作文小論文講座

苦手な作文を得意に。小学生から受験生まで、文章上達のコツを項目別に解説。作文検定試験にも対応。

ことわざの引用 ~ゆめの日記より~

2009-06-23 | 作文
 作文にことわざを引用すると、なぜか好感度がアップします。ことわざを引用するためには、もちろん、その意味を理解しておく必要があります。学習漫画で覚えるのも一つの方法ですが、生活の中で自然に身につけていく方法もあります。お父さんやお母さんが会話の中にことわざを使ってみてください。

 先日書いたように、子犬(ゆめ)を飼い始めました。この子犬は、ことわざどおりの行動をすることが多いです。普遍性のあることがらを表したものがことわざなので、それも当然のことなのですが……。人間にも犬にもあてはまるところがことわざのすばらしいところです。

 ゆめの日記より。

「今日は、朝からたっぷり遊んでもらえた。『早起きは三文の得』というが、本当にそのとおりだ。」

「お母さんが朝食の準備をしてくれたけれど、冷めるのに時間がかかって、眠くなってしまった。『果報は寝て待て』ということわざもあるので、眠って待とうと思った。」

「目が覚めると、朝食が置かれていた。太っ腹な(体型ではない)お母さんは、私の餌箱にたっぷりドッグフードを入れてくれる。でも、食べているうちにお腹がいっぱいになってしまったので、少し残してしまった。健康には、『腹八分目』がいちばんだ。」

「朝食が終わって、遊んでいるとき、不覚にもおもらしをしてしまった。『覆水盆に返らず』。困ったことになった。」

「お母さんにすぐに見つかってしまい、少し叱られた。『河童の川流れ』ということもあるのにどうして大目に見てくれないのだろうと思った。」

「仕方がないので、得意の「お手」をやったら、お母さんの機嫌がよくなったのでほっとした。まさに『芸は身を助ける』である。」

「その後、お母さんと一緒にボールで遊んだ。ボールを取りに行くとき、すべって転んでしまった。しかも、そのまま壁に激突した。『泣きっ面に蜂』である。」


(注)本物の日記は、肉球で綴られていましたが、日本語に翻訳しました。

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