あきさんの旅写真

海外旅行をした記憶のために撮った写真を、出来事と一緒に残しました。

時の廻間

2018年01月31日 | モンサンミッシェル時の色
この写真の部屋は、『食堂』です。
この時は、真ん中に白い布のしかれたテーブルに大きな砂時計が置かれていました。

教会のライトアップの光が部屋の中に差し込んでいて、絵になる光でした。
通常、昼間にこのような写真は撮れないと思います。
ここも人が多く見学されていますし、この部屋を通って次に進むことができるからです。

ノクターンツァーを是非・・・!


少しずつ再開します。

2017年11月13日 | モンサンミッシェル時の色
昨年暮れから5階の入退院を繰り返し、現在は無事人並みの生活ができるようになりました。
更新もサボったままで、これからは少しずつでも行います。


この教会への訪問で一番いい時期はいつだろうと考える方も見えると思います。
僕は、7月中旬からの1か月間が一番いいと思いますし、僕がまた行こうと考えてもこの時期にすると思います。

なぜ?
それは、いつもは5時で閉館ですが、この時期の1か月間のみ「5時からの入場が可能になるのです」。
これは非常に魅力で、まず、人が極端に少ない。
3か所で楽器のソロ演奏が行われる。
昼間と違うコース設定になる。
この時期の日没は9時過ぎで、西の広場からの素晴らしい夕景が見られる。

昼間と同じ入場料を再度払う必要がありますが、その価値は充分です。
また、島で泊まっていないと少し無理があるかもしれません。
12時頃まで教会内部でウロウロできます。
と云うか、マッタリと時を過ごせます。

そんな時を過ごしたボクの写真をアップしていきます。

教会は閉まっていた。

2017年04月03日 | モンサンミッシェル時の色
暮れから入院していしまい、ずいぶんと更新できずにいました。


荷物を置きそそくさと部屋を出る。
まずは教会へ。
傘はない。
石畳の道に雨が少し溜まってきた。
それをよけながら階段へと

少しの欧米人がウロウロしている。
もう閉まっちゃたのかな?
閉まったと思いながらも階段を急いだ。
もう少しで入口というところで赤い傘の女性が階段を下りてくる。
あの方はきっとここの従業員だろうな~?
雨の日暮れの暗い教会のアーチの下を一人降りてくる。
写真に撮った。
教会の行けるところまで行って戻って周囲を歩いた。

雨が幸いし濡れた石の建築を含めたスナップを楽しんだ。
が、こっちも少しずつ濡れてくる。

食事をしておかないと今夜の糧を食べ損ねてしまう。
先ほどの食堂に行き定食をオーダーした。
客は誰もいない。
6月初頭のウィークディーだからなの?
晩ごはんを待つうちに数人の旅行者が入ってきた。
何やら大きな声で、店員に話し込んでいる。
そのうち、テーブルを囲んで座りだした。
そして、二人ずれが来てようやく食堂らしくなってきた。

6月のノルマンディー夜降る雨は結構人恋しくさせる。
食堂に人が増えることに暖かさを感じた。
そんなにおいしくない食事でも。



遅かったなぁ

2017年01月06日 | モンサンミッシェル時の色
この当時(2014年)、教会への道を橋にする工事が行われていて、バスは島まで行かない。
手前のホテルやレストランのあるところより、もっと手前にバスターミナルができていた。
レンネからのバスはそこに入って行く。
ここで、シャトルバスに乗り換える。
フリーなのだ。

バスターミナルを出たシャトルバスは、ひとつめの停留所レストランの前に止まる。
彼女はここで降りた。

そこから島までノンストップ。
当たり前だ、何にもない。
歩くと25分くらいかかるがわずかな時間で島まで運んでくれた。
5月下旬の17時ごろ、日は長いのだろうが空から雨が少しづつ落ちてきて、風も強く若干肌寒い。

バスを降りて、1本道にある郵便局の隣にある階段をすこし登る。
右手のドアを開け中に入る。
「チャオ、予約のあきおだ」
「シッ、今日のあんたの部屋は、ここを出て・・・・・左に曲がって登ったところの建物よ」
「鍵と地図よ」
「了解!」

そぼ降る雨の中を傘も差さずに歩く。

5時を過ぎた通りを歩くが人が少ない。
普段この通りは人でごった返す。

晩ごはん食べられるかな?
一瞬不安感がよぎった。
部屋のある建物に行く途中のレストランで
「何時まで?」
「んっ、リザーブかい?」
「ノン」
「7時だよ」
「OK!」

時代がかった通路を登るとその建物はあった。
部屋はよかった。
タイの旅行業者のサイトで取った部屋だ。
日本の業者より3割ほど安かったので利用してみた。
物価の安いタイのレートがベースだからと安かった。











レンネ駅に3時間

2017年01月04日 | モンサンミッシェル時の色
失敗から3時間をレンネの駅で過ごす。
駅の外に行こうという気もなくダラダラと。

この駅は新しくて、きれいで明るい。
2階に切符売り場もあり、ホームに降りる階段を中心に廻れるようになっている。
その廻られる2階は食べ物屋さんが連なっている。
昼食は澄ませたばっかし。
そうだ帰りの切符を買っておこう。

1泊だから昼ごろ向こうを出よう。そして、レンネでまた昼を食べて帰ると15時ごろの新幹線か。

カウンターで「明日のパリ行きを1枚」
「この電車」

昼下がりの駅というのは暇なものだ。
チップスの売店のおばさんが何度かこっちを見る。
訝しんでるのかな?

