ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

映画記事も散在報告も停滞中…ですが、自分が飽きない程度のマイペースで運営中。良かったら読んでいってくださいませ。

【映画】ルネッサンス…パリジェンヌのスカートの中が覗けたとしても黒ベタだよ

2008-03-01 00:12:48 | 映画
最近お気に入りのドラマは「未来講師めぐる」なピロEKです
…エロビデオの話は面白かったなぁ
そして最近気になっているニュースは「十二国記」の新作が発表された(らしい)ことなピロEKです


さて、仕事ばっかりやってた一週間なので近況報告は特にございません。
今日(もう昨日か)の仕事はフォトショップで久しぶりにかなりアレな加工をしました
明日(もう今日ね)もお仕事ですが、フォトショップは扱わないと決意しております


で、今日の記事は映画。



「ルネッサンス」
(監督:クリスチャン・ヴォルクマン、声の出演:ダニエル・クレイグ、ロモーラ・ガライ、キャサリン・マコーマック、2006年フランス/イギリス/ルクセンブルグ)

TSUTAYAさんで「ハイスクール・ミュージカル2」「オーシャンズ13」と一緒にレンタル。
2008年2月24日(日曜日)に鑑賞しました。



ストーリー
2054年のパリ。捜査官バーテレミー・カラス(声:ダニエル・クレイグ)は、ある誘拐事件の捜査命令を受ける。被害者は医療関連複合企業アヴァロン社の研究者イローナ・タジエフ(声:ロモーラ・ガライ)。捜査の中でイローナが失踪の直前、姉のビスレーン(声:キャサリン・マコーマック)と会っていたこと、元アヴァロン社の研究員ムラー博士(声:イアン・ホルム)と頻繁にコンタクトを取っていたことを突き止める。聞き込みを続けるうちイローナがプロジェリアという早老病の研究をしていたことを知る。
詳しくは…http://www.tornadofilm.jp/movies/renaissance/





ピロEK的感想&点数
ストーリーは今更特筆するような内容ではないですねぇ。
近未来SFでハードボイルドな主人公。ジャパニメーションだったら無数にありそうなお話です。
特に「攻殻機動隊」には多大すぎる影響を受けている様子で「光学迷彩スーツ」なんか、ほぼそのまま登場します。「アヴァロン社」って名前の企業が登場しますが、これも“押井オマージュ”なんでしょうか(?)
「攻殻機動隊」以外で雰囲気の似ている作品って言えば…昔PCエンジンで遊んだゲーム「スナッチャー」な雰囲気でもあります…ってことは「ブレード・ランナー」風味でもあるって事ですかね(※「スナッチャー」は「ブレード・ランナー」風味でしたから)。
まぁ、同じ「攻殻機動隊」から影響を受けたと思わしき作品としては「マトリックス」よりもこちら(ルネッサンス)の方が硬派で男前かな。


この作品の素晴らしい点は言わずもがなですが、お話ではなくて映像です
モーションキャプチャーを使ったCGってことですが、全編モノクロ(しかもただのモノクロではなくて、ほぼ二階調)という珍しい映像です(これってCGアニメなんですよね?)。
この映像なら、既にありきたり(?)なお話とはいえ攻殻風近未来SFってのは最適かもね。
正直見えづらいんだけど…
というか、2時間尺の映画をこの映像で見続けるのは辛いことでもあるんだけど…
まぁ素晴らしいです

国産(日本産)アニメと、ピクサー以外のアニメは認めない(視野の狭い)私でしたが…これは良いです

二階調モノクロで(厳密にはグレーが使われてるから二階調ではないけど)ここまでの映像が作れるのは正直驚き&感心&その他感嘆の感情多々…
かなり良い感じ、かつ個性的でした。

点数は5点(5点満点中)。
芸術作品としてはすごく良い出来だと思います。
…でも、同様の映像での作品の第二弾は、仮に同じスタッフが作ったとしても…第二弾とか、類似作品を作るのは実に難しいでしょうなぁコレ。個人的には所望しません



補足・蛇足
カーチェイスシーンで
車道に透明の屋根があって、その上が床が透明な歩道。その歩道を人がたくさん歩いている訳ですが…
最初、天井で“首を吊ってる人”がたくさんいるのかと思ってビックリしました
未来のパリってなんて荒んだ…とか思いましたもんね。もちろん勘違いだった訳ですが
あと、透明床の上歩いてたらスカートの人は見えちゃうよね
…ああ、モノクロ二階調だからそんなに見えないですかね(人間全体が全部クロだね多分



今日はこのあたりで





★当ブログ内映画DVDレビューの検索はこちらで★


goo 映画goo 映画


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは♪ (ミチ)
2008-03-01 20:26:40
「甲殻機動隊」を知らないので、この映画はかなり面白く鑑賞しました。
この目新しさは二本目、三本目には通用しないでしょうね。
それにしてもどんどん新しい映像というのが打ち出されてくるので楽しみです。
返信する
★★コメントありがとうございます★★ (ピロEK(ミチさんへ))
2008-03-15 16:59:10
★ミチさんへ★

いつもコメントありがとうございます
ホント、反応が遅くてスイマセン

>「甲殻機動隊」を知らないので、この映画はかなり面白く鑑賞しました。

世界観とかは「攻殻」にかなり影響されちゃっていますが、この映画の一番のポイントである映像はこの作品のオリジナルです。
すばらしい作品だったと思っています。
同じ「攻殻」の亜流だったら「マトリックス」よりこちらの方が頑張っている感じですかね。
ちなみに「甲殻機動隊」ではなくて「攻殻機動隊」です。辞書には無い言葉なので毎回変換に苦労します。

では、また来てくださいね。今後ともよろしくお願いいたします。
返信する

コメントを投稿