さいこの部屋

音楽とNYが大好きな私の部屋です。あまり無理せず、日々の出来事や感じたことを。

京都・バッハ・ゾリステン 『ヨハネ受難曲』

2012-03-25 23:52:22 | 演奏会・観劇覚書

本日、本番でした。

京都・バッハ・ゾリステン 創立30周年記念演奏会】
2012年3月25日(日) 14:00~@府民ホール アルティ
J.S.バッハ:ヨハネ受難曲 BWV245
独唱:松田昌恵(Sop)、、福永圭子(Alt)、畑儀文(Evangelist&Ten)、
    篠部信宏(Bass&Pilatus&Petrus等)、成瀬当正(Jesus)
管弦楽&合唱:京都・バッハ・ゾリステン,京都フィグラールコール
指揮:福永吉宏

チケットは当日前に完売。ありがたいことです。
自分自身は「ヨハネ」は2回目でした。初めて歌ったのは、もう5年くらい前になるかも。

かなりの「耐久レース」でした
うちの団は、オケ合わせが3日あり、本番当日はもちろんゲネプロがあってから本番なので、体力がものすごくいるなあ…と再確認。
もちろんこれだけオケ合わせがあるというのは、本当にありがたいことであり、オケと声楽をすり合わせていくために絶対必要なことなのですが、やはりこの曲は大曲で(マタイは確かにヨハネよりも大曲ですが、単純に合唱が歌う量はヨハネの方が多い)、歌いきるには相当の気力と体力が必要です。
というわけで、今日は朝の時点ですでにちょっと疲れが…
しかしもっとも疲れているのはもちろん、エヴァンゲリストの畑さんのはず。
本当に超人です。

個人的には、よく歌えたと思いますし、暗譜していた分、表現に専念できたように思います。
全体的な出来も割とよかったように思います。
まあ、今回は本当にいろいろな事故もありましたが…
(畑さんや松田さんのソロ部分でも事故がありましたし、合唱もたまに…特にテナーが…暴走するときが…)
しかし実は今回は指揮者も含めて体調不良の方が続出でしたが、それにもかかわらずそれを感じさせない演奏はさすがだな…と思いました。
そんな中で無事に(無事以上にいい出来で)終われたことは、本当に良かったと思います。
聞きに来てくれた友人からの評判も上々でした。

しかしこれからの課題も露わになったかなと思います。
次回は「ロ短調ミサ」で、難度もぐっと上がるので、課題も一つずつ解決していければなあと思います。

打ち上げも大変楽しかったです。

ご来場くださった皆様、ありがとうございました


楽譜がぁぁぁぁ!

2012-03-20 22:53:34 | 日々のつれづれ

昨日の月曜日は休暇がとれたため、今日も合わせて4連休でした。
昨日・今日と実家に戻っていて、先ほど家に戻ってきたのですが。
親心で、母がひじきの煮物を持たせてくれました。

が。

確かにちょっと不安はあったんです。
タッパーにぎっちり詰められたひじきの煮物。
だからちゃんとビニール袋にも入れたんです。
移動している間もひっくり返ったりしないようにはしていたはずなんです。

が。

家について、ボストンバックを開けたら。
…え、何このべとべと感。
嫌な予感。

…出した荷物が大変なことに

いや、いいんです。
大体のものはビニール袋に入っていましたし、持ち帰っていたPCもビニール袋に入っていたので無事でしたし。
ひじきのタッパーをビニール袋2重にしなかった私が悪いんだからいいんです。

でも。

…ちょっと待って。
このボストンバック、ビニール素材だけど、防水素材ではないので。
…ちょっと待って。
側面の大きなポケットに楽譜を入れていたはず。
演奏会まであと4日ほどしかない「ヨハネ受難曲」と、次回の定期演奏会の「モテット」の楽譜を。
…ほんまちょっと待って。

ぎゃあああああああああ!!!!

…ご想像の通りです。
楽譜の紙側(背表紙側ではないという意味)を下にしていたというのもありますが、大変なことに

大パニックになって、うろうろしてしまいました。

いや、きっちり閉じられた形で入れていたので、端っこの方だけで済んだのがよかったともいえるのですが。
太目の楽譜は、基本的に私は全てラミネートカバーをしているので、被害は最小限に済んだともいえるのですが。

しかし、楽譜を大事にきれいに使う私は、かなりの大ショック…。
楽譜もビニール袋に入れておくべきでした。油断しました…。

どっちにしろ、これは将来的に買い替えになりますな…。
しかし「ヨハネ」は楽譜にかなりいろいろな細工をしているので(曲番号が多いのでテプラでインデックスを作っていたり、対訳を色を分けて書き込んだり…)、これの複製を作るのは、かなり時間がかかるはず。
いろんな書き込みもあるので、今回の演奏会はこのまま使うことになりますが、ひじきの香りが…

…とりあえず乾かさねば。くすん。


METのチケットゲット、そしてちょっとショック。

2012-03-19 23:23:06 | 日々のつれづれ

一度決めると、着々と進めるのが私の性分でして。
NY行きも、決めてしまうと次々準備をしています。
とりあえず、エアチケットも宿も確保できました。
今回の宿は、過去2回使用していた宿とは違うところを選んだのですが、果たして吉と出るか凶と出るか。