バスターミナルに行ってみよう~~っ。

ここも閑散として暇なんだ。モンパルナスの駅と同じように時間が近づかないと何の案内もない。
暇だ!

15分くらい前になって、『5番乗り場だよ~』っと放送が入る。
それと切符売り場に案内も出る。
乗り場には日本の女の子がいた。
彼女とは通路を隔てて隣同士に座る。
約1時間半のバス旅。何を話したのか記憶にないが、彼女は一人旅で初めてモンサンミッシェルに来たそうだ。僕のことだから、きっと知ってる限りのことを話したんだと思う。
バスは田舎道を軽快に飛ばします。

レンネでの失敗

2016年12月19日 | モンサンミッシェル時の色
時々電光掲示板をチェックする。
自分の乗る列車への案内を確認する。
電光掲示板に出るまでは列車には入れない。

10時、電光掲示板を確認した。
 4番ホーム10時15分 レンネ行
道路の谷間というか、壁の間というか無機質な壁の駅を出ると、直に田園風景の中を列車は走る。

明るいレンネの駅に着いた。

今回は、バスターミナルがどこにあるか知っている。
時間が来たら行けばいい。
バスの切符もすぐに買える。
そして、前回はこのバスターミナルがわからず、一生懸命探した経緯がある。
その探す時間の余裕がある。
だからランチに行こう。

駅前を広い通りに沿ってほんの少しだけ歩いた。
ステーキの旨そうな小ぎれいなレストランが有りそこに入る。
ほぼ満席のレストラン。
華奢なスチール製の小さなテーブルに着いた。通りが見える。
パリにいるときはあまり旨いものを食べていないが、こういう小さな町では選ぶことができる。
身近なのだろうか。
美味しくいただけた。

バスターミナルに行った。
『モンサンミッシェル・1枚』
買ったが、バスは出たあとだった。
『え~っ、4時まで無いの?』

3時間ほどある。
感覚で動いた洗礼だ。

レンネへ

2016年11月20日 | モンサンミッシェル時の色
僕が今日行くところは、ここからレンネまで新幹線で約2時間。
そして、レンネからバスで1時間半くらいの旅になる。
世界遺産の『モンサンミッシェル』に行こうとしている。

3年ほど前になるが1度行っている。
僕が好きだった写真家マイケルケンナの撮った『モンサンミッシェル』の
写真を9枚見ている。
それもあってい行った。

というのは初めてパリに行ったとき、モンサンミッシェルではなく
ベルギーの方に行こうとしていた。
それをカミさんが「絶対モンサンミッシェル」と言い張るので
「行ってみるか」という気になったことと、先の次第である。
だけど旅はカミさんは行かないボクの一人旅なのだ。

僕が3年前に撮った写真は、写真を初めて1~2年目のころのもので、
この旅に出るころの目で見るといろいろと欠点もある。
この時の旅の写真だけでは写真展には枚数が不足するので、
ヴェネチアに行くのに乗じてモンサンミッシェルに行こうと決めた。

そして、僕はここに居る。









モンパルナス駅にて

2016年11月13日 | モンサンミッシェル時の色
モンパルナスの駅はいつもながら武装警官のパトロールに出会う。
初めは何かあったのかと訝しんだが、日常的だとすぐわかった。
みんなが気にしていないからだ。
ISのテロが起きる2年前のこと。

モンパルナスは始発駅のため、いくつかあるホームはすべて行止りのホームで、そのホームの入りはじめに黄色いボックスの切符チェック機械がある。
ここで日付印を押さないと乗車後検札時に罰金の徴収が有る。(車掌のチェックが入ればだが)
でも、今思えば自分がこれをやったかどうか思い出せない。
乗車の段階になるとつい日本の感覚で乗っているかも。
それで思い出せないのかな?

通勤者はこの駅から市街へ向かう人が多かった。
だから駅には旅行者が目立った。
皆それぞれである。


モンパルナスの駅というのは結構探検ができた。
駅に入って左手の方に鉄製の階段があって、そこを登るとホームの屋根に出る。
その屋根は、木が植わっていたり駅舎の上階に入れたり、日差しに当たりながらボーっとできるのだ。
階段を半分ほど降りれば、駅行く人やベンチで時間待ちしている人を俯瞰できる。
楽しい時間つぶしを発見した。








モンパルナスから小さな旅へ

2016年10月25日 | モンサンミッシェル時の色
地下鉄でモンパルナスの駅に向かった。
なぜか地下鉄から、モンパルナスの駅までとても多く歩く。
以前が地下トンネルを面白くもなく歩いたが、今朝は少し汚い地上を歩いた。
この方が空気が良いし、方向感覚が合ってくる。

そして、朝の通勤者たちに混ざって急ぎ足で歩いた。
10時の列車なので急ぐ必要はないのだが。

オープンな2階に上がって至る所にあるボックス形態の売店で朝食を買った。
やはり、サンドウィッチ。
日本の食パンのサンドと違い、柔らかめのフランスパンにレタスやベーコン・ツナなどを挟んであるもので、噛みついて食いちぎる感覚で食べる。

相棒はコーラである。

ヴェネチアではカプチーノを多用したが、ここパリではコーラになってしまう。
それは、世界標準のコーラが一番うまいからだと思う。
うーん!パリのコーヒーは旨いよ。
でも、このサンドウィッチにはここのコーヒーは合わないかも。
ここのコーヒーはコーヒーを楽しむために呑める旨さがあって、ツナサンドの相棒として飲むものではない。