ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

映画記事も散在報告も停滞中…ですが、自分が飽きない程度のマイペースで運営中。良かったら読んでいってくださいませ。

【映画】劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-…観るよ、ガンダムなんだから。

2011-11-03 22:34:59 | 映画
本日2011年11月3日(文化の日・木曜日)は世間の多くの方々と同じくお休みだったピロEKです。
で、本日の行動…食料品の買い出しと、書店、家電量販店、昼寝…そんな無計画な日でした…久しぶりにモスバーガーとかも食べたなぁ。
折角の休みですが勿体無い感じに過ぎ今に至ります



以下は映画観賞記録。ガンダムです。



「劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-」
(監督:水島精二、声の出演:宮野真守、三木眞一郎、中村悠一、2010年邦画アニメーション)

TSUTAYA DISCASさんから「ソーシャル・ネットワーク」と一緒に届いた一本。2011年8月3日(水曜日)から4日(木曜日)にかけて観賞しました(DVD)。
こいつはレンタル予約を最上位にしてたのにナカナカ届かなかったですねぇ。なんか国産アニメってDISCASでは、こういう感じみたいです。



ストーリー
TVアニメ「機動戦士ガンダム00」及び「機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン」の続編。
アローズとソレスタルビーイングの戦い終結から2年後の西暦2314年。130年前に廃船となったはずの木星探査船“エウロパ”が地球圏に漂着し地球に突入してしまう危険が発生する。連邦軍はイノベイターであるデカルト・シャーマン大尉(声:勝地涼)らを派遣しエウロパの破壊に成功するが、その破片が地球に落下して以降、世界中で無人の乗り物が暴走、イノベイターへ覚醒しつつある人物への脳量子波の干渉、人体に寄生する謎の金属生命体=ELSの発見などの怪事件が頻発しはじめる。
詳しくは…http://www.gundam00.net/





ピロEK的感想&点数
数多くあるガンダム亜種の中で(※この場合宇宙世紀モノ以外としましょうか)、私から見て一番ちゃんとしていると感じられるのが「機動戦士ガンダム00」です…まぁどれが好きかと問われれば答えが変わりますが…。

TVファーストシーズンでは、基本現行のどんな武器も通じない装甲、尽きない方式のエネルギーで稼働。ロボットの形なのに空まで自由に飛べてしまって、さらにはレーダーまで無効化できるから神出鬼没のガンダムという超兵器と、それに対し現在の兵器の延長にしかないものを駆使して戦う普通の軍人さんたち…という体の話で、レーダー無効化できるんならレーダーを一定距離ごとにおいて無効化されているところに居るんだろガンダムが…となったり、エネルギーが無くならないんならパイロットのほうを消耗させちゃえよという作戦が立案されたり…旧兵器でガンダムを追い詰めちゃうエースパイロットが居たり…と、敵側にシンパシーを感じる作りで、久々に楽しいガンダムを観たような感じ

セカンドシーズンでは地球が統一国家になるも、やっぱり平和にならず、ガンダムと同じ性能の敵が基本の中、主人公がなにやら進化して、量子テレポートとかしはじめる話(急にSF的な科学力が進歩)。
正直、ファーストシーズンに比べると面白くない…というか訳わからないキャラの発言とかで、悪い意味でガンダム化してしまった感じでしたが、中身はファーストのように勝手なガンダム用語で成り立っている絵空世界ではなくて、SF小説にも多く登場するようなもので成り立ったガンダムとして、まぁそこそこ高く評価は出来ると思っております。

で、今回の映画版は…
世界は比較的平和に統一されて、人類もイノベイターなるものに進化するものが主人公以外でも出てきて、ガンダム計画(?)の起案者で数世紀前の人物イオリア・シュヘンベルグの計画通りに推移している頃に…これまたイオリアの想定通りに()宇宙人が攻めてくるというお話。…えらい短い期間(10年ぐらいかな)で、近未来から超未来までのSF小説的な様々な出来事が一気に起こってしまうというのが「ガンダム00」の世界観のようです
宇宙人(正しくは地球外生命体ね)と戦うガンダムは今回が初めてです。
「ガンダムSEED」にも木星で見つけたクジラっぽいやつとかの設定がありましたが、あっちは有耶無耶にされちゃいましたから、ガンダムでの地球外生物初登場の巻です。
最初宇宙人(地球外生命体)と戦うと聞いて笑いそうになったものですが、話は至って真面目な作りでした。

