「グランドホテル」観劇後、疲れを癒すマッサージを受けて日生劇場に直行!遠征第2弾です。
「レ・ミゼラブル」のジョンケアード演出、世界初のミュージカルといわれるこの作品。期待大でした。
18世紀のロンドン、乞食たちが自分達の作った作品を上演したいと願っている。その熱意を感じ、老人が劇場で上演することを認めることから始まる・・・
主人公は、エネルギッシュで女性にモテモテの「追いはぎ」。彼を取り巻く追いはぎたち、すり、盗人、盗品買い取り屋とその女房と娘、娼婦たち、監獄の看守長、その娘・・・が展開するストーリー。
劇場に入るとすでに老人の金田龍之介が舞台上に。舞台脇・舞台上に座席がある今回セットを利用して観客も舞台づくりに参加、上演を見守るという感じでとても新鮮だった。(はぎおは舞台脇の席でした)盛り上がった直後の劇中劇でのカーテンコールのような演出も、思わず笑みがこぼれた。
でも、乞食たちの会話と上演中の舞台が交互にやってくるような息つく暇のないストーリー展開に追いつくのが精一杯で、完全に楽しめたかどうか・・・内容も喜劇なのに登場人物が泥棒やら追いはぎやらで、しかもモテモテ主人公がキスしまくり!!「レ・ミゼ」のように万人受けするかどうかは??
内野聖陽は最高デス!!唯一見たのは「モンテ・クリスト伯」。この時もエネルギッシュで華やかで良かった。ただ、ミュージカルはCDのみで「エリザベート」「レ・ミゼ」の歌はちょっとだけ怪しいと思ってた。でも役作りはさすがで、トートは歌唱抜群の山口祐一郎よりも好きだったりする。で、今回、歌は・・・とても良かった
余裕を持っていた気がする。そりゃもっと巧い人はいるけど、大体難しい曲の数々をこなしていた。違和感なし!赤のジャケットが良く似合う、生きることに貪欲でエネルギッシュで・・・かっこええです!
橋本さとしはミュージカルにもっと出てほしいと思った。やっぱ舞台の人です。劇作家の繊細さと劇中の泥棒?と巧く演じていた。歌も巧いし
高嶋政宏はクドイ!このくどさがいいんです。舞台栄えする顔と体格。存在感抜群。金のために貪欲でそのために娘も利用する・・・はまり役です。
その奥さん森久美子。歌唱力はさすが~。その娘で主人公にだまされる?女性、笹本玲奈は大健闘。今回見るまでピーターパンのイメージしかなかったんだけど、とても美形で歌が巧い。でもまだちょっと力入りすぎかな?
看守役の村井国夫。ジャベールを見ることができなかったんで、やっと今回念願かないました!!こちらも金に貪欲ないやらしいオヤジ。高嶋兄との駆け引きが抜群だった。歌巧いですねぇ。法律に忠実な刑事、元気いっぱいの娘を見守る優しい父・・ではなかったけれど、歌が聞けただけで満足
初日ということもあって奥様が観劇されてました。
その娘で、こちらも主人公にだまされる?女性、島田歌穂。妊娠するものの別の女性が・・・怒りがこみ上げるものの別れられず、手助けをする・・・どうしてもエポニーヌの印象が強いだけに、これは彼女の新しいはまり役の気がした。体の内側から自然にあふれ出る歌声。さすがです。
流れにあわせてスタンディングしながら、見終わった後ちょっとどうだったんだろう・・・って考えた。ミュージカルといいながら曲は難しすぎて印象に残らなかったし・・・
でも、今こうやって振り返ると、境遇はどうあれ、生きることにとても貪欲な登場人物やエネルギッシュなストーリーから元気をもらえた気がする。ミュージカルというより良く練り上げられた音楽劇といったところかな?
今度は正面から物語に集中して見てみたい。
片や高級ホテルのドラマで衣装もセットも高級感が漂い、片や乞食のドラマで衣装はボロボロ、セットは良くできていたものの古めかしい劇場。
でも、「前向きに生きる」という共通点があったことは偶然だった。
1日に2度、全く違う形態の舞台を見たのは贅沢の極みかしら
(すべて敬称略)
「レ・ミゼラブル」のジョンケアード演出、世界初のミュージカルといわれるこの作品。期待大でした。
18世紀のロンドン、乞食たちが自分達の作った作品を上演したいと願っている。その熱意を感じ、老人が劇場で上演することを認めることから始まる・・・
主人公は、エネルギッシュで女性にモテモテの「追いはぎ」。彼を取り巻く追いはぎたち、すり、盗人、盗品買い取り屋とその女房と娘、娼婦たち、監獄の看守長、その娘・・・が展開するストーリー。
劇場に入るとすでに老人の金田龍之介が舞台上に。舞台脇・舞台上に座席がある今回セットを利用して観客も舞台づくりに参加、上演を見守るという感じでとても新鮮だった。(はぎおは舞台脇の席でした)盛り上がった直後の劇中劇でのカーテンコールのような演出も、思わず笑みがこぼれた。
でも、乞食たちの会話と上演中の舞台が交互にやってくるような息つく暇のないストーリー展開に追いつくのが精一杯で、完全に楽しめたかどうか・・・内容も喜劇なのに登場人物が泥棒やら追いはぎやらで、しかもモテモテ主人公がキスしまくり!!「レ・ミゼ」のように万人受けするかどうかは??
内野聖陽は最高デス!!唯一見たのは「モンテ・クリスト伯」。この時もエネルギッシュで華やかで良かった。ただ、ミュージカルはCDのみで「エリザベート」「レ・ミゼ」の歌はちょっとだけ怪しいと思ってた。でも役作りはさすがで、トートは歌唱抜群の山口祐一郎よりも好きだったりする。で、今回、歌は・・・とても良かった


