2010年の７月頃、デンパサールからジャカルタに向かうガルーダのたった１つの予備席に乗り込むこととなったことにより、たまさか隣席に座ることになった女性のパイロット訓練生。その時は、2002年に放映されていた「宇宙飛行士」を目指す「女の子」を主人公にした朝の連ドラ「まんてん」にイメージをだぶらせてしまった。当時は「女性宇宙飛行士」向井千秋さんのニュースが流れていたこともあって、「女性の時代」の到来を . . . 本文を読む
このエピソードもジャカルタ出張中の話。係争中であった商業裁判にけりがつくかつかないか、まさに大詰めの状況にあったころの話である。常宿にしていたホテルをチェックアウトし、車で移動していた時のこと、私の携帯電話の音が鳴った。電話の向こうには若い女性の声。その女性は、先ほどチェックアウトしてきた女性スタッフの声だった。何か忘れ物か支払金額相違かな、とも思っていると、「Mr.（ミスター）の国籍は日本ですか . . . 本文を読む
今年の9月まで、某日系企業の労働争議対応のためインドネシアのジャカルタ、バンドンを駆けずり回っていた。そうしたなかで知り合った、おそらく70歳前後の女性ノタリス（公証人）。「なかなかの文化人で篤志家」のように見受けられた。インドネシアという国は2億4千万人ほどの人口を抱え、国土は日本の5倍ほどで、国民の90％はイスラム教徒なのだが、国内には300以上ともいわれる数多くの民族が存在していて、それぞれ . . . 本文を読む