ぽんしゅう座

優柔不断が理想の無主義主義。遊び相手は映画だけ

■ キートンの大列車追跡 (1924)

2024年04月09日 | ■銀幕酔談・感想篇「今宵もほろ酔い」

キートン活劇の笑いの肝は“逃走”にあると思うのですが、タイトルどおり前半は“追跡”に費やされるのでフラストレーションが溜りぎみ。後半やっとキートンが逃げる番に。ストレスを吹き飛ばす爆笑を期待するも、なんだか機関車ばかりが目立ってギャグは不発。観たいのは機関車の爆走じゃなくキートンの「暴走」なのですが。監督に名前を連ねるクライド・ブラックマンの勘違い演出のせいでしょうか。

(4月8日/シネマヴェーラ渋谷)

★★★


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