あきさんの旅写真

海外旅行をした記憶のために撮った写真を、出来事と一緒に残しました。

もう一つのガラス屋さん

2015年11月30日 | ヴェネチアの旅2014
退屈な島だ。

大木亜ガラス工芸のある広場を通り抜け広い運河のほとりに出る。
誰かがどこかで云っていた。
「冬のハワイと夏のイタリアには行くものではない」と。
良くわかる。
暑いだけである。ここは!

訥々と歩きと運河沿いにガラス工場があって、入口で工場の人が立ち話をしている。
「見て行け、ディスカウントOK」

塀に囲まれた工場の入口には小さな庭がある。
さっきの工房とは違い、買いやすそうなものが並べられていた。

ここで、土産を買うことになってしまった。

「港はどこ?」
「運河沿いに右に行け、5分だ」

あった。
ブラーノ島行と、本島に戻るのがある。
ブラーノ島に行こう。

ガラス工芸

2015年11月12日 | ヴェネチアの旅2014
少し休んでまた暑い日差しの中をトツトツと歩く。
ガラス製品の工場の路地が有り行ってみる。
裏庭から入れた。
不法侵入かも?

ガラスを拭いている工場を見たかった。

女性がいる。
「チャオ」
「チャオ、ジャポン?」
「シッ」
「見てっていいよ」
モデルルームを案内してくれた。
「こんな立派なでかいものは俺は買えないよ」
「見るだけでいいよ」
床も透明なガラスで出来ており、その下にもサンプルがある。
いろいろ見ながら進んで来たら表通りに出てしまった。
「グラッチェ・チャオ」

暑いなー!

建物の通路がトンネルになった食堂を見つけた。
入った。
何と涼しいことか。
「ピザ・コーラ」
小さな店舗がいくつか入ってファーストフードを売っている。
少し生きかえった。
ケルンのこんなところでは寿司屋(ベトナム人)があったが、ここはオールイタリアン。

いいね!


ムラーノ島に行ってみた。

2015年11月06日 | ヴェネチアの旅2014
駅の前はいろいろなところに行く船が出ている。

右回り、左回り、リド島、少ししか泊らない快速船、ムラーノ島など。

「そうだ!今日はムラーノ島に行ってみよう。」
この島は、ガラス細工で有名な島だ。

駅の前を左に出た船は、最初の水路を左に折れ、少し雰囲気の違う水路を行く。
この雰囲気とは、今までの所よりも少し下町の感がする。

5分も行っただろうか、広い海に出た。
島伝いに右に行き一度停船所に寄った。
停船所の名前はわからないが、この停船所は知っていた。
ムラーノ島にはここから行くのだと云うことを。
これで土地勘のジグソーが嵌った。

ムラーノ島には2つの停船所があるようだ、初めの乗り場に来ても降りる人が少ない。
でもここで下船した。
何と暑い日であろうか。
海風もなく蒸し暑い。
容赦ない日差しの中をトツトツ(訥々)と歩く。
運河の両サイドに道が有り、ほとんどがガラス製品の土産物屋さんだ。
涼を求めて入るが買う気もなくすぐに出た。

程よく歩くと工場の塀が続く路地があった。
その路地を入ると小さな木立の広場があって、土地の人だろうか2組のお年寄りがベンチに座っていた。
「チャオ!」
「ちゃお!」
「暑いね~」と日本語とジェスチャー。
「アツイー」とジェスチャー。

ここでしばらく休憩だった。鳩の水浴びを見ながら。