粉雪の万座へ

万座の粉雪と雪景色、流れる雲と青空に魅せられ綴っています。

万座で迎春

2009年01月02日 | 08~09シーズン

年末の29日に、高校生の末娘と二人で万座へ。
万座はご覧の通りの快晴。一日中、雲ひとつない青空が広がっていました。
 

スキー学校は大賑わい。


私の娘もスクールに入って、スノーボードに初挑戦。
石塚奈央子先生に一から教わり、午前中の後半にはリフトに乗ってなんとか滑ってい
ました。
 
当初はスクールに入るのを嫌がっていた娘ですが、石塚先生の教え方が気に入ってか
午後も入校。午後はリフトをフルに使ってレッスン。
子供の写真を撮ったりレッスン風景を眺めていて、「親馬鹿かな。」と自問自答。


万座の雪景色を楽しみながら、久しぶりに丸一日一人でフリースキー。
 
第5ゲレンデ上部から北アルプス・八方尾根を眺望。坊主山もかなり白くなってきました。


浅間山の左肩に、かすかに富士山を見ることができます。(写真では分からないか?)
 

青空に映える樹氷が、清清しく感じられます。
 


30日 朝7時過ぎの気温はマイナス3度。万座にしては暖かな朝。


娘は朝ゲレンデに出かけるインストラクタと一緒に、事務長が運転する車に乗せてい
ただきバスターミナルへ。そして、朝一番のバスで万座をあとに。
子供曰く「高校生は忙しい」のだそうです。


この日、今シーズン初の朝日山第2ゲレンデ滑走。
  
熊四郎コースの積雪量は、まだまだの様子。


第2ゲレンデのコンディションは、最高。
 
午後からレギュラーコース3Days第3期に参加。
5Daysと合同開講のため、集合場所のリフト乗り場は参加者で溢れていました。
顔なじみの方が多数いて、和やかな雰囲気に包まれていました。


31日の朝は前日までの好天とは打って変わり、気温マイナス12度で雪が舞っています。


真ん中に立っている方が、3DaysのインストラクタであるSAJデモ斉藤潔先生。


黒岩隆夫先生は、5Days第1班を担当。


お楽しみの昼食会模様。斉藤先生はカレーをおかわり。
 


午後は時折晴れ間も。


夜はミーティングの後、みんなで年越しパーティ。
私にとって、4度目の万座での年越しです。前回の年越しは3年前。
その前(1、2回目)は独身時代でした。

家庭がありながら年末年始に一人でスキーに来ている人は、
1 スキーが好き
2 家庭を捨てている
3 家族に見放されている
のいずれかだろうと言うと、同部屋のNさんがすかさず「私は1番だ。」とおっしゃる。
自分はと考えると「1番と3番」かと。なぜなら「元旦までスキーに行ってくる。」と言うと、
我が女房に「もっと長く行ってもいいよ。」と言われたのでした。

年が改まると同時に、有志で万座温泉薬師堂へ初詣。
内二人(MさんとTさん)はなんと防風機能が全くないフリース姿のため、「寒い」を連発。
そりゃそうです。外はマイナス12度の深夜、風も吹いていたのです。


2009年元旦、朝の気温はマイナス11度。
静かな年明けです。
 


ハウスユキと日の丸をバックに、3Daysの受講生8名で2009年元旦の記念撮影。
右下の写真は、前列の人の手で『2009』を表現しています。分かります?
 


元旦のプリンスゲレンデ。


3日間のレッスンでは、終始滑りの基礎作りに時間を割いていました。
股関節を折り曲げで腹筋に力を入れ、両足の間と踵に重心を置き、足を前に動かし、
エッジを立てないで面で滑ることに専念。
 
同じスキーウエアに身を包んでいるのは、F夫妻です。
斉藤先生が見ても判別がつかないほどに、お二人の滑りは兄妹のようによく似ており、
似たもの夫婦そのもの。


自分自身にとって今回のレッスンの大きな収穫は、
1 腹筋に力を入れて滑るとギャップに当たっても安定した滑りができる
2 股関節をオーバーなほどに折り曲げてちょうど良く、後傾にならない
3 アイスバーンではエッジを立てないで、面で滑ると転ばない
4 急斜面でも終始ゆっくりとした運動でスキー板を操作すると楽に滑れる


特に腹筋に力を入れて滑るというのは、斉藤先生自らの内感から発見したもので、
その独自的発想は私にとって新鮮かつ絶大な効果をもたらせてくれました。


8名の受講生全員の滑りが進化した、充実した3日間でした。

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