現在は、いろんなホールや催し物のサイトを見て、チケットを取る演目を物色中です。
まずはMetropolitan Opera。
滞在中にやっているのは、「椿姫」と「ジークフリート」(ニーベルングの指輪:第2夜ですな)。
ヴェルディ好き&ワーグナー敬遠気味の私は、迷わず「椿姫」
ヴィオレッタをナタリー・デセイが歌うので、大変楽しみです。
というわけで、チケットゲット。今はすべてネットで予約できるので、本当に便利。いい時代になったものです。
今回は初めてオーケストラ席で聞きます。
(今まではグランドサークルやパルティエを張り込んでましたが、チケットがさすがになく…

あとは、カーネギーホールの演目やニューヨークフィルのスケジュール、ブロードウェイの演目等をチェック中です。

で、カーネギーホールの演目をチェックしようと、サイトを開いたとき。
トップに出たのは「Le Violon du Roy」の文字。
この団体は、私が前回NYに行ったときに、最終日に「メサイア」を聞いて大感動した団体なのです。
カナダの団体なのですが、時々アメリカツアーをされているようで、しかし他の海外の国には今のところツアーはないようで…。
え…カーネギーホール来るの?いつ?…今週末?…しかもバッハのヨハネ受難曲

なんか、ものすごくショックです
ああ、聞きたいなあ…。
しかし、今週末。まったく同じ3月25日に、まったく同じ演目を私も演奏するのです。
なんか縁があるなあ…。
いつかケベック(カナダの本拠地)まで聞きにいきたい…と思えるほど大ファンです。
CDもいくつか出ていて、これらも素晴らしいので、ご興味のある方は是非。

というわけで、NY行きも着々と準備していますが、演奏会まであと1週間。まずはしっかり総復習せねば。


NY行き画策中

2012-03-17 21:25:30 | 日々のつれづれ

仕事が忙しすぎましたが、その峠を少し越すと、逆に今ちょっと放心状態です。
公私ともに自分の中がちょっと空っぽになってきているなあ…と思います。
なんかちょっといろんなことがむなしいというか…。

というわけで。

「そうだ。NY行こう。」
(某鉄道会社の京都旅行へのキャッチコピーみたいですが

2年ぶりになりますか。
急遽(2~3日前)思い立ったので、まだ定宿への問い合わせ等を始めたところですが。
エアチケットは何とかなりそうです。
ていうか関空―NY間直行便をチャイナエアラインが飛ばしていたんですねえ~。初めて知った。
急遽思いったったせい&昨今の燃油サーチャージの高騰で、エアチケットが随分高いですが、チャイナは割と良心的。
昔いろいろ事故ってましたが、最近は大丈夫そうなので、とりあえず仮押さえ状態です。まさに今日押さえました

いろいろしんどいことが続きましたが、ちょっと元気をもらってきたいと思っています。
本当は年末の手術があったので、お金もいろいろ使ってしまったのでGWは大人しくしているか、東北へちょっとでもボランティアに行こうか…などとも思っていたのですが。
保険でほぼカバーできた、というのと、自分自身がかなり空っぽになってきているので、自分が元気になってから東北へ行こう、と今は考えています。


英語三昧

2012-03-15 21:09:29 | 日々のつれづれ

仕事が忙しすぎて、またかなりのバックデータでのアップデートになりそうです…。
が、何とか峠を越したので、またのほほんと書いていければと思います。

2月中旬くらいから、1か月以上にわたって、某プロジェクトのためうちの職場にアメリカからのお客様がいらしていました。
私もそのプロジェクトに深く関わっており、その対応のため、ほぼつきっきりでした。
(うちの職場には、英語を話せる人がほとんどいないので…
のべ7名の方が入れ代わり立ち代わり状態だったのですが。
この1か月、日本語より英語を聞いて話している時間の方が圧倒的に長い状態でした。
自分の英語力の低下を痛感すると同時に、やはり語学は実戦に勝るものはないと感じた1か月でした。
自分で勉強するのも大事ですが、やはり実地で話して聞いて…飛躍的に「英語の筋肉」が鍛えられるのが自分でわかりました。
ものすごくハードな期間(その仕事自体がハードだったのもありますが、何せその方々が帰られてから、自分の他の仕事を始めるという状態だったので)でしたが、かなり充実した期間でした。
今後もまだまだこの仕事は続くので、読み書きは当分英語ばかりです。
そしてその方々はまたそんなに遠くない時期にこちらにこられるので、大変ですが、楽しみでもあります。
まだまだ英語を鍛えなければ。

彼らの出張は、土日やアフター5もかなり余裕があったので、大分観光をしたようです。
京都観光のおススメなども聞かれて、話が盛り上がりました。
そういう出張、楽しそうだなあ
(という話を友人Mさんにすると、「キミも東京行ったとき散々楽しんどるがな(先日のTDRを指す)」と言われました…確かにそうだけどさ。)