昨日は節分でした。
節分といえば豆撒き…という光景も都会ではあまり見られなくなりました。
そのかわりに,いつのまにか広まった風習,恵方巻。
私が幼い頃にはそんな風習の存在など全く知りませんでしたが,それもそのはずで,この風習は明治期に廃れ,1977年ころ大阪の海苔問屋組合が海苔販売促進のために行った行事から恵方巻の風習が見直され,全国的に広がったということのようです。
というわけで私の職場でも近所のコンビニから恵方巻をまとめて予約購入し,みんなで丸かじりしておりました。
今年の恵方は南南東とのことで,私もその方向に向かってもぐもぐと食べていましたが,全部食べ終わった後,自分が向いていた方向は実は南西だったことが判明!
あまりにおマヌケなワタシ…今後の運命はいかに…
恵方巻の行事とは別に昨夜は職場の歓送迎会がありました。
わいわい騒いで,結局帰りは午前様…
そこに待っていたものは…
<本日の一句>
節分や夫帰りて豆捲かれ ぴえる
さて,恵方巻ですが,東京に引っ越してきてから急に目にするようになりました。それ以前には,あまり聞いたことがなかったので,最初は不思議に思っていたくらいです。
今では全国区になりましたが,多分本当にはやり出したのは,ここ4,5年くらいでは,と思います。
ちなみに,我が家では,諸般の事情(炭水化物の事情(^_^;))により,太巻きは御法度ですので,豆まきのみでした(×_×)
これを食べている時は、沈黙でいなければならないとのことですが、実行できましたか?
バレンタインがお菓子メーカーの陰謀から広まったように,恵方巻も海苔屋とコンビニの陰謀に端を発しているのだと思います。
個人的には,イワシをしゃぶっている方が好きだったりします
恵方(その年の「歳徳神」のいる方角)に向かって食べるから「恵方巻」になったみたいですね。
あまり,「豆撒き」と同程度のありがたみが感じられない不思議な風習です
この風習のルール(①南南東に向かって食べる。②喋らない。③頭に願い事を浮かべる。④目をつぶって食べる。⑤夜に食べる。)
のうち③以外は全て守られていませんでした…
さとさんは食べました?
なるほど、コンビニと海苔屋さんが、バレンタインデーみたいなことを目指して、色々と理屈を付けた画策をしていると言うことですね。もう少し、簡単にしないと普及しないような気がします。
母にこの話をしたら、家の近所のスーパーマーケットでは昨年は大量においてあったが、余程売れなかったようで、今年は全く無かったと言っていました。
こればかりは,売れるか売れないかはその風習を受け入れる人々にかかってきてしまいそうですね。
ちなみに職場の近所のコンビニでは,予約制受注生産っぽかったです。
私は、コンビニの広告を見て、今年は私もやってみようかなと思っているうちに節分は過ぎ去ってしまいました。関東人ですね~。(違)