↑平泉・無量光院跡(秀衡が建立した平等院風寺院の跡地です。)
前回,安宅の関を突破できた義経サマご一行。
今回始まったとたんにいきなり平泉に到着!?
ちょっと待った!
能登に流された前大納言平時忠との逸話は完全に無視ですか!?
時忠の娘を義経の妻にしたあの話も,ドラマでは全く無視で,番組終了後の義経紀行のみですか…残念
(ちなみに本ブログでの関連記事→「影の薄い大納言」)
気を取り直して,久々に登場の秀衡・高橋英樹さん!
何を隠そう私は高橋英樹のファンです…
桃太郎侍は言うまでもなく,三匹が斬るシリーズの「殿様」で見せた緩急自在の演技はたまりませんでした!
最近は「これだ!」という時代劇から離れていた英樹さん。
大河「義経」で久々の復活と聞いたときには激しく期待だったのですが,春くらいに初めて登場したときはなんだか爽やかすぎる秀衡で,ちょっと印象と異なりました。
しかし,今日の秀衡は,笑顔の一面と厳しさの一面をコントラスト豊かに使い分け,奥州藤原氏を率いる威厳さながらの演技を魅せてくれました。
「こんな秀衡の下であれば,義経も安心して平泉に逗留できるだろう」と感じさせる,見ている方も安心な高橋英樹さんの演技でした。
しかし,泰衡役の渡辺いっけいさん。
相変わらず,この手の役柄をやらせると右に出るものがいないくらい,自然な道化を演じてくれますね
見ているこっちまで,神経性胃炎にかかりそうなあのオドオドさもいっけい氏の独特の持ち味(笑)
その優柔不断さで次回のフィナーレをいかに演出するか見物です。
しかし義経ご一行は,継信,忠信の遺髪の入った箱や仏像なんかもずっと持ち歩いていたんですね。
気持ちとしてはわからないでもないですが,やたら大きな物に見えました。
静の笛は安宅の関で踏まれて置き去りにされたのに,よくも佐藤兄弟グッズは数々の災難の中で無事で済んだものです。
というより,継信の遺髪に限っては,知盛の霊が海で襲いかかってきて難破したとき,よくなくならなかったなあと感心。
どうやって保管されていたのでしょう?
次回いよいよ最終回60分スペシャル!
男たちは華々しく散っていくのか!?乞うご期待!!
(追伸)
萌ちゃんは,義経を追って平泉に来ないの?
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秀衡の器の大きさが存分に表されていたと思います。
泰衡を表すのに←この絵文字を皆さん使っていますね~!
ホントにオロオロぶりが素晴らしい渡辺いっけいさんです。
いろいろツッコンで来た大河もあと一回。
上手く感動させてくれればいいんですが・・
「三匹が斬る」は再放送して欲しいです。
ホントに北の王者!という演技ですよね。
泰衡、いい味出してますよね。
最終回が楽しみです。
今回の大河ドラマでは、萌ちゃんは扱いが酷いですよね。
義経最期の時には、萌ちゃんと娘も居ないとダメなのに…
やっぱりこれは万国共通認識なのでしょうか(笑)
ラスト1回。期待しましょう!
萌サマといい,忠時の娘といい,女性ネタもかなり割愛されていますね
次回,萌さまやってくるんでしょうか?
なんとか最終回を期待しましょう!
いよいよ次回は最終回ですね。どんな展開になるやら……。
わかっているのに、「秀衡、死なないで」と思ってしまいました・・・。
このタイミングで秀衡が死んでしまうのも、泰衡が4代目になるのも、
義経の運命だったんですね・・・。
高橋英樹さんも渡辺いっけいさんもさすがだなって思います。
でも、やっぱり秀衡は許せないです・・・(笑)
冒頭写真は,言うまでもなく先日の一関紀行の際の一枚です
やはり高橋英樹には,刀を持って大立ち回りをしてもらいたいですね。
実は桃太郎侍を直接見たことがない私…「ひとつ人世に生き血をすすり…」と口上を語るあの姿を再放送でもいいから見たいです!
確かにここで秀衡が死ななかったり,後継者が泰平でなく国衡(長嶋一茂)だったりしたら歴史は変わっていたかもしれませんね。
しかし,平泉での最後の数年間は,少なくとも義経にとっては最後の安息の時であったことも否めませんね。
平泉がなければ,おそらく義経はもっと早く亡き者にされていたでしょうに…