湘南ベルマーレフットサルクラブの久光選手が旅立ったとの知らせが。
本当に今までお疲れ様でした。たくさんのワクワクをありがとうございました。
私は一緒にボールを蹴ったことすらない、遠い憧れの存在でした。
初めて見たのは滝野川体育館だったように思えます。
今でこそスキンヘッドが凛々しい久光選手のイメージですが、
あの頃。ジュウハチネンくらい前。
最強かつカッコいい、カスカベウの選手として、確か背番号は十番だったような。少し記憶が定かではなくて恐縮ですが。
そして長髪をなびかせてピッチを誰よりも走り回ってディフェンスもオフェンスも絡んでいる、最高に運動量が多くて、泥臭くて、クールな選手が多い感じのカスカベウの選手中では、金山選手と争うひたむきさを感じさせてくれる選手でした。
金山選手よりも後ろ目のポジションでしたから、ディフェンスの機会も多かった印象が残っています。
後ろ目からシュートを打つ機会も多かったように思えます。
野武士のような風貌でしたが、意外とそのルックスからは想像しにくい、高い優しい声が印象的でした。
なんにもなかったけど、熱が充満していたあの頃のフットサルを今まで牽引し続けて下さった、素晴らしい選手でした。
最後までそのプレイスタイルのように、ひたむきに癌と戦って来られたのだと、想像します。
本当にお疲れ様でした。いままでありがとうございました。