粉雪の万座へ

万座の粉雪と雪景色、流れる雲と青空に魅せられ綴っています。

坂の上の雲と爽やかな人々

2009年01月17日 | 坂の上の雲

このところ東京も随分と冷え込んでいるので、昨夜シェラカップに水を入れて外に出し
て氷が張るか試してみたら、今朝、厚さ5ミリぐらいの氷が張っていました。


8時30分から今年初めてのテニス。
気温が低くても陽が出て風もないために30分もすると身体が十分に温まり、そのうち
に汗ばんできました。


今年の年賀状にこのブログのURLを記入したところ、四国・松山の知人から年明け早
々突然メールが来て、「ブログの中に、『坂の上の雲』関連のことが出ておりましたので
・・・。昨年7月、『秋より高き・・・ 晩年の秋山好古と周辺のひとびと』(アトラス出版)とい
うささやかな書物を出版させていただきました。」とのこと。
早速インターネットで調べると新宿の紀伊国屋書店で販売されていることが分かり、先
週会社からの帰りに立ち寄り購入。

読み始めると、心爽やかな気分に。
秋山好古が軍人でながら、リベラリストであり平和をいかに希求した人であることが実に
爽やかに描かれています。また、秋山好古と心を同じくする友人達についても書かれて
おり、みんな私心のない明治に生きた爽やかな人々です。


著者(知人)があとがきの最後の行に引用する、正岡子規のさわやかさを象徴する俳句
を紹介します。
『松山や秋より高き天守閣』


この本を読むと、爽やかな心になること間違いなしです。

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