細かいストーリーへの感想は割愛しますが(憶えていないだけですけど)…
ざっくり言うと、マクロスみたいな始まり方して終盤までそのままなんだけど、そこから一気にイデオンだかエヴァだかみたいな雰囲気をかもし出しつつ、最後はカール・セーガンの「コンタクト」という感じの展開

最後の方で、花のオブジェが出来てたり、ELSと融合してたり、亜光速だか光速だかで外宇宙に行って来たと思しき(?)刹那が数十年後に帰ってきてのくだりは、基本意味がわかりませんが
ガチSFが作りたかったんですかねぇ…となると、ここに“ガンダム”という記号は寧ろ邪魔なんじゃないかとか思っちゃいますけどね。


ということで点数は4点(5点満点中)
4点が普通のちゃんと出来上がった映画…というのが当ブログの(最近の)基準。その基準どおり、最近観たアニメの中では…更にガンダムとしては結構ちゃんとしてますけど…絶賛するような何かは無いかな。
あと説明不足だから裏設定とか、得意のメディアミックスとかを全部見ないと全部が理解できないってのは…観る側からすれば、あんまり良くない方法と思いますね
…カタギリと一緒に居た女がトリニティに似てる理由とか全く説明されなかったしね(息子にこいつ誰だよ…って聞いてやっとわかった次第)。


で、ここらで(既に蛇足っぽいけど…)私の中のガンダム観でも書いておきます。
いきなり乱暴な発言から入りますが「ガンダム」なんてものは、基本面白くありません。定期的に作られるアニメも基本的には有象無象。各種書籍(コミック・小説・ムック等)は、過去30年にわたってお布施をしてきたから引き続き行うけど、10冊かって1冊アタリがある程度。大ハズレも結構有ります
新しいガンダム(AGE)とかモロに好みじゃ無い作りだしね
このガンダムな呪いからはもうひと努力すれば抜けられるような気もしています。

…ただモビルスーツの玩具は次々にカッチョイイのが出てしまうので、ここからの脱出は並大抵ではなさそうです。困ります



補足・蛇足
映画なので普通の芸能人に声優してもらおう

で、白羽の矢が立ったのが勝地涼さん…なんですが…
う~ん、微妙な人選じゃ無いですか…特に豪華感は無いというか、何も目立っていないというか…どういう経緯で選ばれたのかピンと来ません

で、勝地涼といえば…
「未来講師めぐる」の中で「勇気100%」をハズして歌っていたのが何年か経過した今でも頭にこびり付いており、「勇気100%」を歌う際には、自然とユーキ君(勝地涼)な歌い方になってしまい困っております

…って、伝わってる同意意見歓迎。



では、今日はこのあたりで





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2 コメント

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Unknown (メビウス)
2011-11-22 13:38:50
ピロEKさんこんばんわ♪出張期間中だったため、お返事が遅れて申し訳ありませんでした。

当初は自分もガンダム初の地球外生命体と言うのを聞いた時は不安要素しか出て来なかったものですが、いざ観てみると上手く纏めてもいたな~とある意味感心しちゃいましたwELSの特徴を活かして分かり合う事っていうテーマを良く引き出していたとも思いますしねぇ。・・ただ今思うと戦闘シーンがちょっとスピーディ過ぎて目が付いていけない部分もあったのは否めなかったかもしれません^^;
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★★コメントありがとうございます★★ (ピロEK(メビウスさんへ))
2012-01-18 03:31:10
★メビウスさんへ★

いつもコメントありがとうございます

>当初は自分もガンダム初の地球外生命体と言うのを聞いた時は不安要素しか出て来なかったものですが、

私は基本ガンダムには期待していません…なのにガンダムファンという(結構居るんじゃないかな私のような種類の人)。
なので宇宙人と戦うからといって特に不安だった事もありませんが、笑いは出ましたね、そこまで行ったかと。
そんな不安だったり、バカにされたりする事に反して、ちゃんとした話だったのは好感。ストーリーだけならガンダム系の中でかなり上位の作品だと思います。

>戦闘シーンがちょっとスピーディ過ぎて目が付いていけない部分もあったのは否めなかったかもしれません^^;

戦闘は何が起こっているのか全然分かりませんでしたね。主要人物が戦死するようなシーンも良く分からないというか、そのあたりは詰め込み過ぎ感がありました。

では、また来てくださいね。本年も宜しくお願いいたします。
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