粉雪の万座へ

万座の粉雪と雪景色、流れる雲と青空に魅せられ綴っています。

ホワイトアウトの万座

2009年01月13日 | 08~09シーズン

1月10日(土)、今シーズン3回目の万座です。


スキー場に向かう途中、万座ハイウェイの料金所を過ぎたあたりから吹雪いてきて、
時折全く前が見えないホワイトアウト状態に。慎重に運転して、朝8時30分頃スキー
学校に無事到着。


早速スキーウエアに着替えて、プリンスゲレンデへ。
 
ゲレンデは差ほど吹雪いてなく、平穏な状況に一安心。午後から参加する『エンジョイ
スキーイング』に備えて、軽く足慣らし。

午後1時30分より朝日山第2ゲレンデにて、小川俊明先生の『エンジョイスキーイング』
開始。午後になってから気温は次第に下がりマイナス10度以下になり、本格的な吹雪
になってきました。吹雪の中、我々のほかに、某スキークラブも黒岩隆夫先生にレッス
ンを受けていました。
 
リフトに乗っていて気づいたことが一つ。小川先生が乗ったリフトは、どんなに強風が
吹いても揺れません。他の人が乗ったリフトは、ブランコのように揺れているのですが。
不思議なことです。


吹雪で視界はよくありません。
 


滑っていると、猛吹雪で突然ホワイトアウト状態になることがあります。
(猛吹雪を撮影)
ホワイトアウトの中を滑る感覚は、真っ白い世界を漂うような何とも言えない不思議な
感覚です。


あっという間に2時間のレッスンを終え、ハウスユキへ。


マイナス10度以下の吹雪の中でも、顔と指先以外は程よい暖かさでした。
その理由は、スキーウェアの下にダウンウェアを着込んでいたからです。写真の左がそ
のダウンウェア。(かつて万座に通い始めた時分に購入した、普通のスキー用ダウン。
つまり、スキーウェアを二枚着ていたことになる。)

昨シーズン、小川先生が「他のインストラクタが寒いと言っていても、俺は寒くないのだ。
なぜなら、スキーウェアの下に登山用のダウンウェアを上下とも着込んでいるから。」
と教えてくれたので、真似てみたのです。その効果は絶大で、寒がりの方にはお勧めの
着こなし方です。



1月11日(日) 7時30分の気温はマイナス13度。
 


初めは曇り空でしたが次第に青空が広がり、風もなくなってきて最高のスキー日和に。
 


青空を雲が間近に流れる様子は、私の大好きな風景。
 
スキーレッスンはポールを滑ったり、ブーツのバックルをはずして滑ったりと盛り沢山。

バックルをはずして滑ると太ももの筋肉が痛くなるようですが、私の場合は何ともない
どころか軽やかそのもの。考えられる理由は三つ。
一つは言われたとおりの運動をしていない(出来ていない)。
二つ目の理由は、日頃しているテニスの効果。テニスの効果だとすれば、うれしい限り。
三つ目は、サポート機能のあるタイツの効果。今シーズンから、他社よりも疲れにくいが
セールスポイントのF社のタイツを使用しています。


この日の夜はミーティングの後、お楽しみの本格的なカクテルパーティ。
万座をこよなく愛する方の厚意による、定例となってきた万座スキー学校関係者ならび
に受講生を対象としたイベントです。



1月12日(月) 朝8時の気温はマイナス10度。
 
朝の早い時分は青空が広がっていましたが、次第に雲に覆われてきました。


 
視界は利いていたのでポールレッスンを交えながら、3日間のテーマであるベース作り
に徹した滑りを行い、午前中で無事『エンジョイスキーイング』終了。


昼過ぎからスキー場は大雪になってきましたが、万座鹿沢口駅のある三原は明るい
青空。
渋川では遠方見える山々は、どれも雪化粧。
 


猛吹雪のホワイトアウト、青空と流れる雲、ベース作りのスキー、ポールレッスン、
温泉、カクテルパーティ、インストラクタや万座に集うスキー仲間との語らい等々を楽し
むことができた3日間でした。


次回のお楽しみになったことは、新雪・深雪に覆われた山野を滑ること。まだ積雪量が
不十分のためですが、これから更に降り積もることを祈るばかり。
次回は1月24日~25日、滝沢厚男先生の『スキーレシピ』に初参加予定。楽しみです。


 

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