ぽんしゅう座

優柔不断が理想の無主義主義。遊び相手は映画だけ

■ 裸の町 (1948)

2017年08月17日 | ■銀幕酔談・感想篇「今宵もほろ酔い」
物語の機微や役者の技量の負担を軽減するという点でモノローグの多用はルール違反の感がないではないが、最後まで興味をそらさない話術と編集も芸のうち。皮肉交じりの語りかけはW・アレンの洗練へ、高架チェイスは『フレンチ・コネクション』の緊迫へと収斂したのか。

(8月13日/シネマヴェーラ渋谷)

★★★

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