ブラック・ダリア…この映画に邪魔なのはダリア事件では？

10年ぐらい後にはビリーズブートキャンプとボビー・オロゴンを混同していそうな気がするピロＥＫです

本日は娘の競書会の授賞式というのがあって、門司港まで行ってきました。
私は門司区在住なのですが、門司港ってあんまり行かない場所なので、
ついでに観光気分で“焼きカレー”も食べてきました。
…“焼きカレー”は熱くて口の中を火傷しそうでした


さて、本日のメイン記事は先週観た映画の記事です。



「ブラック・ダリア」
（監督：ブライアン・デ・パルマ、出演：ジョシュ・ハートネット、スカーレット・ヨハンソン、ヒラリー・スワンク、アーロン・エッカート、2006年アメリカ）

TSUTAYAさんで「ウルトラマンメビウス＆ウルトラ兄弟」、「麦の穂をゆらす風」と一緒にレンタル。
2007年6月30日に鑑賞しました。
相変わらず映画レビューは（も）遅れがち。



ストーリー
実際に起こった殺人事件を元に書かれたジェームズ・エルロイの小説を映画化。
1947年ロサンゼルス。ダウンタウンの空き地で、身体を腰で切断された女性の惨殺死体が発見される。別の事件を捜査していたロサンジェルス市警のバッキー（ジョシュ・ハートネット）とリー（アーロン・エッカート）だったが、リーが事件に異常な執着をみせ、二人はこの猟奇殺人の担当となるのだが…
詳しくは…http://www.black-dahlia.jp/





ピロＥＫ的感想＆点数
絵的には（映像的には）面白かったのですが
ストーリーも含めた全体的には期待はずれというかんじでしょうか。
同じ原作者の映画では「L.A.コンフィデンシャル」の方がスッキリしていてわかりやすいから個人的には向こうの方が好きです。

この「ブラック・ダリア」は、単純なストーリーをわざとに分かりづらく描いているように感じる…というか、特に伏線でも無いような余計なシーンが多くて、観終わった後に「何だったの？」てな気分に（※私が伏線に気が付いていないだけかもしれませんが）。
必要な部分を描いていなくて、必要外の要素をたくさん入れ込んでいるような感じ（これは多分、“わざと”なのでしょうが）

急に猟奇惨殺死体の事件が“ブラック・ダリア”と言われていることの説明も無くて、その不親切さも気に入らないし（有名な事件だから？）、
リーが事件に執着をみせていた理由も理解できず

ボクサーのくだりも特に必要ないように思えるし

“ブラック・ダリア”の事件にしても、最後畳み込む様に犯人が判明。異常犯罪心理とか、高度なプロファイリングとかが絡んだ面白いオチを期待していたのに、割と簡単な結末（かつドタバタ的に判明）だったのも残念

乱暴に言っちゃうと、この作品に一番余計なのは“ブラック・ダリア”の事件なんじゃないかなぁ
“ブラック・ダリア”の事件が無くて、リーの悪徳警官ぶりが暴けて行く中での三角関係に絞ったら、もっと良い感じで私好みの作品になったのではないかと思う次第です。


出演者関連ですが、

主演のジョシュ・ハートネットは割と好きな役者さん。
…彼は動いているとカッコイイのに、止まると（写真だと）そうでもない…というか、チョイブサイクですなぁ。
…ちなみに、私の家のナナメ向かいに住む、ゆうくん（小５：ジェームズ・フランコ似）がジョシュ・ハートネットにも似ていると嫁に言うも、またもや共感を得られませんでした。
…ジョシュ・ハートネットがL.A.の刑事さんというのは「ハリウッド的殺人事件」と同じ（？）設定ですが、あちらとは随分違うキャラでしたねぇ。

アーロン・エッカートっていう役者さんはあんまり知らないのですが、私が観た映画では「ザ・コア」に出演してる人なのね。
「ザ・コア」は面白く無さ過ぎてブログにアップするのを却下した作品の数少ないひとつ
あと「サンキュー・スモーキング」（未鑑賞）ってのにも出てる。こちらは予告しか観たことないですが、なにやら面白そうなので期待しております。
この「ブラック・ダリア」では「サンキュー・スモーキング」の主人公がもくろんでいる通り（？）スモーキングシーンが満載でよかったですなぁ




ということで、記事は上手くまとまらないままですが点数です。
３点（５点満点中）という感じでしょうか。



補足・蛇足
「ブラック・ダリア」と聞いて私が最初に連想したのは、長崎ハウステンボスのTVCFで昨年流れていた曲で「♪でゅ～だっだっだだ～りあ」っていうのナンデスが、あのCF全国区だったのでしょうか。



では、今日はこのあたりで





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