小不幸(こふこう)通信

普通よりちょっとついてなくて、ちょっと不幸な私のひとりごと。

夏の早朝に思う事

2010-07-26 19:40:09 | Weblog
 朝目が覚めて、今日は仕事に行かなくていいと思うと、罪悪感と開放感のせめぎ合いに悩まされる。また無職に逆戻りして、これからどうやって食べて行こうと思う罪悪感。もう二度とあの伏魔殿のような魔女の館に戻らなくていいんだと思う開放感。
 仕事を辞めて2,3日は後悔ばかりだった。が、しかし 会社の備品を返しに行った時、事務員の悪意のこもった嫌味を聞いて、ああこれがここの職員全員の気持ちだと改めて思い知らされた。私はやっぱりここにはいられないとつくづく思った。私の前任者が引き継ぎの時、「ここ辞めてせいせいした」と言った言葉は嘘ではなかった。
 先週の今頃はまだ大阪にいた。できる事なら大阪で、お気楽にのんびり娘の世話だけして暮らしていたかった。そんな日は来ないものだろうか・・・?
 大阪にいた時、松山に帰ったら死んでもいいかなと思っていた。転職しても転職してもうまくいかず、もうこれ以上頑張れないと思った。松山に帰って現実に戻ったら、死に場所を探そうと思って、娘と娘の下宿から見る大阪の景色に密かに別れを告げていた。
 ・・・でもやっぱり私が死ぬ時は、生まれて来てよかった、生きて来た甲斐があったと思いながら死にたい。今死んだら、ロクな人生じゃなかったと後悔ばかり残るだろう。だから、まだ死ねない!もう少し、頑張れ!

大阪逃避行

2010-07-21 20:07:37 | Weblog
 三連休をはさんで数日、大阪に逃げていた。そこで、かねてから念願だった神戸の山手八番館に行く事ができた。神戸の街並みを歩くのは、この年になって初めてである。しゃれた街並みを歩いて行くとだんだん上り坂がきつくなり、まるで自分の人生かと思うほど坂と階段に苦しめられながら、上った所に山手八番館はあった。やっと着いたと思ったら、テレビの反響は大きく私のような迷える観光客で一時間待ちである。それでも行列が続く階段にはミスト付きの日よけの屋根と、待ち人に冷たいおしぼりが配られ、結構至れり尽くせりである。
 ここに来るまでに入念に願い事の順番を決めていた。しかし、いざ自分が念願のサターンの椅子に座ると舞い上がってしまって、心を込めて念ずることができなかった。それでも、今度こそいい職場に就きたい!今度こそ・・・今度こそ・・・と。
 あんなに座りたかったサターンの椅子に座ることができたのに、達成感と言うよりはバーンアウトしてしまった。松山に帰れば現実が待っている。どうせ私の願いなんて叶いはしない。神戸まで行っても時間と金の無駄だ。そんな気持ちが渦巻いて、前向きな気持ちが燃え尽きてしまったのだ 。
 山手八番館に来れば何かが変わると願って来たが、何も変わらない事は自分が一番よく知っている。私はこれからもずっと偉人館のようなきつく長い坂を上って行くのだ。小心者の私は、どこにも落ち着く場所がなく、借り暮らしを続けながら、やすらぐことのない一生を生き続けるのかと思うと情けなくなってきた。娘の下宿から見る景色同様、どこにも私の落ち着く場所はなく、私はどこにも行くあてがない。大阪もやはりひと時の休息の場である。
 それでも、大阪で見ず知らずのおっちゃんに親切にしてもらって、涙が出るほどうれしかった。私はとことん人の優しさに飢えている。そしてとことん疲れている。
 今度こそ、本当に助けてほしい・・・・!
 

気の毒な女

2010-07-12 21:41:17 | Weblog
 今日職場を逃げてきた。この一カ月半、誰も私と口を聞かない。いないものとして物事が進む。自分の意見を言うと、嫌がらせの嵐である。まるで中学生のいじめである。アホらしくてついていけん!なんでこんなクソみたいな職場にきてしまったのか・・・?坂道を転がるように、以前の職場よりどんどん悪くなって行く。
 悪質な職場なので、恨みを買わないように、母が倒れたと言って早退してきた。この後しばらく休むと言ってなし崩しで辞めようと思っていた。ところがどうだ、結果報告の連絡をするために、管理者に電話してもちっとも電話にでない。ここまで嫌がらせされるとは思ってもいなかった。改めてすごい職場である。
 職場から逃げて帰ったのと同時に、以前履歴書を送っていた職場から面接をすることもなしにお断りの連絡がきた。いつものようについてない連鎖である。私はまともな職場で働くことができるのだろうか?結局どこへ行ってもダメなのである。国家試験にも通らない。ろくでなしのクズである。このあと、どんな展開になるのだろうか?
 今日はとことんブルーだ。髪の毛の先まで落ち込んでいる。つくづく情けない人生である。