きっと原作では親戚のなかに怪しい奴がいっぱいいる推理劇なのだろう。女(小山明子)の心の揺らぎに焦点をあてたところは短尺映画として賢明なのだが、先を急ぐような語り口のためか人物の言動が話を進めるための手段に見えてしまい、ことの成り行きが合理に至らず説得力がいまひとつ。
あまりに大胆かつ不似合いな「事の真相」のビジュアル化に至っては、まるでマンガ。
(2月8日/シネマヴェーラ渋谷)
★★★
あまりに大胆かつ不似合いな「事の真相」のビジュアル化に至っては、まるでマンガ。
(2月8日/シネマヴェーラ渋谷)
★★★