この数日、私の体調が悪かった。暑さと更年期のせいか、体がだるくて立っていられないほどだった。仕事から帰りそのままベッドで横になっていると、シーサが心配そうに寄って来て添い寝してくれた。なんていいヤツなんだ～と感激したのも束の間、翌日からシーサの容体がおかしくなった。日中に行った病院は暴れるネコ（彼は病院に行くと凶暴ネコに変身する！）は治療できないと言う事で診察代だけとられて追い返された。その夜普段めったに泣かないシーサがつらそうに何度も泣いて、至る所にうんちをして昼間よりも明らかに様子が変だった。あわてて時間外も診てくれる病院に行き、膀胱炎と診断され即・入院となった。その間もしんどいくせに手負いの野獣のように暴れて中々治療させない困ったヤツだった。二日後に迎えに行った時は、尿道に管を入れられ、首の回りにエリザベス・カラーをつけられて気の毒な有り様だった。病院でも家でも飲まず食わずの上に、血尿で部屋は血だらけである。部屋一面にダンボールと尿取りパットを敷き詰め、布団も血だらけになると困るので、ダンボールの上で今度は私がシーサに添い寝した。普段は月一回は入浴しきれい好きでダンディーなシーサが、血尿で体がどろどろになりズタボロになっている。外見もそうだが、本人はもっとしんどいはずである。通院している動物病院自体、今の治療でいいのか不信感でいっぱいだが、夜中に見てもらった恩もあるので当面はそこに通うほかないだろう。誰か松山の動物病院に格付けチェックしてくれ！ネコは飼い主の病気を肩代わりしてくれると誰かが言っていた。肩代わりなんかしてくれなくていいから、もとのヤンチャ坊主のシーサに戻ってほしい。犬のコロの二の舞は真っ平だ！
小さい時からシンデレラ姫のおとぎ話が好きだった。子供の頃風邪を引いて寝込んでいた私に、貧乏なうちにはめずらしく母がグリム童話集を買ってくれた。その時呼んだシンデレラ姫のサクセスストーリーが一番のお気に入りだった！思えばあの頃から私の精神年齢はちっとも進歩しなかったようだ。好きな人と結婚すれば、それで幸せになると信じていた。ところが現実はまったく違っていた。ハッピーエンドの裏表紙は、生活苦と満たされない毎日の繰り返しで、ずっと灰かぶりの生活だった。12時を過ぎたら変わるはずのかぼちゃの馬車もねずみも変わるどころか、ずっとそのままだった。・・・『それから十数年して、シンデレラはガラスの靴を脱ぎ履きふるしたスニーカーに履き替えて、かぼちゃの馬車ならぬ軽自動車一台でお城を去って行きました。その後シンデレラはほうきと雑巾を持ってお城からお城へと下働きとして渡り歩き、苦労に苦労を重ね自分の力でお城を築きました』とさ・・・なんちゃって～！
不思議な美容室に行った。街中の目抜き通りにあって若い子の行きそうな店なのだが、（普段なら駐車場のある郊外の美容室にしか行かない）クーポン・フリーペーパーで見つけて安かったので行ってみた。２０代と３０代の男性二人でやっていて、３０代がオーナーかと思ったらシャンプーくんで若い方がチーフでオーナーのようだ。しかもこの二人どうもできてるような気がする（爆）予約していた時間より１５分早く着いてドアを開けると、二人がパッと離れて迷惑そうな顔をした。その後も二人の話し方自体、それっぽくて「私はここにいてもいいのか？」と思ってしまうほどだった。ま、いいけどね。そっちの世界に興味津々なので、もう一度行きたいと思う（笑）・・・今日、再転職が決まった。今の職場と天秤にかけていた所に紹介所の人力で転職できることになった。今は便利な世の中で、派遣とは違う個人の職業紹介所のような所があり、携帯から登録でき速攻面接（どんな資格があって、どんな仕事がしたいかと言う面接）してくれた。相手側との面接にも同伴しこちらの条件や要望を伝えてくれ、就職にまつわる面倒なことを一切引き受けてくれた。大半はそこのコネで、臨む所に紹介してもらって再転職が決まった。元の職場の若い女の子に教えてもらったシステムなのだが、こんな事なら最初からこう言うところを利用してたら、行く先々で不愉快な思いして転職を繰り返す事もなかったのにと思った。さて、今の職場をどんな言い訳してやめようか・・・？うそつき女の鼻がどんどん伸びて行きそうだ。今日はちょっといい気分だ。
金曜が夜勤だったのでめずらしく土日が休みになった。夜勤のレンチャンで土曜は死んだように爆睡していた。今日も朝から快晴だが、私は通信教育のレポートの締め切りに追われて、一日家に閉じこもっている。母の日だと言うのに、娘達からは音沙汰無し！薄情な奴らだ！そう言う私も金欠のため姉に伝言を託して、母には無沙汰をしている。お互い様か・・・ネコを相手に一日家でのんびり（でもないが）しているのは、本当に久しぶりだ。今日はシーサ以外としゃべっていない。もっと年取るとこんな毎日が続くのかなと思いながら、カリカリとレポートを書いていた。昨日友人から私が今の職場とどちらにしようかと悩んでやめた職場の方が、母体が大きいから安全パイだったと聞かされショックを受けた。どうやらまた、二択に失敗したようだ。そこは社会福祉士も募集していて、ヘルパーは臨時採用なのに社福士は正社員でボーナスはなんと4.5ヶ月分だった！それを聞いて、ゲンキンな私は俄然やる気がでてきた。資格をとったらもう一度その職場にトライしてみよう！ボーナス4.5は介護業界では破格だ！２年は長いが、いろんなツライ事に何年も耐えてこれたのだから、２年後の試験めざして焦らずぼちぼちと頑張りますか！
今の職場で始めての夜勤を終えて失敗の連続でドット落ち込んでいる。失敗自体はよくあることだが、指導してくれた上司が私に注意をするのでなく他の職員に告げ口して呆れているのがわかって、あ～ここもそうなのかと思うと情けなくなった。介護の現場と言うのはとにかく閉鎖的である。新しく入った職員にウェルカム態勢などまるでなく、ひどい所になると半年は新入りに口をきかない職場もある。そんな中でやっていくにはなるべく失敗をしないよう、人の倍気を利かせて働かなければ誰も同僚と認めてくれない。しかし、あまり目立ちすぎると年下の上司に疎まれる。悪口とうわさ話が好きで、小さい集団で固まると他を受け入れない、とにかくレベルの低い人間関係で成り立っている。そんなところから早く脱出したくて日夜勉強に励んでいるが、気疲れのあまり当初の目標を見失ってくじけそうになる。身も心も疲れ果てた毎日の繰り返しの中、ひとつだけいいことがあった。大阪にいる娘に生まれて始めて彼氏ができたそうな・・・！それが自分のことのようにうれしい！娘が私の手の届かない所でも、幸せに暮らしていてくれたら私も頑張れる。昨日携帯を替えた。ナンバーポータビリティーなどお金がかかるから私には関係ない。電話番号もメルアドも新しくして心機一転。ツライ職場でも毎日が楽しくなるようないいこと、私にもないかな～！