橋本さとしはミュージカルにもっと出てほしいと思った。やっぱ舞台の人です。劇作家の繊細さと劇中の泥棒?と巧く演じていた。歌も巧いし

高嶋政宏はクドイ!このくどさがいいんです。舞台栄えする顔と体格。存在感抜群。金のために貪欲でそのために娘も利用する・・・はまり役です。
その奥さん森久美子。歌唱力はさすが~。その娘で主人公にだまされる?女性、笹本玲奈は大健闘。今回見るまでピーターパンのイメージしかなかったんだけど、とても美形で歌が巧い。でもまだちょっと力入りすぎかな?
看守役の村井国夫。ジャベールを見ることができなかったんで、やっと今回念願かないました!!こちらも金に貪欲ないやらしいオヤジ。高嶋兄との駆け引きが抜群だった。歌巧いですねぇ。法律に忠実な刑事、元気いっぱいの娘を見守る優しい父・・ではなかったけれど、歌が聞けただけで満足

その娘で、こちらも主人公にだまされる?女性、島田歌穂。妊娠するものの別の女性が・・・怒りがこみ上げるものの別れられず、手助けをする・・・どうしてもエポニーヌの印象が強いだけに、これは彼女の新しいはまり役の気がした。体の内側から自然にあふれ出る歌声。さすがです。
流れにあわせてスタンディングしながら、見終わった後ちょっとどうだったんだろう・・・って考えた。ミュージカルといいながら曲は難しすぎて印象に残らなかったし・・・
でも、今こうやって振り返ると、境遇はどうあれ、生きることにとても貪欲な登場人物やエネルギッシュなストーリーから元気をもらえた気がする。ミュージカルというより良く練り上げられた音楽劇といったところかな?
今度は正面から物語に集中して見てみたい。
片や高級ホテルのドラマで衣装もセットも高級感が漂い、片や乞食のドラマで衣装はボロボロ、セットは良くできていたものの古めかしい劇場。
でも、「前向きに生きる」という共通点があったことは偶然だった。
1日に2度、全く違う形態の舞台を見たのは贅沢の極みかしら

(すべて敬称略)

先日は私のブログにコメント残していただいて、ありがとうございました♪
グランドホテルとベガーズオペラを1日で堪能されたのですね~。
私も併せて観たいと思ったのですが、
ちょうどグランドホテル楽翌日にベガーズ遠征なので、
高級ホテルを堪能できないのは残念です。
その分、はぎおさんの感想で楽しませていただきました
ベガーズは観る所満載だそうで、しっかり観てこようと思います!
ではでは、お邪魔しました♪
観劇されたら感想を教えてください。
またサイトに遊びに行きますね。
これからもよろしくお願いいたします
あの舞台は、見れば見るほど面白さがわかるんでしょうね。
「グランド~」では、アンサンブルの弱さを感じてしまったので、パワフルなベガーズ達が何だか嬉しくって。
その印象が大きくなってしまいました。
はぎおさんは、1日でハシゴされたんですね!
お疲れ様でした。
(@@;
でも、ちょっと“贅沢な一日”ですよね♪
(*^^*)
贅沢な、元気をもらえた1日でしたが、さすがに疲れました(笑)
パワフルな舞台には、見る側も体調を整えてないといけませんね。
遅くなりましたがこちらの項にTBさせていただきました。
よろしくお願いいたします。
10数台のカメラで撮影されたという舞台、自分で見たときよりも入り込んで見れそうです。