さいこの部屋

音楽とNYが大好きな私の部屋です。あまり無理せず、日々の出来事や感じたことを。

京都・バッハ・ゾリステン 室内楽コンサーNo.70

2013-07-18 23:13:10 | 演奏会・観劇覚書

3連休はオケ合わせと演奏会本番でした。

【これがバッハだ、バロックだ!】
京都・バッハ・ゾリステン 室内楽コンサートNo.70(世俗カンタータシリーズVol.15)~
2013年07月16日 16:30~@日本キリスト教団 洛陽教会
A・ヴィヴァルディ:ミサ曲「グローリア」ニ長調 RV.589
J.S.バッハ:カンタータ《おお優しい日、待ち望んだ時よ》(結婚カンタータ) BWV210
J.S.バッハ:カンタータ 《心と口と行いと生活で》 BWV147
独唱:松田昌恵(Sop)、冨山瑞江(Sop)、福永圭子(Alt)、
    畑儀文(Ten)、成瀬当正(Bass)、篠部信宏(Bass)
管弦楽&合唱:京都・バッハ・ゾリステン

仕事もプライベートもピークに忙しい時期と完全に練習期間がかぶってしまい、練習にかける時間が少なかったのが惜しまれます。
まあ、言い訳ですね
「時間は『ある』ものではない、『作る』ものである」というのが持論なので…。

しかし、いかに自分が「バッハを」愛しているのかが分かってしまった演奏会でもありました。
グローリア・ミサは、最初からどーにもこーにも自分の中でしっくり来ない部分があり、特に終曲は「…で、どこに持って行きたいん?」とヴィヴァルディさんに訊いてみたくなる始末
途中途中の和声とかはとても綺麗なんですけどね。
また一緒にやるのが147番ってのが…。
バッハのカンタータの中でも有名曲かつ名曲だと思っています。特に1曲目。
(6曲目、10曲目は「主よ、人の望みの喜びよ」の題で有名な曲ですし)
なのでグローリア・ミサにはイマイチテンションが上がりきらないままオケ合わせをしていたのですが。

本番では気持ちよく歌えたと思います。
練習で体に染みついていないことは本番ではできないことがある、と思っていますが、終曲は「あれ、どこでAmenのmen言うんやった?」と一瞬わからなくなってしまったところがありましたが。(長いフレーズで、Amenを2回言うところと1回しか言わないところとかがあるわけで)
繰り返し歌っていると、少しずつ愛着がわいてきました。

147番は、練習中から1曲目に全員が苦戦していました。これ難曲なんですよ~
割と直前まで、「大丈夫か?」と思う状態の部分もあったりして。
でも本番直前にはちゃんとみんな仕上げてくるのでさすがです。
でもほんまにええ曲です…。歌えて幸せでした

瑞江ちゃんの結婚カンタータは、オケ合わせのときにしか聞けませんでしたが、これは超絶技巧
松田さんと一緒に「ソプラノに対する嫌がらせかしら?」という話をしていました
しかし見事に歌いきった瑞江ちゃん、本当にすごい。
なかなか拍手が鳴りやみませんでした。

通常、定期では最初にオケだけの曲をされることが多いのですが、今回は最初から歌も入るので、ゲネプロ終了から出番までが1時間弱ぐらいしかなくて、恒例の(?)「シェ・ラ・メールにケーキを食べに行く」畑さん・篠部さん・私は「どうしよう!?」と言いつつも、結局行きました
本番まであまり時間がないので、軽めのケーキにしたのですが、お二方はいつもと同じでかいケーキ。参りました(笑)。

演奏会後は打ち上げ。楽しかったです
しかし、その後、2次会、3次会までお付き合いして、家に帰ったのは3時過ぎ…翌日仕事がなかったからよかったようなものの
2次会&3次会メンバーは私を入れて5名でしたが、下戸の私以外はかなり酔っぱらってる状態(酔っていないとは言わせないぞ!)
先生もかなりご機嫌でした。よかった

素敵な演奏会になりました。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました!


最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。