヘイル)。
師匠の天才的な才能を嫉妬する覇気あふれる弟子ソ・ジウ(キム・ムヨル)。
そして偉大な詩人の世界に憧れた魅惑の17歳少女ウンギョ(キム・ゴウン)。

70歳の国民的詩人イ・ジョギョが住む家に、近所の女子高生ウンギョが
毎日のように出入りするようになる。


ウンギョはジョギョを「おじいさん」と呼んで人懐っこく慕い、
ジョギョも彼女の無垢で無防備な若さに魅了され、かきたてられた妄想を
小説として書きためていく。



一方、ジョギョを師として尊敬する小説家志望のソ・ジウは
2人の親密な関係を妬ましく思い、ジョギョとウンギョに対して
歪んだ感情を抱くようになる。
嫉妬と魅惑で絡まった3人の隠された挑発とは・・・。


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