ミュージカル『All Shook Up』のサントラ、誰でも「あら? これどこかで聞いたような・・・」という曲があるのではないでしょうか。勿論プレスリーのヒット曲ばかりなので、なにかと耳にする機会が多いのもありますが、意外な曲がカバーされていて、すぐには気付かなくても知っている曲だったりします。
例えば、前にも取上げた"Love Me Tender"はアメリカ民謡の"Aura Lee/オーラリー"の歌詞を変えたものです。サントラの女声をきいていると、学校の音楽の時間に歌ったのを思い出しましたが、皆さんいかがですか?
また、"Can't Help Falling in Love/好きにならずにいられない"はなんと18世紀のフランス歌曲"Plaisir d'Amour/愛の喜び"をカバーしたもの。ソプラノ歌手のキャスリーン・バトルが歌う繊細な旋律が記憶に残っていますが、BW版『All Shook Up』でもどちらかというと女声がメインですね。もともとは失恋した男性の歌ですので、ボブ・ディランやブルース・スプリングスティーンなんかも歌っているこの曲、あらためてプレスリーの線の太い声で聞くと、なるほど感があります。日本版はどんなバランスになるんでしょうか。
歌詞のほうは、プレスリーにそんな失恋ソングは似合わないということなのか、「これから恋に落ちるところ」に変更されて、映画『ブルー・ハワイ』(61)の挿入歌になりました。ただ、ファンの方のサイトめぐりをすると、この曲はライブのほうが断然いいようですね。クラシックを堂々と歌い上げるプレスリーは、観客にとってまさに「好きにならずにいられない」存在だったようです。
さて『All Shook Up』の稽古が始まって、気もそぞろな毎日ですが、思えば私も5年前『Shinla』で舞台の青山航士さんを見て以来、毎回「これから」なトキメキを味わっています。いや~ホントにワクワクする~、日頃おさえてるけど、こういうフレーズ聞くとやっぱりファンモード全開になります
例えば、前にも取上げた"Love Me Tender"はアメリカ民謡の"Aura Lee/オーラリー"の歌詞を変えたものです。サントラの女声をきいていると、学校の音楽の時間に歌ったのを思い出しましたが、皆さんいかがですか?
また、"Can't Help Falling in Love/好きにならずにいられない"はなんと18世紀のフランス歌曲"Plaisir d'Amour/愛の喜び"をカバーしたもの。ソプラノ歌手のキャスリーン・バトルが歌う繊細な旋律が記憶に残っていますが、BW版『All Shook Up』でもどちらかというと女声がメインですね。もともとは失恋した男性の歌ですので、ボブ・ディランやブルース・スプリングスティーンなんかも歌っているこの曲、あらためてプレスリーの線の太い声で聞くと、なるほど感があります。日本版はどんなバランスになるんでしょうか。
歌詞のほうは、プレスリーにそんな失恋ソングは似合わないということなのか、「これから恋に落ちるところ」に変更されて、映画『ブルー・ハワイ』(61)の挿入歌になりました。ただ、ファンの方のサイトめぐりをすると、この曲はライブのほうが断然いいようですね。クラシックを堂々と歌い上げるプレスリーは、観客にとってまさに「好きにならずにいられない」存在だったようです。
さて『All Shook Up』の稽古が始まって、気もそぞろな毎日ですが、思えば私も5年前『Shinla』で舞台の青山航士さんを見て以来、毎回「これから」なトキメキを味わっています。いや~ホントにワクワクする~、日頃おさえてるけど、こういうフレーズ聞くとやっぱりファンモード全開になります